2018/04/19 のログ
ファニー > 「私が綺麗かどうかはともかくとして褒められると嬉しいから礼は言っておくよ。
 まあ、このやり取りの前にもくだらない話を私がマスターにしていたからそのせいもあるとは思うがね。」

そう言って残りのケーキにフォークを突き刺しては口に運んでモグモグと。
男の方へと向きながら食べているので少々抜けた絵面にはなったいるが気にはせず。

「ああ、しがない錬金術師だよ。
 魔術の研究もしてはいるがね。
 糖は手っ取り早くエネルギーになるからね。」

軽く肩を竦めつつ簡単に自己紹介をする。
その仕草で胸がむにゅりと腕と腕の間で軽く潰れたりして。

「私はファニー。
 富裕地区で雑貨店をやっているよ。
 こちらこそよろしく。」

ノーチェ > 「なんだ、結構前からやりとりしてたのか。
具体的に何を言ってたんだ?」

程よい頃あいになったので、カップに茶を入れる。
匂いを味わうほどのお高い茶ではないので、すぐに口に入れる。

「錬金術師か。
それなら材料の調達とか結構あるだろ。
俺で良かったら色んなとこから集めてくるぞ。
ちなみにどんなのを作るんだ?」

自らの仕事のアピールを早速していく。
これで仕事先が一件増えるのならおいしいものだ。

「よろしくな、ファニー。」

顔はファニーの方へ。
しかし、目線は形を変えたりする胸へと奪われる。
男としての性だ。
こればかりは仕方ない。

ファニー > 「おや、知りたいのかい?
 まあ実にくだらない話ではあるのだけれど……
 エロ目的で屋敷と使用人一式を貸してくれるような人間を知らないかとマスターに聞いていただけさ。
 この小説を読んでいたら興味がわいてね。」

珈琲に口を付けながらしれっとした顔で割とアレな事を告げる女。
カウンターテーブルへ置いた小説のブックカバーを外して表紙を見せれば、[淫夢館 ~爛れた主従関係~]などという実に頭の悪そうなタイトルの官能小説だった。

「問屋などの他に冒険者ギルドにも依頼しているからその辺は割と調達は出来てはいるが……
 魔族の国に自生している物などはなかなか手に入らないから困ってはいるかな。
 作る物は日用品から薬品に魔道具と雑多だね。」

ふむ…と顎に手を置いて軽く首を傾げて考える仕草をしてから答える。
実際に入手に手間取っているのは言っているような危険地域の物や保管条件が厳しかったりする特殊な物が主なようである。

ノーチェ > 「なんだそりゃ。
くっだらね~~。」

あまりの内容に俺は肩がずれた。
暫く呆けてから、紅茶の入ったカップを持って震える。
吹き出さずに済んで良かった。
おまけに出てきた本はこれまた訳の分からん小説だった。

「なるほどな。
俺ならその辺も余裕で出入りしてるから問題はないな。
コツはな、やばくなったら一目散に逃げることなんだけどな。」

ギルドでは他にも依頼があるので、あまり危険度の高い物は誰もやりたがらないだろう。
ただまあ、俺もただでとは言わない。

「報酬はそうだなあ、持ってくる度にあんたの身体で払ってくれるってのはどうだ?」

ファニー > 「使用人に綺麗所を侍らして爛れた生活を送るのは男のロマンではないのかい?
 まあ私は女だけれどね。
 あ、マスターお代わり。
 今度はココアを甘さ控えめで。」

男の反応をクツクツと愉快そうに喉を鳴らしながら眺めていて。
取り出した本に再びブックカバーをかけ直してからマスターへと注文をする。

「おや、それは頼もしいね。
 それなら後で買い取りのリストを渡すとしようか。
 ああ、確かに逃げ足は生き延びるために最も重要な要素の一つだね。
 私も逃げ足にだけは自信があるよ。」

偶にしか手に入られない品が手に入りそうな機会があれば活かすのがモットーである。
常時手に入る物ならともかくとしてこういった物は大金を出してもいつも手に入るとは限らないので。

「それは構わないが……
 品物を手に入れて、夜の相手も手に入る。
 それは私にとっては只のご褒美だからフェアな取引とは言えないな。」

ノーチェ > 「男でも女でもそれは分かる気がするな。
まあ、でも後の事とか考えたら面倒臭そうだからなあ。」

屋敷の主ともなれば自由気ままにはいかなさそうだ。
根無し草を堪能している俺にはとても耐えられない。
ちょっと楽しそうな気もしたが、肩を竦めた。

「お、やっぱりな。
どことなく普通じゃねえとは思ったんだよな。」

瞳の色もそうだが、妙に達観した様子。

「なら俺の仕事の役に立ちそうな道具とか作ってくれるか?
さしあっては冒険者の必需品の道具袋だな。
何でも持ち帰れる方があんたにとっても助かるだろう?
俺が宝の山に遭遇しても一人で持ち帰るのは大変なんだしさ。」

