2018/05/03 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にミケ・ファムトさんが現れました。
ミケ・ファムト > 仕事帰り。
昼は騎士団で汗をかき、夜は酒場で。
今日のシフトが終わり、空いた時間。

なんとなく落ち着かず、少年は町の外へと出た。
流石に時間も時間で人通りは少ない。

ミケ・ファムト > たまには走りこんだり、筋トレ以外でも街を散歩するのも良いなぁとかほんわか考えながら、少年はトコトコと歩く。

夜の街に吹く風はまだ涼しく心地よく少年の肌を撫でる。
日々の忙しく動き回っている自分にとってはゆっくり歩く光景もどこか新鮮に感じる。

ミケ・ファムト > 「もう少ししたら熱い時期が来るのかぁ… 気をつけないと筋肉が着く前に痩せてっちゃうんだよな…」

暑いときの訓練を思い浮かべるとはぁっとため息を漏らし、のんびりと歩みを続ける。

今日は何処まで行こうか…そんな事を考えながら。

ミケ・ファムト > そして、そのまま夜の街へと消えていく。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からミケ・ファムトさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にシンシアさんが現れました。
シンシア > お仕事帰りの寄り道と…公園に足をむけた。
近くでアイスティをテイクアウトして、整備された噴水のそばのベンチに座る。

無意識にため息をついて、陽が最近は長くなったから夕方でも周囲は明るくて…。
隣に置いたアイスティ、手足を思いっきり伸ばして、力を抜く

「んー…、つかれた」

今日のお仕事は、お店の売り子だったから、愛想よく笑顔で対応してたけど…
さすがに、ずっとは…気も張ってたから
シロップを入れた甘いアイスティのストローに口をつけて

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にノーガルトさんが現れました。
ノーガルト > (仕事もないと来たら、やることは2択だった。
家にいるか、それとも教会へミサを聞きに行くか。

今回、ノーガルトが選んだのはミサだった。
最近は参加していなかったし、たまにはいいかと思い教会に足を踏み入れた。
聖歌隊の賛歌を聞き、神父の神の言葉を聞き。
ゆっくりと時間を過ごしている間、ノーガルトは何も考えなくて済む。
信仰者であるノーガルトにしたら、神の御前にいること自体が、新興の表れなのだ。

その帰り道、公園のそばを横切ったところで。
珍しい人物がそこにいるのを見つけた。)

「シンシア、どうしたんだ?」

(確か、彼女は今日はどこかで店番をしているという話を聞いていた。
その彼女が、ここにいるということはすでに仕事は終わったということか。

ひらりと、右手を振りながら近づく。
もはや知っている以上の中になっている彼女に、遠慮など何一つなかった。)

シンシア > 伸びて…脱力して、一息ついてたとこに声がかかる

よく知ってる声に視線を向けると嬉しそうに微笑んで
手をもちあげてかるく振り返す

「あ、ノルー、早めに終わったから…ちょっと一息ついてたとこ
 思ったより早く売り切れちゃって…売るものなくなっちゃった」

売り切ったから仕事も早く終わっただけ
まだ娘を迎えにいくまで、時間もあったから珍しく一人で過ごしてただけで

「ノルちょっとまってて」

公園のワゴンでは飲み物が売られてて、彼用のアイスコーヒーを買ってきて
座りながら差し出した

ノーガルト > 「評判だったみたいだな…何よりじゃないか。」

(なるほど、随分と帰りが早いと思ったらそういうことだったか。
まだ店番をしているだろうからと、少し様子を見に前に行ったのだが既に店が閉まっていた。
何かあったのだろうかと少し気になっていたが、単純に仕事が早く片付いただけのようだ。

アイスコーヒーを受け取り、ノーガルトもベンチに座った。
まだ日も沈み切っていない、涼しくはあるけれども太陽の下は暑さを感じる。
だけど、まあゆっくりとするつもりだったからこそ。)

「すまんな、気を使わせて。」

シンシア > 「うん、よかった。疲れたけど、早く終われたしね」

アイスコーヒーを渡し、隣に座るとストローにちゅーっと口をつけて
時々人が通るけど、聞こえるのは噴水の水音くらい
静かな公園でニコニコして過ごす

「ふふ、久しぶりね、こーゆうのデートみたい」

ちょっと嬉しくなる、久しぶりの2人きりで少し時間だけど
心置きなく過ごせるのは

ノーガルト > (ノーガルトは、甘いものを好まない。
砂糖も何も入れず、ブラックコーヒーに口を付ける。

この時間だと、時折家族連れが歩いている程度だけど人はまばら。
久しぶりに二人で静かな時を過ごしているのは、なんだか恥ずかしさが先に来る。
一緒に暮らしているとはいえ…、二人きりになれるときは、今はそう多くはなかったから。)

