2018/04/20 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/繁華街」にルミエラさんが現れました。
ルミエラ > 「本当にあれだね……」

何故か連日して繁華街の巡視に送り出されて溜息を吐く。
元々置き引きやそう言うのが多かったらしく、自分が回った時にその被害がなかったと言う事でもう一度駆り出されて。

「面倒ごとを押し付けられたよ…」

本当なら好きな本に囲まれた仕事か家で休めたはず。
それを不意にされたことに機嫌悪く繁華街を警邏して歩く。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/繁華街」にゲス・アンフェア―ズさんが現れました。
ゲス・アンフェア―ズ > 前回は置き引きで酷い目にあった。ならば今回は別の方法でもうけを出そうと繁華街へ来ていた。
もしも騎士に見られても見とがめられにくい、人が多い所ならではの犯罪。

「いったぁ。あぁ、大丈夫ですか?」

本を読んで歩いている人、よそ見をしている人にわざとぶつかりに行く。怪しい男。
この時相手がどのような反応をしても決して謝らない。

「お互い気を付けましょうね。あ、そうだ、大変申し上げにくいんですが、これの弁償をお願いしたいんですよね」

相手が謝ったのであればしめたもの。元々壊れていた硝子のコップを見せる。高かったなど具体的な値段をだしてせしめとるだけ。
とても簡単なお仕事である。

「えぇ、えぇ、あ、全部払っていただける?いやぁ、ありがたいなぁ」

元々本を読みながらとかよそ見をするというのはマナー違反なのだ。罪悪感も手伝って支払いを拒否するパターンの方が少ない。
たとえ渋っても、腰にあるダガーをちらつかせればだいたいの人が支払ってくれる。

今回も大きな仕事はないということで1人でこんな簡単な仕事をするしかないのではあるが……

ルミエラ > こういう場所では置き引きではなくスリが多いのじゃないかな、そんな事を考えて巡視を続け。
何度目かの往復を終えてそろそろ帰れる時間かと思い、どこかの店にと視線を巡らせればどこかで見たような男を見つける。

「まさかね……」

人間違いかと思ったが念のためと後を追いかければ本を読みながら歩く人にぶつかっている。
なにかを離していると思えば金を受け取り離れていく姿に首を傾げ。
そんな様子を二度三度と見れば何をしているかが検討が付き。

次にぶつかる前にと小柄な体格を利用して人ごみを抜けて後ろにと近づき。

「やあ、また会ったね。ちゃんと牢は用意しているよ」

男の肩を軽く叩いて笑顔で話しかけていく。

ゲス・アンフェア―ズ > 「さて、次はどいつにするかね」

次の得物を狙っている最中に後ろから聞き覚えのある声で声をかけられる。
嫌な予感がしながら肩を叩かれた方向に首を向ける。

「や、やぁ、ルミエラちゃん。俺まだなにも悪いことしていないんだけどなー……あ、ワインの事かな?忘れてないぜ?」

ぎくしゃくしな笑顔をしながら割れたガラスのコップをそっと隠す。

ルミエラ > 「元気そうだね。ボクの見ているところでしないように言ったよね?」

ぎくしゃくな笑顔ににっこりと満面の笑み、よく見れば目元が笑ってはいないのだが。
男の言葉に首を横に振れば今度は軽くお腹を叩いて。

「今度は当たり屋に転職かい?割れたコップがいくらなのかな?」

何度か確認のために見ていれば男の手段もはっきりと確認していて。
お見通しというように隠された物を言い当てて、言い逃れはさせないと言う様子を見せる。

ゲス・アンフェア―ズ > 「おっかしいなー。ルミエラちゃんいた?いたかなぁ。あっはっはっは」

貧民地区で盗みをするのは楽である。しかし身の入りが少ないどころか自分も被害者になる可能性がある。
富裕地区で盗みをするのはひどく難しい、リターンが大きいがリスクがでかすぎて話にならない。

