2018/05/31 のログ
グラスシエル > いつしか、静かな公園に寝息。どうやら少年はベンチで眠ってしまったらしい。寝てるのを確認すると、先程の野良猫がすたすたと寄ってきて、胸にひょいっとのっかる。そして、くるんと身体を丸めて
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からグラスシエルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > 路地裏で受けたキズを治療してもらうのに、少し時間をずらしてやってきた治療院。
時間も時間で閉まる直前だったので簡単な治療を受けて追い出された。
雑ではないがキズがズキズキ痛む。

「くっそー…」

苛立ちは募るばかり。
背中を丸めて悪い目つきをいつもよりも釣り上げて歩いていく。
厄日というかなんというか。

ブレイド > 「やーってらんねぇ…」

医者いわく今日のところは酒はやめろだそうだ。
公園にむかってスタスタと歩く。
甘いものだ。クレープだ。生クリームだ。砂糖だ。
このストレスをどうにかするにはそれしかない。
今は夕刻。女性客も減った頃だろう。
今がチャンスだ。
頬に絆創膏、腕に包帯、目付きの悪い冒険者がクレープを買うには今しかない。

ブレイド > 「……………」

なかった。
屋台はなかった。
クレープはなかった。
甘味はなかった。
すでに公園には人っ子一人いなかった。
そりゃそうだ。もう夜だ。メシ時だ。

「う、が…ぐあぁぁぁぁぁぁ!!」

地団駄を踏む…がキズが痛む

「ああっ!もうっ!ちっくしょーーー!!」

ブレイド > 「帰るか…」

帰る?このキズで?
まて、落ち着け。
帰ってもしルナシイがいたらどうなる?
裏路地のチンピラを始末してきてもおかしくない。
まぁあれらが死のうが生きようがどうでもいいが、それをルナシイがやるのはあまり気分がよろしくない。
むしろ過剰に心配させてしまいそうだ。

かと言って…どう見てもワケありっぽいこの格好で平民地区の宿とかって泊めてくれるのだろうか?

「公園…」

雨の様子は…無い。
別に気温もそれほどでもない。
………野宿?

ブレイド > 「はぁ……」

もういい、どうでもいい。
今日は野宿でもいい。
ちょうどベンチも空いてるし。
ごろりと横になってふてくされたように。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からブレイドさんが去りました。