欲望向きだしの要求にすんなり応じる相手。
俺はマスターの眼もあるので、カウンターの死角からスカートの中へ手を伸ばした。
そのまま、中を触ってみようと。

ファニー > 「私の場合は最初は楽しいんだろうけれど、店やら研究やらで忙しくなるとその辺おざなりになりそうでね。
 だからまあ…どこかでレンタルできないかと思ったのだよ。」

いっその事娼館でも借り切って……などと豪快なことも思い浮かんだが、本職じゃないとつまらなそうだと思い至って止めたようで。
マスターからココアを受け取りつつ苦笑を浮かべ。

「まあ色々と研究していればね。
 もっとも、身体能力はへなちょこなので魔術だのみなのだけれどね。」

逃げるにしても足は遅いので魔術で飛んだり何なりして逃げるのだろう。
足を使っていないのに逃げ足というのもよくよく考えると変な話ではある。

「冒険者の役に立ちそうな道具ね、別にそれでも構わないが。
 道具袋なら空間を弄って大容量と中身の時間停止の辺りの機能を付けるのが……店に材料が残っていたか確認しないと。
 ンッ……悪戯好きな手だね。」

求められた物よりおそらく過剰な機能を付けようとするのは研究者の性なのか。
スカートの中を弄られると、先程まで官能小説を読んでいたせいで少しばかり湿っている感触をその手に与えることになる。

ノーチェ > 「あんたも俺と一緒で面倒くさがりな感じがするからなあ。
レンタルじゃあ駄目じゃないか? 
日頃からの関係性がないと嘘っぽくなるぞ。」

俺はなんとか零さずに済んだ紅茶を飲み干した。
スコーンも食べ終え、間食を終える。

「ワープとか使うんだろう?
いいよなあ~。
俺もワープ使えたらもっと仕事が捗るんだけどなあ~~。」

愚痴りながらもチラチラと視線を送る。
用はそれっぽいアイテムをクレ、と言う意思表示。

「お、錬金術師っぽいこと言ってるじゃねえの。
…あんたこそエロ本の読み過ぎで濡れてるじゃねえか。
この後ちょっと付き合わねえか?」

店の中なので濡れたショーツを弄る程度に留めて。
彼女が首を縦に振れば、二人で店を後にしたことだろう…。

ファニー > 「まあ面倒くさがりといえばそうなる…かな?
 たしかにそれがネックではあるか。
 うむ、今回はとりあえず諦めよう。」

甘さの少ないココアを飲みながら何度か頷いて諦めることにして。
実際、途中から屋敷に帰らなくなる自信はあった。

「使ったりはするけれどね、座標の指定などもあるから慌てている様な緊急時にはそんなに使い勝手の良いものではないよ?
 逆に言えば緊急時以外は便利だけれどね。
 まあ固定された座標に飛ばす様なアイテムなら……」

首を傾げてしばし考えた後で答えを出すが、現在は在庫がないようだ。

「常備している商品ではないのが面倒ではあるがね。
 ちょっととは朝までという意味で良いのかな?」

くつりと口端を楽しげにつり上げながら了承する言葉を紡ぐ。
そしてそのまま二人で夜の街へと消えていき……。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2 珈琲店」からファニーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 珈琲店」からノーチェさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にルミエラさんが現れました。
ルミエラ > 「全く……こういうのは衛兵の仕事じゃないのかな…」

日が真上に上がりだす時間帯の平民地区の大通り。
衛兵という姿ではなく騎士服の小柄な人影が一人商店が並ぶ道をゆっくりと歩く。
本来は衛兵がする警邏を何の因果か回ってきて巡視に出て今に至る。

「ボクは一応騎士なんだけどね……」

ただその服装のせいで歩くには相手から道を開けてくれる。
そういう意味では楽だと考え、問題を起こす者がいないかと見回って歩く。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にゲス・アンフェア―ズさんが現れました。
ゲス・アンフェア―ズ > 平民地区は貧民地区より盗みはし難いが、一度成功すれば程よい成果が得られる。
盗賊やらスリにとっては悪くない場所である。

「おっと失礼」

立って店主とおしゃべりを楽しんでいた男の地面に置かれたカバンをすっと拾い上げて何食わぬ顔して持っていく外套を付けた怪しい影があった。

ルミエラ > この辺りは貧民地区に比べれば比較的安全で平穏といえる地区。
それだけに決められた区画を担当時間の間巡視という名の散歩をして終わりと考えていた。
しかしの所運がいいのか悪いのか丁度視線の先に置き引きの現行犯を見てしまえば仕事の時間。

