2018/05/16 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にブレイドさんが現れました。
■ブレイド > 夜の闇のなか、魔法光に照らされたベンチに座った少年。
手に持っているのは薄いパンケーキのようなもので、バナナやらクリームやらチョコレートやら
甘いものをこれでもかと包んだ食べ物。
実は昼ごろから気になっていたのだが、周囲がなんか女性ばっかりで近寄りづらく
人波がひいた今、ようやく購入できたというわけだ。
「へへへ…」
待ったかいあって喜びもひとしお。
甘そうでうまそうだ。
早速一口かじりついてみよう。特にクリームとチョコのかかってるあたり。
一口目は最高の味を噛み締めたい。
■ブレイド > はむっ、と一口。
あまあまうまうま。
思わず目を細めてしまうし、頬も緩んでしまう。
もぐもぐと咀嚼するたびに甘さを噛みしめるようで…幸せをかんじる。
だが、次の一口も油断できない。なんとつぎからは、バナナが参入するのだ!
この甘さの中に、バナナ!これは濃厚なコラボレーションが期待できる。
「ふへー」
ひとまず口の中を空にする。
ミルクでリセットして、濃厚甘味のトリプルアタックにそなえる。
呼吸を整えて…いざ、まいる。
■ブレイド > バナナの含まれるゾーン。
気持ち大きめに口を開けて、一気にかぶりつく。
「…!?」
甘い。強烈な甘さ。そして、濃さ。
純粋なミルキーな甘みを脳内に直接ぶつけられているような。
しかしそればかりではなく、チョコレート。
彼らのほろ苦い風味の聞いた甘さがそれらを引き立てる。
甘さで甘さを引き立てるとは…言わずもかな、クリームとバナナの相性はバッチリ。
一言でいえばそう。
「うまっ…」
真顔で唸ってしまった。
これは美味い。
■ブレイド > 「なんだよ…天才かよ…」
屋台のねーちゃんは天才だった説。
とにかく美味い。
自分が買いに行ったとき、微妙な表情をされたことも、今なら許せる。
もう一口、いや、じっくりと味わうべきか。
今は余韻を楽しみながらこの天才的甘味に身を委ねていたい。
じっくりたっぷり味わい尽くして一息ついたところで、ようやく次の一口にうつる。
また買おう、そうしよう。