結果として残るのが平民地区なのだ。なるべくルミエラちゃんが非番の時を計算して日を開けてみたのだが駄目だったらしい。

「あ、これ?これは1000ゴルドぐらいかなー。それぐらいで買った気がするなー」

眼を泳がせる。見る人が見ればよくわかる。10ゴルドもしない安物の硝子のコップである。
こうなったら前回のようにベルトでもすって恥ずかしがっている間に逃げてしまおうかと考えるが果たして隙があるだろうか。

ルミエラ > 「こういう時は小柄なのが役に立ってね。あそこの店の前とあっちの公園前でやってたね。後は聞きたいかな?」

きっちろと見ていたと男が当たり屋をした場所を一つずつ上げてみせて。
この男のお陰でこうしてまた巡視に狩りだされているだけに笑顔は怖い。
大人しく貧民地区に居ればいいものと悪態を吐きたくなるのも我慢して。

「そのコップさ。ボクも昨日同じのを買ったんだよ。
ノミの市で10ゴルドだったね、いい掘り出し物だったよ」

眼を泳がせる男に更に追撃、もともと安物を選んで買うだけに安い目利きは大の得意。
しかも今日はベルトを抜かせないと警戒までしている。
流石に繁華街で下半身丸出しは嫌な様子…ただ意識がそちらに向いているとも言えて。

ゲス・アンフェア―ズ > 「あー。そうね。うん。わかった、わかったよ。うん」

全部見ててから声をかけてきたのか本当に抜け目ないやつと思いながらも何か隙が無いかとつぶさに観察。
笑顔が怖い事に気が付く。どうやらこの間、こっちのお仕事を阻止したことでこっちのお仕事が多くなったんだなと察する。

「お、おやー。そうだったんだー。損しちゃったな俺。あ、でも本当にそのコップ?ちょっとよく見てくれない?」

やはりベルトは抜けないかとチッと舌打ちをする。
しかし、なんとなく上がおろそかになっていることに気が付いて紙袋の中に手を入れながらルミエラに近づいていく。

「どうかなっ」

自分の指を傷つけないように人差し指と中指で硝子の切れ端をつまみあげて、ルミエラちゃんの上着を切ろうと腕を動かす。

ルミエラ > 「せめて続けるなら区画は変えるべきだったね」

約束通りにそっちの趣味がいる牢まで調べたのだから念には念を押したと。
さて、この仕事を増やしてくれた原因をどういう目に合わせてやろうか、それが今の楽しみになって。

「キミは目利きは出来そうだから掴まされたはないよね?
それと同じようなだよ。確認しなくてもいいだろう?」

あの時は人目はなかったがこんな人目の多い場所でされれば翌朝には広間に設置され欲望のままに使われる未来しかないからそこ警戒もしている。
もうネタがバレてるのに確認をするようにする男に往生際が悪いと主ながらも仕方ないと…。

「どうかなといっても……え?」

取り出されたガラスの切れ端、それが上着を浅く切り。
まさかの行動に驚きのあまりに動きを止めて。

ゲス・アンフェア―ズ > 「この辺りが一番やりやすいんだよ。だからこそ君たちがいたりするんだろうけどさ」

犯罪が多くなれば騎士がうろつく。騎士がうろつけば別の場所に移動するというのが常なのだろうが、おいしい餌場にはある程度騎士がいたとしても犯罪者というものはたむろするのである。

「おっと、どうしたのかな。おや、切れてるね」

ちょっと浅かったか。
肌を傷つけるつもりはないが、恥ずかしがってくれさえすればいい。
おしゃれに興味はなさそうだけど、羞恥心は人一倍ある子だという子は前回でなんとなくわかっている。