「全く……ボクの前で面倒ごとを起こしてくれたよ」

立った今男のカバンを拾い上げてどこかに向かう外套を纏った男。
見たからには捕まえないといけないと追いかけ始める。

ゲス・アンフェア―ズ > 「んーそこそこずっしりしてるな。何が入ってるかねこれ」

このカバンの本当の持ち主に気が付かれないうちに速足で人ごみにまぎれていく。
人目のつかない場所、路地裏に入ると物陰に腰を下ろしてカバンの中身を物色する。

「んーと、サイフ。いいねいいね。お、これはプレゼントかね?重さとしては……んー懐中時計かナイフって感じかね」

箱に入ったものを振って中身を考えたりと戦利品を拡げて成果の確認にいそしみ始めていた。

ルミエラ > 男を追いかけてしばらく歩けば路地裏に入るのが見えて丁度いいと少し早足になる。
路地裏に踏み込み視線を向ければ物陰に外套の一部が見えれ笑みを浮かべ。
近づけばカバンの中身を物色している姿を見下ろし。

「やあ、置き引き君。それを返せば今なら見逃してもいいよ?」

カバンの中身を確認している男ににこやかな笑みを浮かべていきなりにそう告げて。

ゲス・アンフェア―ズ > 「げっ!?」

声をかけられて硬直する。ゆっくりと相手を観察。
おそらく1人か?武装、身長などから自分が切り抜けられるか考える。
うまく切り抜けられたとしてもけがは避けられないかと少し諦めて、こちらもにこやかな顔で対応する。

「あ、あー……そうですねーえーあー……追いかけて、カバンとこの贈り物だけは見つけられた。
しかし、財布はなかったって事にして持ち主に返すとかだめですかね?
財布の中身は半々であなたは手柄もえられるし、俺はお金ももらえる。
うぃんうぃんってことでひとつ」

喋りながらダガーをぶら下げている腰にそーっと手をまわしていく。

ルミエラ > 小柄な体格に騎士服、武器はパッと見た範囲では腰に剣が一つといういで立ち。
一見非力に見えるかもしれないが立ち位置は男が逃げるのにちょうど邪魔になる場所に立っている。
にこやかに話しかければ男もにこやかな顔で話すのに耳を傾け。

「残念ながら駄目だよ。中身が減ってると普通に嘘だって判るだろ?
荷物を盗むようなのが財布だけ持って逃げる訳ないだろ、その贈り物だって売れる訳だしね。
もう一度言うけどそれを全部返せば見逃してあげてもいいよ?」

ボクは手柄も名誉もいらないからね、と笑みのまま言い切り。
そのカバンを閉じてこっちに寄こしなさいと。

ゲス・アンフェア―ズ > 「お、おーけーおーけー。もう半分はあなたの財布の中にとかでもだめ?
駄目そうだな。おっけーおっけー……じゃあ、これをカバンの中に戻すよ」

そういいながら大人しくすべてをカバンの中に入れて、近寄っていく。
大人しく従うふりをして隙を見て脇から逃げられないかと思いながら顔は笑顔だが目を笑わせず隙を伺う。
思いっきり近づくことさえできればリーチの短いこっちのダガーの方が有利だと踏んだらしい。

ルミエラ > 「こんな仕事をやってるとお金には不自由はしてなくてね。
その辺の衛兵ならいい手だけどボクには無意味だよ。
そうそう、面倒ごとなく返してくれたらお互いにハッピーになれるよ」

そもそもに自分は文官に近いのだからこういう巡視などは早く切り上げたい。
実戦経験もありはするがブランクもそれなりにあり、カバンに中身を戻す姿に頷いて。
このままカバンを受け取れば分かれておしまいだと考えている。

ゲス・アンフェア―ズ > 「あぁ、ごめんな。ちょっと迷惑かけたよ」

と言いながら左手でカバンを持ち相手の右手に渡す様に差し出す。
相手がカバンを受け取った瞬間が勝負をかける時だと体を若干緊張させる。

これが自分よりももっと大きい強そうなやつが相手ならこんな冒険は犯さないが『ギリギリなんとかできそうな気がする』やつだったからこその行動である。

「はっはっは、あなたは真面目なんだなー。うん、真面目で勤勉……俺らに取ったらあんたみたいな人は天敵だ」

ルミエラ > 「全くだよ。別にするなとは言わないけどね。
出来ればボクの目の前じゃなくて、贈り物とかを持っていない相手を狙ってくれると助かるよ」

こうやって追いかけてきたこと自体が不本意だという声色で差し出されるカバンに目を向け。
こういう男は最後に何か仕掛けてくる可能性はあるがその様子はなさそうとカバンを受け取りに手を伸ばす。

これでカバンを回収して先ほどの、今頃カバンがなく慌てているはずの持ち主を探せば仕事が終わり、そう考えて。

「真面目じゃなくてすることをしているだけだね。
そう思うなら置き引きをする場所を貧民地区か富裕地区にしてほしいよ」

ゲス・アンフェア―ズ > 「あそこじゃあんたみたいに弱そうなのじゃなくて強そうなのがいるからなっ」

腰のダガーを引き抜いて相手の首元にもっていく。
相手の反応がある前にカバンを離して相手が剣に手を伸ばせない様に身体を近づけようと体を動かす。

「ふぅ、ふぅ……賄賂をもらうのもある意味仕事だと思うぜ。厄介ごとに首を突っ込みすぎるとこうなるんだ」

早口でまくしたてるように言い放つ

ルミエラ > 「弱そうなの?それは否定はしないよ」

首元に当てられるダガーを見てもあまり驚いた様子を見せず。
ダガーの距離となれば剣を抜く間合いも距離もありずに男の身体が近寄り。

「それは仕事は言わないんだよ。ボクの仕事は資料室だからね、本来は…。
後君は騎士は剣を使うものだって考えは改めるほうが良いよ?」

捲し立てるように言い放つ男に笑みを浮かべたまま近寄った男の腹に短く硬いもの。
左手を添えたマスケット短銃を押し付ける、もちろんハンマーを起こす暇などなかったので完全な脅しなのだが余裕だけは崩さずに。

