2018/06/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」に燐さんが現れました。
■燐 > 平民地区を縦横に貫く大通り、ギルドや数々の店が並ぶその交差点に広場ともいうべき大きな空間がある。
昼は露天商や行商外が地べたに店を構え観光客が買い物を楽しむそこは、夜になるとまた違う一面を覗かせる。煌々と篝火が焚かれ、道端には酒樽を用意した露店が良い匂いを辺りへ漂わせる。
市民や冒険者の憩いの場であるそこに燐もまた誘われるようにフラフラと足を運んだ。
「まぁこればっかりは性さね…さて…」
■燐 > チラリと目に止まったのは露店の柱に貼り出された一枚の紙。
赤文字で雑に殴り書きされた「本日のオススメ」という力強いワードの魔力に当てられて足は自ずとその店の方は向いた。
「こんばんは店主さん、ちょっと聞きたいのだがこれは…」
話を聞けばどうやら街道付近ででた魔物の肉らしい。王都近くに現れることは珍しく、生肉で流通することはメッタにない、という事。それを聞いてしまえば店主の話が終わる前に決意が固まってしまった。
「なるほどね…じゃあ店主さん、これ一皿大盛とワインを1つくれるかね?」
そうまくし立てながらスルリと椅子は腰を下ろし
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」から燐さんが去りました。