2018/04/16 のログ
シャルレ > みつけたテントの中に入り伝票を手渡す。
寄り道にも誘われるようないい匂いの夜市、でも今夜は我慢と、
くるっと踵を返せば、足早に夜市の広場から離れていく

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシャルレさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にザールさんが現れました。
ザール > 平民地区をぶらぶらと歩く男。夜の時間も時間であるが大通りの人通りはいまだに多い。

「さて、今日はどこの店に行くか。」

等と呟きながらいつものようにぶらぶらと歩いている。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にイリスさんが現れました。
イリス > 本日の簡単な仕事を終えれば外はすっかりと暗い時間。
軽く食事でもして宿に戻ろうと考えて大通りを歩き。
人の多い通りをぶつからない様にを気を配りながら店を眺めて歩く。

「ん……あいつは……」

何軒かの店を眺めて次はと視線を巡らせるとその先に先日に貧民地区で色々な意味で世話になった男を見つけて目を細め。
そちらにと歩く方向を変えて歩み寄り。

「こんな場所で会うなんて奇遇じゃねーか」

名前は知らないが一応の知り合いには違いなく、ややぶっきらぼうな言葉使いで話しかけていく。

ザール > ぶらぶらと歩く男は頭一つも二つも飛び出ている故に目立つであろう。

男は人通りが多くとも、関わり合いになりたくないのか人は避けていく。

避ける必要がなく楽ではある。

そんな折此方に向かってくる気配が一つ。
何となしに刀に手を置きながら…。

「おう。 シスターか。 奇遇だな。」

ぶっきらぼうな言葉づかいで話しかけてくる相手に視線を向け。

「なんだ。 後ろからいきなりメイスで殴り掛かってくると思ったが、言葉をぶつけてくるとはな。」

男としてはメイスで殴り掛かかれるのもありだったようで少し残念そうであった。

イリス > 「こんな場所で会うって思ってなかったな」

元々眼つきはよくないが男を見る目は完全に睨んでいるそれ。
前回の事を思い切り根に持っていますという雰囲気を見せながらも話しかけたのは知り合いがいると無視できない性格のせい。