ゲス・アンフェア―ズ > 「げ……最悪」

分は完全に悪いのだが、ここでダガーを離してしまうと完全に負けてしまう。
正直ものすごく怖いがこのままいくしかない。

「資料整理するには物騒なもんもってんじゃねぇよ!あぁ、もう。
さて、どうするね。お腹にいっぱつもらっても首を切りつけるぐらいはできるかもしれんぜ?」

見た目の割に大胆な行動をする奴だと相手の目を見るために少し下を向く。

「えーっと……うん、女性だな。声変わりもまだなガキかと一瞬思ったけど、女の子かよ。やりにくい」

表情から何か読み取れないかと思ったがなかなかのポーカーフェイスに困ってしまい、相手から少しでも感情を読み取ろうとわざと怒りそうな事を口にする。

ルミエラ > 「次はよく見ておくといいよ」

一見見た目には銃器を持つ自分が有利に見えるが実際はこちらは打てない。
ただ刃物慣れしているので恐怖がないだけで痛いのはやはり嫌という考えはある。

「もう言うのを持たないと危険だからね。
その場合はボクが大けがで君は…穴が開くぐらいかな。できれば遠慮したいね」

流石に首を斬られればむしろ死ぬのだがそれは強がりを見せ。
視線が下に移るのを視線で追い。

「失礼だね、確かに貧相な自覚はあるよ。けど男扱いはないと思うよ?
それよりお互いに不毛な事よりも下ろさないかい?」

ふふ、っと男を見ては笑って見返し。男と勘違いされた事には怒りはするが激怒というほどではなく。
男が自棄になりきられては困るとそう告げて。

ゲス・アンフェア―ズ > 「そうするよ。次からは騎士襲う機会があれば下調べを念入りにな。俺も腹に穴開くのは遠慮したいぜ」

しかし、このまま硬直状態というのは正直美味しくない。
今はこっちは1人でここにやってきて盗みをやっていたわけだ。この状態で待っていても仲間がやってきてくれるわけじゃない。
対する相手は巡回中の騎士だろう。あんまり時間がかかっていた場合は仲間が心配してやってくる可能性が高い。

ここはある程度諦めて引き下がるべきかとどうやって引き下がるか考え始める。

「わるかったわるかった。確かに男にしては胸が膨らんでる気がするよ。うん。場所が場所なら襲い掛かってるぐらいには魅力的だぜ。うん。かわいくてきれいな人よそっちから武器おろしてくれない?」

自分から降ろすのは愚の骨頂だろうと思い相手に先に卸してもらえないかと交渉する。

ルミエラ > 「それがいいよ。そんな勤勉な君にいいことを教えてあげるよ。
巡視の衛兵は銃を持っていないよ、ボクぐらいじゃないかな?」

正直こうやって首元にダガーを突き付けられたままというのも気分が良くない。
こうしていれば一人で行動していた自分には誰か来るわけでなく、
置き引きとはいえこういう事をしていた男ならば仲間がいてもおかしくはないので。

「胸の事を言わないでくれるかい?これでも気にしてるんだからさ。
それならそうだね……高級なワインを奢ってくれるなら付き合うは考えてもいいよ?
全く仕方ないね……君は詰めが甘いと言われないかい?」

