2018/04/22 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にザールさんが現れました。
ザール > 平民地区をいつものようにぶらぶらと歩く男。
露天にならぶリンゴのような物を一つ買うと、スーツから懐紙を取り出し表面を拭きしゃくりと一口かじりながら再び歩きはじめる。
「んむ。 中々に旨いな。」

ザール > どうせなら美人の悲鳴やら悪人に絡まれてる美女でも拾えないものかとろくでもないことを考えながら、人ごみの中をぶらぶらと歩く男。
高い身長故、頭一つ、二つ飛び出た男。

鋭い目つきで前を見やれば人は自然と男を避けていく。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にヴィルヘルミーナさんが現れました。
ヴィルヘルミーナ > 高い身長の男にぶつかる小柄の鉄兜。

「いってえなあ…。 どこ見て歩いてんだ。」

男の眼の高さよりも下から声がする。
視線を下げれば、プリプリと怒っている鉄兜が見えるかもしれない。

ちなみに鉄兜を被った小柄な蛮族は鼻をぶつけたようだ。
両手で鼻を摩り、目に涙を浮かべている。

ザール > しゃくしゃくとリンゴをかじりながらぶらぶらと街を歩く男。
歩いてもなかなか棒にも箸にも引っかからない。

そんなことを思いながら歩いていれば、自身の胸にぶつかる女。

「あぁ 小さくて見えなかった。逆に、俺みたいな身長の男が目に入らないお前さんは鼻を心配する前に目を心配した方がいいんじゃないか?」

ぷりぷり起こるさまが面白くついついからかってしまう男。

ヴィルヘルミーナ > 「あぁ!?」

鉄兜は鼻から手を離し、怒りを露わにする。

「てめえ、ぶつかっておいてその言いぐさはなんだ。」

男の言い分も尤もだが、謝りもしない態度に蛮族の短気っぷりが発動する。

「お前こそ、ウドの大木だろうが。
もう少し周りに気を配れ。」