「本当、おしゃれとかいろいろ気を使えば別の道もあったろうになぁ」

と思わずぽろっと本音を漏らしつつ更に衣装を切り刻むため、手を動かしていく。

ルミエラ > 「……この辺りはキミのお仲間が荒稼ぎした後だね。だからこうやって見回ってるんだよ」

数日前なら少なくとも巡視はいなかった、男は本当に運がなかっただけだと。
この辺りを回る衛兵は賄賂に漬かっていて仕事をしないのだから。

「キミね……ボクも流石に怒るよ…?」

これが支給の騎士服でなければ今事は御開帳になっていた。
あまり好きでない重苦しい服ではあるが今はそれに助けられ。
それと同時に男が何を狙っているかわかりもして。

「いい加減にしないと1週間は叩き込むよ…!」

男の本音に口元が引きつり、いい加減にしろとその手を押さえにかかる。

ゲス・アンフェア―ズ > 「くそ、やっぱみんなここきてるのかよ。俺だってそんなにしてないってのにさ」

ゲスがここに来たのはほんの数回である。
賄賂をもらってくれる騎士も多いという話できたのに何回かやってきてすぐにルミエラちゃんに見つかるわ本当に運がない。

「げっ。意外と分厚いんだなこれ……というかこの分厚さでこの見た目ってルミエラちゃんのそこどうなってんの」

結構思い切って切れ込みを入れたつもりだが布の分厚さに阻まれてしまったらしい。
それよりもこの見た目で布が分厚いという事は中身が一体どうなっているのか。
想像もとい妄想してちょっとげひた笑いを顔に浮かばせる。

「うぉっ!?」

手が伸びてきて反射的に硝子の欠片を手から落す。
肌を傷つけるつもりはないと思ってしまったばかりに思わぬ動きをされて相手を気遣ってしまったようだ。

「俺の馬鹿っ」

手を取ろうとしているのなら取らせてしまえばいい。
多少大降りになるが軽い足払いをかけようと足を動かす。判断が遅かったためこれがどういう結果になるかはわからない。
ゲスにとっては賭けだった。

ルミエラ > 「この辺りは仕事をしない衛兵が多いんだよ。来るのが遅かったね?」

くすくすと楽しそうに笑いはするが眼つきは変わらず。
本当に少ないそういうものに興味のない騎士が今日に居た事が一番運のなさだろうか。

「これで戦争も行くんだよ。そうそう切れてたら意味がないだろ?」

見栄えがいいように作られてはいるが中には鉄糸も縫い込まれている。
そのおかげで重いのだが刃物には滅法強いのもの、現に今はそれに助けられている。

「これで逃がさないよ…」

捕まえようと手を伸ばせば硝子の欠片を落とす男。
今がチャンスとその手首をしっかりと握りしめ。

次の瞬間には回る視界、足を払われたと痛みで理解した時には地面に転倒して。
そしてもう一つ運がないのは何時どころが悪く一瞬意識が飛んでしまい。

ゲス・アンフェア―ズ > 「本当になっ。無駄に頑丈な作りで困っちまうぜっ。くそ」

悪態をつきながら足払いが成功したことを素直に喜ぶ。
どうにも挑発したり、悪戯が過ぎたようでこの子は本当に俺を牢にぶちこんでしまいたいらしい。

「隙ありってね」

意識が一瞬でも飛んでくれればこっちのもの。
ベルトをすろうと腰に手を伸ばす。
同時に簡単には起き上がれない様に額に手を置いておくのも忘れない。

ルミエラ > 「そう言う所は無駄なのは認めるよ」

しかしその丈夫さと重さのせいで足払いで見事にすっころび。
この男だけは新しい世界に送り出してやるともう誓いの域。

「こ、この……」

一瞬何が起きたかわからず、意識が戻れば頭上には男の姿。
起き上がろうとするも額を押さえられて起き上がれず、
しかもベルトをまた抜かれてしまうという事になる。

ゲス・アンフェア―ズ > 「ふぅ。そのまま寝てればズボンはずり落ちないぜ」

ルミエラちゃんにだけ聞こえるようにぼそりと呟く。
ここは一応人通りがそれなりにある場所なのだ。今までのやり取りだって不振に思っている人がいるはずである。
あまり目立ちたくはない。