それで引くならと銃口を男に向けていたのを下ろし、同時にハンマーを引き起こす。
そしてこれでいいだろうと、見返しダガーを離す様に目で訴える。

ゲス・アンフェア―ズ > 「最悪だね。なんでこうも運が悪いんだ。あんたじゃなかったら勝ってたじゃないか」

大人しく銃を下ろしてくれて驚く。
普通下ろさねぇだろうと何か裏があるんじゃないかと周りをきょろきょろと見渡すがそんなことはないらしい。

「気にしてたのか、まぁ、これからだろう14,5だろ?うん、きっとまだまだ未来があるさ。たぶん、おそらくきっとな。ワインはもっと年齢重ねてからにした方が良いぞ」

ダガーを首元から離す。
今日の儲けは全く0になってしまうかもしれないが腹に穴が開いたり捕まるよりかはいいか。

「詰めが甘いとは……うん、まぁ、言われるな」

ルミエラ > 「運がないのは認めるよ。ボクが見て居なければ成功していたからね
今ボクから目を離すのは危なくないかい?」

銃を下ろしたのは撃てる状態に持っていくため。
周りを見回す姿にダガーを持つ手を押さえる事も出来るが更に面倒になりそうでせずに。

「……これでも18なんだよ。やっぱり捕まえて牢獄に投げ込みたくなってみたよ…。
そんなわけでワインは嗜めるから良いのを用意するんだよ」

ダガーが首元から離れると男にはっきりと聞こえるように金属音を立てハンマーを戻し。

「実はさっきはボクは撃てる状態じゃなかったんだよ。つまりキミは勝っててはったりに負けた訳だよ」

そんな姿にクスクスと笑って。

ゲス・アンフェア―ズ > 「……危なくないかいって……あっはっはっは。うん、わかってましたよ。美しいお嬢さん。君が牢獄とか投げ込むとかそういう言葉を使っちゃいけないな……というかさっきのハッタリかよ!あぁ、もう!」

ぐったりしながら年下にしてやられてしまったため悔しそうに地団太を踏む。

「こんなことならあんたからベルトのひとつでも盗んどくんだったかね……ワインについては盗品で良ければあったようなかったような?
どこに届けるよ?」

そういえば命の奪い合いが出来る状態になったのに名乗られてもいないし、名乗っていない事を思い出す。

ルミエラ > 「こういう仕事は気が進まないんだけどね。ボクの胸の事を言うならしばらく入って貰うのもいいかと思ってね。
ふふ、キミは駆け引きが苦手みたいだね」

恨めしそうにする男の姿に完勝したと本当に楽しそうな笑みを見せて。

「それは困るよ。ベルトを取られたらズボンが落ちるじゃないか…どうやって帰れって言うんだい?
それでもかまわないよ、届け先は平民地区の4地区にある小さな家なんだけどね、ルミエラ・ハルフォード宅に届けてくれるといいよ。
殆ど留守だから玄関の傍の植木の影に頼むよ」

完全に男を振り回せた楽しさからついうっかりと滅多にいないのだが自宅の場所と名前を告げてしまう。

ゲス・アンフェア―ズ > 「……だから一応見逃してくれるってか。あ、うん、そうですね。いわないですよやだなーあっはっはっは。苦手って言うかなんというか」

自分より強そうな人間に対してはもっと卑怯な手段は遠慮なく使えるのだろうけれど、下手に実力が拮抗してて、相手が女性だと決意が鈍ってしまう。

「恥ずかしがってるあんたの姿見たら少しは気分が晴れるかなっておもっただけだ。あ、できないってわけじゃないからな
ルミエラちゃんね……機会があれば是非ともお邪魔させてもらうよ」

留守にしてるなんていうおいしい情報も手に入れられたしいかないわけがない。
ワインももちろん持って行ってやろう。家の中はもぬけの殻にしてワインだけ置いていくのもジョークが聞いているかもしれないと今から楽しみになる。

ルミエラ > 「そういう事だよ。キミを捕まえても手続きが面倒だからね。
でもさっき言ってたし一発ぐらい打ち込んでもいいかもしれないね。
……ボクが弱そうで女で油断したのなら次は大変だよ?」

男の様子に何んとなく言いたいことを察して呆れた目を向けて。
もし次に出くわせば強制労働施設にでも送ってやろうと考える。

「流石にそれは見せたくはないかな。戦利品がベルトだけでいいならやってみるかい?
あぁ、かまわないよ。ただ留守に忍び込んだら多分死ぬから気を付けるんだよ?」

留守にしているからにはもちろん備えもしているとはったりを一言。
最も忍び込んだところで金目のものなど何も置いていない寝泊まりに偶に使う程度の家。
それでももぬけの空になっていれば少しは驚くことは確実だろう。

ゲス・アンフェア―ズ > 「う、次からはゆだんしねぇよ。そんな物騒なものもってる女の子は特にな」

さっさとルミエラちゃんの気が変わらないうちにここを出てしまおうかと唯一の通り道であるルミエラちゃんのいる方へ移動していく。

「あぁ、そうそう、この荷物の持ち主だけど住所が書いてある手紙も入ってたからすぐ見つかると思うぜ。
あんたの家はダンジョンかよ」

そういいながらふらっとふらつきルミエラちゃんの方へ体を揺らす。
その瞬間に本当にベルトだけ抜き取ってやろうと手を素早く動かしてすってみようと試みる。

ルミエラ > 「うん、それが良いよ。ただ私には油断してくれると助かるよ」

男はどうやら荷物を諦めた様子。
カバンさえ戻るなら本当に捕まえるつもりなどなく半歩下がり道を開けて。

「そうなのかい?それなら届けれるね、わざわざ助かるよ。
乙女の家なんだ、備えはしているよ」

目の前でふらつく男に揶揄い過ぎたかと思うが全く反省はなく。
後はカバンを届けて帰ろうと思っていれば腰から足と何かが落ちる感触。
視線を下に向ければベルトがなくなり落ちたズボンが見え……
下半身はズボンを失いシンプルな白いショーツが露わ。
それが判れば顔が一気に真っ赤に染まって。

