2018/06/03 のログ
ご案内:「平民地区/」にグラスシエルさんが現れました。
ご案内:「平民地区/」からグラスシエルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 公園」にグラスシエルさんが現れました。
グラスシエル > いつもの夜、いつもの公園
平民地区の外れにある小さな公園である。敷き詰められた石畳と、植え込み、ベンチがいくつかの簡素な公園。
そこのベンチでよく寝てる少年は、苛立つような顔で石畳、というか、この公園の住民の野良猫を睨んでた。
この公園を根城にしてる、いわばボス猫だ。真っ黒な野良は、少年から干肉を貰っては、適当に少年の傍で寝たりしてる。
少年からしたら、知らない間柄ではない――が、今日はその後ろに3頭の仔猫がくっついてた

「…お前のガキか?」

ボス猫は、にゃあ、と、少年の問いかけに鳴く。仔猫3頭は少年の軍靴に顔を近づけたり、離したりしてる。はぁ、とため息を吐いて

「俺はてめーの飼い主でも保護者でもねーんだが…」

愚痴りながら、干肉を齧ってちぎる。千切ったのを野良猫に投げ、軽く噛んで柔らかくしたのを仔猫に近づける
仔猫達も、干肉に興味をもったのか群がって、咥えてみてはガジガジと
さて、今後はもってくる干肉を増やすべきかどうか…
そんな事を考えながら、ベンチに座る

グラスシエル > ニャー、ニャーニャーニャー

「――だあああああああうっせえええええ!!」

仔猫は食べ盛り、もっとくれと少年に鳴く。親の方はのんきに毛づくろいしてる。キレたように怒鳴る少年。ばさりと翼を広げる

「うっせー!!今缶詰かってくっからまってろ」

――なんだかんだで甘いのである。少年は空へと飛び立つ。仔猫に猫餌を買いに

ご案内:「王都マグメール 平民地区 公園」からグラスシエルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にイグナスさんが現れました。
イグナス > 今日もたっぷり戦って、冒険して、お宝を見つけた。
――そういうわけでその後の酒場。
必要なのは大量の肉と飯と酒と女と法螺話と――…

挙げ始めりゃあキリがない。
とりあえずテーブルに置かれたのはなみなみと酒の注がれたジョッキだ。
ひとまず、なにはともあれ。

「お酒じゃー、お酒様じゃー。」

騒いで、ぐび、ごく、ごくごく…ン。大量のそれを一気に、喉奥へと押し込んだ。
ぷはあ、と息を吐いて。

「んー………、安酒の味だァ。」

それもまた醍醐味とでもいうように。くくくと楽しそうに笑った。