「うんうん、新人君、そうやって泥棒をとらえるんだ。今回は惜しかったが、合格をあげられるぞ」

と大声で言う。
何が起こったのかと見ていた民衆もその一言でなんとなく察したのだろう。
直ぐに興味をなくして自分の目的地へと脚を運び始める。

ルミエラ > 「この……またやったね…」

二度も同じことをされたと判り顔を真っ赤に染めて。
確かにそうしていれば落ちはしないが帰れもしない。
周囲の様子に不審に思っているものも出始めているのかひそひそと話声も聞こえ。

「誰が新人……!この大馬鹿!」

その言葉で周囲は興味をなくしたようだが新人扱いされて頭が沸騰し。
完全に怒ったという瞳で男を見上げる。

ゲス・アンフェア―ズ > 「またまたやったぜ?新人くん」

赤くなったルミエラをみて楽しそうにけけけと笑う。
さらには新人と言われてだいぶ怒っているようだ。
新しいおもちゃを手に入れた子供のような楽しい笑みを浮かべる。

「まぁまぁ、そう怒るなよ。それよりも口の利き方は注意だぜ?」

怒って隙だらけになっているのだ。盗みもしやすい。
剣は簡単に抜けないが、前回いっぱい食わされた銃を探して体をぽんぽんとまさぐっていく。

ルミエラ > 「この……もう一生牢にぶち込んであげるよ……」

楽しそうに笑う男を人を殺せそうな視線で睨み。
流石に新人扱いをされるのだけは我慢が出来ないという様子。
一応顔見知りだからと優しさなど見せずにいきなり殴れなよかったと後悔して。

「それはキミだよ。キミの行いで牢のランクが決ま……な、何するんだえっち!」

身体をまさぐられると手足を動かし暴れ出し、戦は細いが身体の柔らかさは女性のそれで。
しかし銃の感触はなく持っていない事が容易に判るはず。

ゲス・アンフェア―ズ > 「おぉ、怖い怖い」

知れば知るほど泣き顔が見たくなったり、エロい顔が見たくなるというのは男の性ってものなのだろうか。
可愛い生物を見守るような顔でルミエラちゃんを見る。

「はっはっは、まだ捕まえる気でいるのかルミエラちゃんすごいねぇ。おっと暴れるのは勘弁だな」

触れてみて隠し玉をもっていないと安心する。
安心すると女の子の柔らかさを持つルミエラの身体が気になってくる。

「ルミエラちゃんさ……初心すぎて逆に面白いよね。ははは、じゃか、ルミエラちゃんにはマッサージが必要かな」

きゅっきゅっきゅとお腹やお臍といった際どい所を触っていく。

ルミエラ > 「キミには最高の場所にぶち込んであげるよ…」

二度も恥ずかしい目にあわされ、しかも今回は繁華街なだけに逃がすという選択が今回にはない。
意地でも捕まえて男色の園にぶち込んでやると睨みつけて。

「今回も素直に謝るなら逃がしてよかったんだけどね。気が変わったよ…!」

支給品は一度無くせばなかなか支給されないのが玉に傷。
お陰でこういう目にあわされているのでわりに合わないのだが…。

「し、失礼だね。経験ぐらいあるよ。そんなのはいらない…往来で何を考えてるんだい!」

場所を考えろと羞恥心でもう真っ赤になって慌て。
だんだんと声も大きくなってしまう。

ゲス・アンフェア―ズ > 「期待してるよ。今回も捕まえるのは難しそうな気がするけどさ。でもまぁ、牢に入れるとか言うし?それならルミエラちゃんの身体……女の子の身体今のうちに全力で楽しまなきゃなって思うじゃん?」