ゲス・アンフェア―ズ > 「もう、お前には油断しねぇよ。おっかなすぎる」

しかし、一矢は報いたい。
それがこのベルトだったのだが思いの外うまくいった。

「おや、やっぱり白だったか。うん、予想通り布って感じのショーツだぜ」

ひっひっひと下品に笑いながら少ししゃがみながら観察する。
ズボンをあげようとすれば靴でズボンを踏んだりして邪魔する気満々でルミエラちゃんに近づいていく。

「ルミエラちゃん几帳面そうだし上も白かね?」

真っ赤に染まる様を見て多少すかっとする。
罪悪感を感じないかと言われれば嘘になるが、今は楽しむことにする。

ルミエラ > 「油断してくれたらまた見逃してもいいよ?」

捕まると大変だよと笑って見せて。
まさか本当にされるとは思っていなかっただけに抜き取られ。

「な……ななな…!本当にやるのかい!」

しゃがみ見られると慌てて上着を引っ張り前を隠して睨みつけ。
ズボンも上げる邪魔をされないようにと動きにくいままに数歩下がって。

「これは安いからだよ…!この変態」

してやったつもりが最後はしてやられた。
見逃したのに恩を仇で返されたと怒りから短銃に手を伸ばしハンマーをあげる。

ゲス・アンフェア―ズ > 「あっはっは。変態結構結構。油断しないって決めたら汚い手使うのも罪悪感無くなってきた気がするな」

下がっていく姿を見てとったベルトを見せつけるように手元でぷらぷらさせる。

「そりゃやるさ。おっとこれいらない?」

下がってもいいけど持って行ってしまうぞと言わんばかりの視線を向ける。
銃を見ても落ち着いている。

「俺は好きだぜ。破っても怒られなさそうな安モンって言うのはさ。あとそれはやめた方が良いな。それ大きな音するんだろう?人がたくさん来るかもしれないぜ?」

俺はべつにかまわないけれどパンツ丸出し騎士とかあだ名がつくかもね?と付け加える。

ルミエラ > 「それは良い事だけどね。今日は見逃してもらった恩に報いようと思わないのかい?」

動きにくいが一歩二歩と下がるが揺らされるベルトに足を止め・

「全く……抜けてると思えば迷いがないね。それが唯一の戦利品でいいなら持っていくといいよ」

それだけでいいならどうぞ、というようにひきつった笑みを浮かべ。
先ほどとは違い銃を向けても怯まない事に撃てないと思っているのかと。

「安くても怒るに決まってるだろう!何を考えてるんだよ。
……人が来るのは困るね。でもキミからベルトを取り返せばいいと思わないかい?」

そんな不名誉は流石に困ると銃を向けたままに引き金は引けず。
上着を引っ張り銃を構え、これではズボンが上げれないと今更に気が付く。

ゲス・アンフェア―ズ > 「そりゃ、多少は恩があるかなーとは思ったり思わなかったり?でもほら、悪い人だしね?
基本的に盗人ってチャンスがあれば人の弱みに付け込むもんだし」

ベルトを俺から取り戻す。なるほど、それは確かにそうだ。
必死で俺を銃で狙いながら上着で何とか隠そうとする姿はとてもかわいいが、本当に撃たれたら困ったもんだ。

「高いのよりは怒らないさ。たぶん。何を考えてるってルミエラちゃんがショーツ破られて恥ずかしがってる姿とかね。あーでも。俺も両手ふさがってるのはこまるな。よし、こうしよう」

ルミエラちゃんのベルトを自分は取れるがルミエラちゃんは取れないような高い位置に輪っかにしてひっかける。

「よし、これで俺は両手使えるぞ?さて、どうする?このベルトとなにか交換するかい?」

上の方にひっかけられたベルトを指す。

ルミエラ > 「悪人ほど恩には応えるものじゃないのかい?
全く……キミは逃がさずに捕まえるべきだったよ」

本当に頭を撃ってやろうかと銃口を向け。
問題は撃った後に音で人が集まる前にベルトを直しズボンを上げれるかと言う事。

「どっちでも怒るに決まってるだろ。本当にどうしようもない変態だね……」

やっぱり撃っておけばよかったと睨みつけ、それと同時に今日に巡視など言い渡してくれた上官に恨みを募らせ。
男が自分では届かない場所にベルトをかけたのを見ればこの世の終わりのような顔をしてしまう。

「今日の自由で十分だろう?ボクは渡せるものはないからね…」

カバンを私という選択はなく、それに今持っているものはあくまで支給品だけ。
惜しくはないがベルトと交換も割に合わないと考えて何もないと

ゲス・アンフェア―ズ > 「ひっひっひ。お互い今度からは気を付けようぜ」

面白いから見ているが、そろそろ本当にこいつの仲間が来かねないかなと思い始める。
悪戯するならあと少しだけだろうか?