「まあ……最近はリホープもいたし…な。」

(少しだけ、会話もたどたどしくなってしまう。
ひさしぶりのデート、久しぶりすぎて恥ずかしさが先に来てしまう。)

シンシア > 大きな彼の隣で、先ほどまでの疲れに体を伸ばしてたのに
今はご機嫌でにこにこしっぱなし

家でもいい父親をしてくれてるけど
外では、人目を気にしてあまり親しそうにはしてくれないから
隣で冷たい飲み物を一緒に飲んでるだけで嬉しくなってしまう
遠慮ぎみに、ちょっとだけ座りなおして近づいてみる
わずかに体が触れるくらいのとこ

「ね、お迎えまで、もう少し時間あるし
 買い物一緒にいかない?」

本当は娘を迎えにいって買い物をしょうと考えてたけど
今時間あるなら2人で買い物して、2人で迎えにいったら
娘は、すごく喜ぶと思ったから

ノーガルト > (冒険者としてのノーガルトは、常に口数が少ない。
表情も硬く、仕事に熱心であまり人に笑顔を向けない。
一人でいる事も多いので、パーティなどにはくみしていなかった。

そんなノーガルトが、唯一親しげにするのがシンシアだけだった。
下重、といっても口数が多くなるだけだが。)

「ん…そうだな…。」

(ふと、空を見上げる。
まだ迎えに行くには日も高いし、時間はある。
そのまま買い物だけでは…とも思う。
たまには、二人でどこかへ軽食を食べに行くのも悪くはないかもと考えた。

せっかくのデートだ、恥ずかしさはあれどもサービスくらいはしても罰は当たらないだろう。)

「じゃあ、買い物が終わって時間があったら、少し喫茶店にでも行くか?」

シンシア > ちらっと隣を見てると、何か高いとこを見て考え事してる横顔
どうしたのかと気にしてると

「ぇ、いいの?」

予想外の誘いに、一瞬驚いて青い瞳を瞬かせた
すぐに嬉しくて微笑みを浮かべ

「嬉しい、いきたい」

彼なりに気遣ってくれたのだろう、家なら抱き着いたり凭れかかったりするけど
一応外だし、公園だし、と…少し我慢するけど、ベンチに座ってるままの足は無意識に揺れてて

ノーガルト > 「まあ、たまにはな。リホープも預けているし。」

(少しくらい遅れても、別に構わないだろう。
シンシアに似てさみしがりの我が子だけれども、両親が一緒にいる。
それならすぐに迎えに来てくれるだろうと、わかってくれるだろう。

コーヒーを飲み終え、カップをすぐそばにあったくず籠の中に投げ入れる。
ゆっくりと、その巨体をベンチから持ち上げると、右手を差し出した。

これも一種の進歩だろう。
手をつなぐくらいならば、いつの間にか平気になっていた。)

「じゃあ、急がないとな。買うものは決まってるのか?」

シンシア > 「はい」

残り少しを飲み終えると、彼の入れたゴミ箱に自分のも入れる
差し出された手を嬉しそうに重ねてつなぐ

「お野菜は家のがあるから、牛乳と卵とチーズとかかな」

妊婦の頃から外でも、転ばないようにと、腕を組んだり手をつないだりはしてくれてたけど
こういう、不意な時に外でされると嬉しくなるばかり

手をつないで立ち上がりながら、家に残り少ないもの、必要なものを
彼に伝えて公園から出ていく、

ノーガルト > (ただし、できるのはここまでだけだった。
家の中ではない場所では、手をつなぐことすらもあまりしない。
こうして、右手を差し出すのもつい最近になってからだった。

妊婦の時こそ、決して転ばないように。
細心の注意を払っていたものの、今はそんな心配もない。
なので、手をつなぐこと自体がまれになっていた。)

「よし、じゃあいくか。」

(公園を後にする二人は、昔と変わらない姿だろう。
冒険者でもあり、父親でもあるノーガルトの姿を知るものは、少ない…。)

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からノーガルトさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からシンシアさんが去りました。