考えながらルミエラちゃんの体をマッサージして楽しんでいる。
肩とか足とかだけであるが、真っ赤になってるルミエラちゃんは見ていて飽きないもんだ。

「あ、経験あるんだ?その人とは趣味が合いそうだ」

そんな事を言いながらルミエラの足首をとったベルトで拘束してしまおうと腕を動かしていく。

ルミエラ > 「前回は逃がしてあげたんだよ、そこを忘れないで欲しいね。
今回は私の負けだけどね……そんなのは娼館にでもいくといいよ!」

かなりの物騒な言葉に本気だろうと思えばズボンを押さえて逃げようともがき。
往来で肩ら足とはいえ触れられる事に恥ずかしさしかなく。

「あんなのはお酒の迷いだよ、この変態!」

いいから放せともがき続けるが足首を拘束されてしまうと陸に上がった魚のように跳ねるしかなく。

ゲス・アンフェア―ズ > 「おっと、そうでしたそうでした。
娼館いってもなかなかルミエラちゃんみたいな子いないし?どっちかっていうと貧乳とかさー。貧相な体つきとかさー?」

びちびちと動く体を面白そうに見ながらズボンがずれていくかなーと観察していく。

「おや、お酒か……ねぇ、ルミエラちゃん、今度飲みに行かない?奢るよ」

匍匐前進でもしかねないルミエラちゃんを見ながら

ルミエラ > 「あの時逃がしてないと今頃は牢屋だったんだけどね?
そんなのは好きなところに行けばいいじゃないか……喧嘩を売ってるね?」

男の言葉に逆にいいようにされている事に冷静になれずに怒るばかり
跳ねて動くがズボンは抑えているのでずれる事はなく。

「こんな状態でよく言えるね。キミが牢に入ったらワインを持って面会にはいってあげるよ」

少なくとも今言う事かと睨み、好きさえあれば噛みつこう、蹴ろうという気迫を見せる。

ゲス・アンフェア―ズ > 「あははは。喧嘩は売ってない売ってない。どっちかって言うと口説いてる?うん、俺なりにね」

けたけた笑いながら牢屋に入れられた時の事を考える。
仲間が脱走の手助けをしてくれるわけもないので捕まった時は大人しく服役するしかない。しがない下っ端である。

「だったら是非白ワインにしてくれよ……あ、どうする?今回俺がだまし取ったゴルド金貨とかさ」

ずっしりと金貨の入った袋をびちびち動いているルミエラちゃんの上に置こうとする。
そろそろ本当に蹴られそうだと思い、1つの枷として金貨袋には頑張ってもらうことにしたのだ。

ルミエラ > 「この前に言わなかったかい?胸の事を言ったら吹き飛ばすって…。
今のはどう見ても喧嘩を売ってるとしか取れないね」

けたけたと笑う男とは逆に今は恥ずかしさよりも腹立たしさで赤くなり。
男を牢にぶち込んだら毎日掘られている姿を見てやろうと誓う。

「私は赤が好きだから赤だよ。……もちろん没収するよ」

男が取り出した袋を見れば一体何人をカモにしたのかと呆れてしまい。
蹴り上げてやろうと足を大きく振りかぶった所に金貨袋を載せられ、流石に動けば落としてしまう。
なのでその格好で動けなくなる。