「そうだぞー変態だぞー。あらそうかい?確かにこの自由を手に入れられたのは大変ありがたい。じゃあ、俺はここから去るとするかな?
そこら辺にいる男を連れてここに戻ってくるのも自由だし?あぁ、自由って素晴らしいね」

暗に何か取引しないと見世物になるぞと言っている。
でも絶望的な表情を見られたのでイーブンと考えるか悩みどころだ。

「あ、そのショーツと交換でも俺はかまわんけどな?」

ここまで言うと泣いてしまうだろうか。
鳴くまではやりたくないがギリギリまでと嗜虐心と悪戯心が表に出てくる。

ルミエラ > 「そうだね…次は頭に直ぐに撃ち込むことにするよ…」

これなら誰かを連れておけばよかった、いくら頭数の衛兵でも役には立ったかもと。

「キミは救いがたい変態だよ。去るならベルトを置いて行ってくれないと困るんだけどね。
……そ、そうやって大勢でボクを奴隷にでもするつもりかい……?」

あくまで表の治安はいいが一歩路地に入ればそうではない王都。
もし男が本当に誰かと連れて戻れば先にあるのは最悪な未来。
流石にああなるのは御免だと身震いして。

「…先にベルトを返してくれるかい?それと脱ぐのは物陰でいいよね?」

目の前で脱ぐサービスまではするつもりは全くない。
だがショーツは渡すから先にベルトを返せと最早涙目。
すっかりと立場が逆転している事になって。

ゲス・アンフェア―ズ > 「これからは頭にバックルでも巻いておくことにしよう」

だいぶすっきりした顔になる。もはやルミエラちゃんに何を言われてもそれは負け犬の遠吠えのようなもの。何を言っていても気持ちがいい。

「いやぁ、ここにいる人達は紳士さ。ベルトをとるのをてつだってくれるんじゃないかな?踏み台になったり肩車したりさ」

素肌に触れまくって結局のところはやられてしまう未来しかないのだが、それは言わなくても彼女はわかるだろう。
涙目も見られたし、意地悪はしないであげよう。

「あーそうだな。ただ、銃は地面に置いておけよ。そうじゃないと安心してベルトとも取れないからな」

優しくこんどはほんの少しだが柔らかい笑顔を見せる。
もう、今の復讐(どう考えても逆恨みだが)をするつもりもないし仲間にいい土産話もできた。

ルミエラ > 「それがいいね、後ろにも気を付けるんだね」

すっきりとした男とは逆に顔を赤くして悔しそうにしてみせて。
へんなのに関わってしまったとあるのは後悔だけ。

「そういう冗談は感心しないよ。どれも飢えた狼じゃないか」

ベルトは取ってくれるかもしれないが、そうなればベルトは拘束具に代わるだろう。
先にあるのは不特定多数に弄ばれ孕み袋にされる未来しか浮かばず。

「ボクはキミほど曲がっていないよ。撃ったりはしないからね」

それでも仕方ないと銃を地面に置き、代わりにとズボンを引き上げてショーツを隠す。
そして早くベルトを返せと急かして。

ゲス・アンフェア―ズ > 「あっはっは。騎士が後ろから撃ってくれるなよ」

すっかり立場が逆転だ。
最初は騎士には見つかるし、今日の儲けが消え去るしで最悪だと思っていたが儲け以上の価値のある体験ができた。

「お下品、お下劣、ゲスな冗談はお嫌いかい?ひっひっひ」

とりあえずベルトを高い所からとってやる。
そして、ベルトを持ったまま急いで近づく。
地面に置いてある銃をとられてはたまらないのだ。

ルミエラ > 「細かい事は気にするのはいけないよ。それにどうせなら気が付かない間のほうがいいだろ?」

立場は逆転したが次は確実に撃つという決意も決まり。
簡単に終わらせて帰るつもりが災難な一日に代わってしまった事に肩を落とす。

「自分が不特定多数に掘られるのを想像しているといいよ?」

それで分かるよとジト目になり。
ベルトを取れば早くよこせと手を突き出す。
今は銃よりもベルトが大事というように。

ゲス・アンフェア―ズ > 「はははは。気が付く気が付かないじゃなくて痛くないのが一番かな」

銃という脅威にどう対応するか難しい所だが今は安心だ。
次はもっとひどい目に合わせてみたいと少し嗜虐心がそそられる。

「おっかなすぎるな。いや、まぁ、そんな状況がいままでなかったかと言われると……人生経験で心当たりがちょっとあるのが嫌になる所ではあるんだが」

突き出された手に最後の意地悪だといわんばかりにベルトをバックルに通し、限界まで絞って小さくしてからぐるぐると巻いて渡す。
銃の位置を確認していつでも蹴り飛ばす準備も忘れない。

ルミエラ > 「大丈夫だよ、感じる前に終わってるよ」

短銃なので射程は短いが確実に当てるよとそこは笑顔。
次に出会えば本気で問答無用に撃つつもりかもしれず。

「人そんな目に合わせようとするのが良く言うね。
なら私の気持ちもわかるよね?キミは掘られるだけだからいいけど私はその先があるんだよ」

そこが男と女の違いと本当に嫌そうな顔をして。
最後の意地悪をされたベルトを受け取れば本当に嫌そうな顔をしてベルトを伸ばしバックルから抜くがズボンを押さえながらなのでうまくいかず。
銃よりも取り返せたベルトをズボンに通してやっと一息ついたと締め直し。