「こんな場所でする訳ねーだろ。場所を考えろよな。
だからお前も剣から手を離せよな、捕まるぞ」

刀に手を置いてるのが目につけが衛兵が来るぞと告げて。
武闘派ではあるがどこでも殴り掛かるかと呆れも見せる。

ザール > 「おいおい、俺だって平民地区で飯を食ったり酒を飲んだりするぞ?」

わはははと楽しそうに笑いながら睨まれていても気にする事も無く。

こんな場所で襲い掛かるものかと言われれば…
ふむと小さく頷いてから首を振る。

「やれやれ。 どこで有れ危機感を持たないと襲われて後手を取るぞ?
…抜かなければ大丈夫ではないか?」

等とどこかずれたまま、尋ねながら手を滑らせ刀から手を離し。

「さて、暇なら飯でも食いに行くか? 美味い店を知っていたら案内してくれると嬉しい。」

イリス > 「てっきり貧民地区のから出てこないと思ってたんだよ。
こっちでもあんなことしてんじゃねーよな?」

嫌味のように告げてはみるが楽しそうに笑う男に全く意味はなく。
こいつは何をすれば堪えるのか、実は何も考えてないんじゃないかと見てしまい。

「人のいる街中で襲って来る奴は頭のいかれたのだろーが。
刃物に手をかけてる時点で物騒じゃねーかよ。衛兵呼ばれるぞ」

冤罪や暇つぶしにしょっ引かれるぞと心配する義理はないが周囲の迷惑になると呆れて告げ。
手を離せばそれでいいと頷いて見せる。

「あ?お前が奢ってくれんならかまわねーぞ。
私だってこの街に来て日があせーんだ。詳しくねーからお前の勧めの店でいい」

むしろ知らないからこそ探していたので、逆に案内しろと無茶を告げる。

ザール > 「貧民地区の方が確かに多いな。
あんな事? 俺は巻き込まれているだけなのだがな」

相手の言葉にそんな言葉をのらりくらり。

「まだもう少し恨みを売り足りないのか…」
等と小さな言葉でつぶやきつつ…

「物騒なのは否定できないな…
こんな顔で物騒じゃない奴なんていたら、逆に怖くもあるな…」

等と、小さく楽し気に笑い。

「案内される方が驕るものだとも思うが…
まぁ 普段功徳を積んでいないからな…
たまにはシスターに飯でもおごって功徳を積むとするか。」

等と笑いながら考える様に自身の顎を撫で。
ほら行くぞとばかりに歩きはじめる。

「ところで肉やら酒はいけるのか?」

イリス > 「こっちにいるよりもよっぽど似合ってんぞ。
あれは後で考えたんだけどな、お前先にどこかで喧嘩売ったんだろ?
あん、何か言ったか?」

のらりくらりとする男にそうに違いないと半ば革新のような言葉をかけ。
なにか聞こえた気がして問い返して。

「否定しねーなら街中で手をかけるんじゃねーよ
そりゃそうだけどな、言ってて悲しくねーか?」

確かにこんな顔の善人がいたら悪人より怖いと納得してみせて。

「シスターに集るのがどうかしてんだろ。
そうしとけ、そうすりゃ死んだら天国があるならいけるかもしれねーぞ?」

そんな事を言いながら是非奢れと笑みを浮かべ。
歩き出す男の後を追いかけて歩き出し。

「肉でも酒でも問題ねーぞ、なんだって食える」

そうはっきりと言い切って。

ザール > 「酷い言い方だな。
いや。そんなことするわけないだろう?
ちょっと怪しそうなあたりで金を持ってるふりをしただけだ。」

はっはっはっ。と笑い。

「善人は善人の顔に。 悪人は悪人の顔に。
環境次第な面が多いからな。
悪人で善人の顔をしているのは詐欺師ぐらいだろう。」

哀しくないかと問われれば何を言っているんだとばかりに不思議そうな顔。

「シスターも施す側の物だろう?
天国か…そうだな。
俺もこのままいけば天国が待っているだろう。」

どこか楽し気に笑う男。
天国が一般的に言う天国なのか戦いや責め苦に明け暮れるであろう地獄なのかは触れずに。

「ならよかった。好き嫌いがないのはいい事だ。」

そういいながらずかずかと進む男。
街の人たちはある意味異様な組み合わせに怯えや戸惑いを覚えるのか人通りが多くとも、歩くのに苦労はない。

路地を曲がると、男の馴染みの店。
分厚い木の扉を開けると中はこじんまりとした店を静かな音楽と、食事の匂いが漂っている。

久しぶりに来たぞとばかりに手を上げ軽く挨拶。

カウンター席にドカッと座り自分の隣をぽんぽんと叩き。
「ここなら酒も飯も全部旨いぞ? 特にステーキやらもお薦めだ。」

イリス > 「そうやって釣ってから逆に巻き上げるつもりだったんだろ。
私が居たせいでご破算になっただけじゃねーのか?」

笑う姿にそんな気がして、こいつはとジト目で見る。

「そりゃそーだ、誰でも色々な顔は持ってるもんだよ。
私だってその時で使い分けるからな。
詐欺師はそうやって近づくのが手段だろ」

不思議そうな顔をする男に言うだけ意味はないかとため息を吐く。

「恵まれねー奴には少しはな。
施し過ぎたらそれが当たり前になって堕落しちまうからな。
お前が天国に?まー、それならいいじゃねーか」

楽し気に笑う男が天国に行けるかどうかは見た目ではありえそうにはない。
しかし案外隠れて善行が多いのか?と考える。

「好き嫌い言ってるような贅沢は出来ねーからな」

それで食えないは馬鹿だろと呆れた顔をして。
本当に異様な組み合わせに人はどんどんと避けて歩きやすく。

男について歩き路地を曲がればこじんまりとした店が見え。
扉を開けて入る後に続けば音楽や食事の匂いがして。

「それならステーキとお勧めの酒で言い、それで頼むわ」

男の隣の席にと座ればメニューも見ずにそれで任せると告げて。

ザール > 「ははは。巻き上げる輩が金を持ってくるわけないだろう?
ご破算になるわけは無かろうに。」

ジト目で見られれば楽し気にそんな言葉を返し。
荒事を期待していた男にとってはある意味での及第点。

「やれやれ、皆単純に生きられればいいものなのだがな。
シスターが? どんな使い分けできるんだ?」

等と相手の顔をまじまじ失礼なことを聞き。
ため息をつかれてもこの会話自体を楽しんでいるようで男は愉し気に笑う。

「俺も恵まれない人間だがな。
まぁ水と同じで低い場所にながれていくからな。
んむんむ。 俺にとっての天国でどれだけ俺の事をワクワクさせてくれるか楽しみだ。」

恵まれないというのはトラブルであろうか…。
だが、ある意味で前向きな男。
万が一書類の不備で天国送りになっても地獄に行って闘いに明け暮れそうな男ではある。

「そうだな。 贅沢は禁物。 良い言葉だ」

刀を抜き、男の横に立てかける。
老齢の店主は注文を聞けば一礼してから厨房にオーダーを通す。

店の奥からは肉を焼く音が響き始める。
そして、二人の前にはお通しと、酒。
一つは褐色の蒸留酒で満たされたグラスに、相手の前にはさっぱりとした味わいのフルーツで作られた食前酒に最適なシャンパン。