ゲス・アンフェア―ズ > 「折角かわいいのになぁ。あぁ、うん。そうだったそうだった」

態と言っているのか心の底から言っているのか、やはり笑っている。
金貨が体の上から堕ちない様にバランスを地味に取ってやりながら話を続ける。

「えー赤かーあるだけいいだろうけれどさ」

金貨袋から金貨を無造作に何枚か取り出して、嫌がらせなのかルミエラのポケットの中にざっくざっくと入れていく。

ルミエラ > 「そういう言葉はこういう状況じゃないなら嬉しいよ。
キミは拘束されてカッコいいなんて言われて嬉しいかい?」

少なくともこんな姿を可愛いと言われて喜ぶような趣味はない。
詐欺で男が巻き上げた金貨とはいえ金は金と落とすような事は出来なく。

「飲めるだけ嬉しいだろ?こ、コラ…それはやめるんだ…!」

ポケットに金貨を入れられると触られる以上に嫌そうに抵抗を見せて。

ゲス・アンフェア―ズ > 「それは確かにな。どうせならかっこいい時かっこいいって言われたいけどさ……ルミエラちゃんおしゃれとかするの?」

おしゃれした時に褒めたいが、果たしてルミエラちゃんがそんなおしゃれをするのだろうかと疑問に思う。
じゃらじゃらとポケットに詰めながら

「あぁ、賄賂じゃないぞ。安心できるルミエラちゃんに返してるだけさ。うん、ズボンが重くなって大変なことになることを指しているならそれは……がんばれとしか言えないが」

にやにやしながらルミエラちゃんを見下げる。

ルミエラ > 「そう思うなら少しは考えて言うんだね。
おしゃれ?服なんて着れるなら同じじゃないか」

男の言葉に何を言っているという本気の表情で見上げ、おしゃれなど欠片もしない事を匂わせ。
ポケットに詰められる金貨の量が増えていき、それ以上はと涙が浮かび。

「こういう返し方はおかしいと判るよ。キ、キミは……ボクを本気で晒しものにして知らない男の子を孕ませたいのかい…?」

ポケット一杯に金貨など詰め込まれればベルトなしにズボンなど抑えれず。
もしそれで落ちれば直ぐに拉致凌辱、明日には繁華街の備品扱いになると流石に震えて。

ゲス・アンフェア―ズ > 「……やっぱりなぁ……」

じっとりと見る。素材がまったく悪くないのにこれなのだ。
自分もおしゃれなんてわかる方ではないが、ルミエラちゃんはおしゃれを知らないってレベルの人間だと理解する。

「…………わーったよっわかったっ」

涙はなんとなく見たかったが、どうにも他の男にルミエラちゃんが犯されているシーンはなんとなく見たくないと思った。
ポケットに入っていたハンカチを顔にかぶせてやりつつはぁとため息をつく。

「今日はまだショーツもみてねぇけど、どうせ白だろうしな。というか洗濯してるか?家帰ってるのか?」

じゃらじゃらと金貨を袋に戻していく。

ルミエラ > 「騎士服に変えがあれば十分じゃないか」

そもそも買い物自体がまず行かない。
城に詰めているか休みに家で本を読むかの二択人生だとは男も流石に思うまい。
そこまでの仕事人間であり、こうして今捕まった原因も仕事なわけで。

「流石に悪趣味を超えるのはどうかと思うよ…」

この国の騎士をしているからこそはっきりと判ってしまう結末。
ああはなりたくないと考える事が身に降りかかると考えれば年頃のように怯え。
いきなりに顔にハンカチをかけられて慌てて。

「今日は見せないよ!官給品だからそうに決まってるじゃないか…。
ちゃんと毎日変えてるよ、家には誰かのせいで帰れていないけどね…」

余りの言葉に着替えだけはきっちりしていると思わず反論して。

ゲス・アンフェア―ズ > 「…………」

今度家に盗みに入って、服とか下着とか全部盗んでうっぱらい、その金でいい感じの服を見繕っておいておくとかそんな嫌がらせでもしてやろうかと本気で思い始める。

「はいはい、わかったわかった。犯すなら俺だな。うん。」

俺がやればしっくりくる。それで泣こうが喚こうが………
いや、うん。それはそれで嫌なような面白そうなような……

「お前なぁ……替えてるだけかよ。いや、国に返すのか。仕組みはわからんけどさ」

ハンカチかけてる間にちらりとズボンの隙間から見えないか確認しつつ。

ルミエラ > 「急に黙ってどうしたんだい?」

男が何を考えて静かになったかは判らないが静かなら静かで不安になり。
もし盗みに入るなら驚くことになるだろう、空に近いクローゼットの中身に。
本当に最低限しかない年頃には問題しかない服装への無頓着さを見る事になり。