ゲス・アンフェア―ズ > 「こえぇこといわないでよ」

殺気を読むとか超人的なことはできない。
しばらくはこの辺りは歩かないでおこうと心に決めておく。

「昔から言うだろ。ひとの不幸は蜜の味ってな。まぁ、うん、そうか……」

その先の事を言われるとわりとよわいので一瞬真顔になる。
いろんな意味で子どもは好きなのだ。
そして、ズボンとベルトに集中しているのを見てそれとなく銃を自分の外套とマントを駆使してそっと隠していく。

「うーん。今日の戦利品がなくなって宿も危ういのだけど、命にはかえられないね。別のところでさっと盗むとするか」

思案しながら座り込む。

ルミエラ > 「これだけの辱めをされたんだ。今ここでその下のを吹き飛ばさないだけ優しいと思うといいよ」

しばらくは警邏の仕事は回ってこないだろうが、その時は口径の大きなマスケットを用意しておこうと決め。

「確かに言うね、なら次は捕まえてそっちの趣味の囚人の牢に入れてあえるよ。
ボクは好きでもない男の子供なんて産みたくも育てたくもないね」

一度そうなれば確実に孕むまで犯され産まされる。
騎士としていきれなくなるのは構わないが、その命と向き合うなどできないと首を振り。
これでズボンが落ちないとなればもうショーツは見られないと安堵の息を吐き。

「宿なら牢屋でいいなら案内できるよ。お金は働くのが一番さ。
そうそう、それがいいよ。できればボクの目の届かないところがいいね」

今度こそもう何もされないと思えばカバンを拾い上げておいた銃を探して目を向けて。

ゲス・アンフェア―ズ > 「ぞわっとするこというなよ。男はこっちに脳みそついててもおかしくねぇんだからよ」

下が吹き飛ぶシーンを想像してしまいぶるっと震える。
もう全身防具でつつんでいたほうが安心なのではと思うがそれだと盗賊として活動ができないので本当にすることはないだろう。

「しょ、職権乱用反対!」

喋っている間に自分のズボンの中に銃をしまい込む。
ショーツはもうこの際どうでもいい。
この武器が新しい装備として持って行けたら怖いものはあまりなくなる。

「それじゃ、失礼するぜ。あ、ショーツはワイン届けに行くときにでも勝手に盗んでおくよ」

一応約束したし、情報もあったし?楽しい事になるのはかわりないのでにやりと笑いながら去ろうとする。

ルミエラ > 「それならキミも悪趣味な事を言わない事だよ。…吹き飛ばしてみるのもいいかもね」

そっちにもついててもおかしくなという言葉に吹き飛ばせばどうなるか興味が沸いてしまい。
思わず怖い笑みを浮かべへ男を見据えて。

「ならキミもああいう冗談はよすんだね。それならキミ自身で私を口説くとかまだ考えるほうが好意は持てるよ」

何処の牢にそう言うのがいたかと思い出す様に顎に手を当て。
探しても見つからない銃に男に目を向け…懐から取り出した小袋、弾と火薬が詰まったものを投げ渡し。

「それは今日のキミの戦利品にあげるよ。持ってくのはいいけど1枚だけだよ」

仕方がないので1枚だけとため息とともに告げて。
去っていこうとする男を止めずに、ただまた同じことをされないように警戒はするのだが。

ゲス・アンフェア―ズ > 「わかった、わかったよ……な、なんか怖いこと考えてない?ルミエラのお嬢ちゃんよ」

なんだかこういう顔をどこかで見たことある気がする。
こういう顔をしている時は大抵まずい事を考えてると経験則から感じる。

「口説くかぁ……大抵強姦とか、それこそ今みたいな弱みを握っての強姦とか……眠ってるところを強姦とか……うん、これ以上言うと俺の立場が危うそうだ」

投げられた火薬と弾をキャッチして、腰に結ぶ。

「へっへっへ。そりゃどうも。一枚だけね……ブラの方は期待できないけど1セットもっていくかねー」

なんて捨て台詞を吐きながら男は去っていった。

ルミエラ > 「気のせいだよ、気のせい」

男の言葉に楽しそうに笑って見せて。
以外と勘が良いのかなと少し見直して。

「大丈夫だよ、もう救いようがないからね。
そういう趣味の囚人が多くいる場所を用意しておくから楽しみにするといいよ」

全部強姦じゃないかと呆れてしまい、投げ渡したものをキャッチするのを見届け。

「本当にキミは失礼だね。早くいかないと気が変わるよ」

早くいきなと手を振って追い払い、姿を見送ればカバンを拾い上げてその住所へと持っていくことに

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からゲス・アンフェア―ズさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からルミエラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にライムウェルさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からライムウェルさんが去りました。