「では二人の再会に?」

シャンパングラスではグラスを重ねるわけにもいかず、代わりに盛ったグラスを軽く掲げた。

イリス > 「それでも少しはもってんじゃねーか?それならいいんだけどよ」

金を巻き上げるのが目的だはなかったと聞けば鋭い目を丸くして驚き。
流石に荒事だけが目的だったとは想定できず。

「それだと別な意味で面倒な事になるんじゃねーか?
私は子供には優しいんだよ、悪いか?」

子供に対しては言葉使いは荒いままだが優しくしていると。
男との会話は疲れはするが言葉使いに文句を言われる事もないだけに気楽。

「お前は満たされ過ぎてんじゃねーか?好き勝手にしてな。
私はそう言うのが嫌いだからほどほどにしてんだよ。
……つまり楽しめれば何でもいいってわけか…」

なんとなく察した、男は暇を潰せるようなトラブルを求めているのだと。
前向きではあるがどうにも理解できそうにない考えだけに言葉を選べず。

「それで食えねーとか馬鹿のすることだろ」

慣れた様子でオーダーを通すのを眺め、奥から聞こえる肉の焼く音に楽しみだという様子。
そして前に並べられる料理にこういうのもあるのかと感心してシャンパンを手に取り。

「それでいいんじゃねーか?」

他に言葉も浮かばないからそれでいいと告げて。
男に合わせてシャンパングラスを掲げ口元に運び一口。

「こういうのはあまり飲まねーけどうまいもんだな」

その一口で頬を赤く染めて息を吐いて。

ザール > 「それに弱った者から奪うというのはな…
一応人間ではあるし。
…あれだ。 だれか弱い奴が巻き込まれないように不幸の芽を摘んだのだ」

等と…とってつけたような目的を付け加えてみた。

「うむ。それもあるな…。
いや。 子供を相手にしているシスターを見てみたいと思ってみただけだ。」

相手の言葉に小さく笑いながらうなずき。
満たされすぎだという言葉には苦笑い。

「そうか? まぁそうであればいいのだがな。
満たされていないから、楽しみを求めているのだ。」

相手の言葉に頷き。
言葉を選ばずに言われても男は一切気にしていないようで。

「ふふ。 そうだな。食えない時は地獄だからな。
好き嫌いをする奴は尻叩きだな」


気が合えば楽し気に笑い。相手が肉を焼く音を楽しんでくれればそれだけでも満足げ。

なんとも適当な乾杯の挨拶。

「そうだな。 俺はもうすっかりこいつだけだが…。食前酒というのも良いものだ。
肉がもっとうまくなるぞ?」

頬を赤く染めながら酒を味わう相手の横顔を眺めながら、二人の前に出されるのはステーキ。
熱された鉄板の上でジュウジュウと油をはねさせながら出される一枚のステーキ。

「さぁ 食うか。 足りなければ遠慮するなよ?
それとも俺が食わせてやろうか…?」

等という男の更には既にもう一枚多く載せてあったりしたのを切り分けながらふと、手を止め。
そんな言葉を相手に向けた。

イリス > 「……それとってつけてねーか?
むしろぶちのめして戦利品の名目で引っぺがしてねーか?
そう言うのは別にいいと思うけどよ」

男の言葉に、まだ会うのは二度目ではあるがあの時を思い出せば取ってつけているように感じて。

「そうなりゃ楽しみもなくなっちまうぞ。
わりーが見せねーよ。あれは私の秘密だ」

あんな姿を見せれるかと言い切り。
苦笑いに違うのか?と見返し。

「思うように生きれてるならそーいう事だ。
お前は満たされて更に楽しみを探してねーか?」

なんとなくそれも贅沢な気もしなくはない。
ただそういう生き方もありなので注意などはしないで。

「飯は食える時に食う。粗末にするやつはそうしねーとな」

全くだと男に笑みを浮べて頷き。
この街に来てまだステーキなど食べていないと思変えせば楽しみになる。

「酒は飲めるがあんま飲まねーんだよな、気が付いたら朝だしよ。
肉がうまくなるならいいんだけど、あんま進めんなよ?」

酒を多く飲むのはシスター仲間がいるときだけ、その仲間にも注意されたことを思い返し。
あまり飲ませるなと男に言っているとステーキが運ばれてくる。

「そうだな、食うか。流石にそれだけあれば足りるって。
そこまで世話焼かせるかよ」

自分でやるというように視線を向け、フォークとナイフをもち早速ステーキの攻略にかかる。