「み、見知らずに比べればだけど……やっぱり悪趣味だよ」

誰とも知らない男に比べればマシではあるが犯される事にあるのは不安。
冗談はよせと言うように言葉をかけて。

「シャワーも浴びているから清潔だよ。支給品を洗濯しているに決まってるじゃないか」

返してどうすると思わず呆れた気配をにじませ。
ズボンを押さえていてもやはり少しはずれるのか、白い布が少しは見えたりしている。

ゲス・アンフェア―ズ > 「なんでもねーよ。うん」

たぶん言ってもわからないだろう。
そう思いながらベルトも外してやる。
白い布もちらりと見えたしとりあえずは満足することにする。

「ひっひっひ。悪趣味結構結構。あぁ、そういえばルミエラちゃんは俺の名前知らないんだっけ。
一応名乗っておくよ。ゲス。今はゲス・アンフェア―ズとか名乗ってるけどさ。調べれば出てくるかもよ」

そして、ゲスは考える。
たぶん、現場の成績がよかったから彼女はここにきているわけだ。
今回もこうやって成績を上げたのだからまたきっとここに来ることになる。
これは長い付き合になりそうというか、長い付き合いに出来そうである。

「……ならいいんだけどさ……盗みに入った時洗濯物の山とかあったら困るじゃん」

ルミエラ > 「それならいいけどね。変な事を考えてなかったかい?」

よくこちらの考えを出し抜くことを考えてくるだけに今一信用はしていなく。
ベルトが外されると大急ぎに奪い返しズボンにと通していく。

「言っておくけど私は安くはないからね。
そういえば知らないね。……もう少しひねったらどうだい?そのままじゃないか……」

ゲスと聞けばそのままだと呆れてしまい、どれだけ小悪党なのか調べてやろうと決め。
次はもう現場仕事は絶対に断ろうと決めるのだが…。
恐らくは断れない未来がきっとあり。

「ちゃんと洗濯しているからそれはないよ。
むしろ干したままかもね?」

ゲス・アンフェア―ズ > 「むしろお前のためになることを考えてたよ」

完全に独りよがりの有難迷惑になること間違いなしなのではあるが、たぶん、ルミエラの為になるだろう。
器用にズボンにベルトを通していくものだと見ている。

「そりゃいいね。それぐらいじゃないと犯しがいがないっていうかなんていうかね。
それと名前については親に言ってくれ。親に」

苗字は今とはもちろん違うが、前の苗字からしてもダイブ酷いもんだったと思ってしまう。
もっとちゃんとした親の元生まれたかったなとも……

「……たためよっ。いや、まぁ、気持ちはわかるけどな」

こちらは逃げる準備を始める。
金貨をお腹の位置にしておけば起き上がるのにも時間がかかるかと工夫を施す。

「んじゃ、また会おうぜ。今度は裸にひんむいて、色々つっこんでやるぜ」

おどけながらぱんっとお尻にほど近い太腿にタッチして去っていく男。

ルミエラ > 「それはないよ。絶対にね」

男の言う自分の事という言葉に全く信用がなく。
何をする気だと警戒心が既にMAX。
何時いかなる時に仕事かわからないのでこういう事だけがうまくなり。

「ボクを犯す前に自分が掘られる心配をするべきじゃないかな?
……どんな親なんだい」

まさかそれが本当の名前と判れば流石に同情してしまい。
普通の親じゃなかったんだと憐れんでしまい。

「忙しくてそこまでする暇がないんだよ…」

こうして駆り出されるほど忙しいという身分。
金貨をお腹に乗せられまた!と慌てて降ろそうともがき。

「次は捕まえて男色の牢に投げ込んでやるから楽しみにすると……ひゃん!こ、こら!」

売り言葉に買い言葉と返し、太腿を触れられて悲鳴上げ。去っていく男を見失うまで追いかけるはずで…。