2018/04/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にリタさんが現れました。
リタ > 今日は店を早めに閉めてのお買い物。
丁度料理に使う皮剥き用のナイフが欲しかった為、
平民地区まで足を伸ばして市が開かれているその場所へと辿り着いた所。
色々と物色をしながら店員はあたりを見回して…そこに店員の目に一人の人物が目に入った。
並べられたナイフを見ている店員の後ろをゆっくりと歩く一人の男性。
その人物は、先日自分がすれ違った男性だった。
見間違う筈もないその体躯はこんな場所でも目立っていて。

「…あ…この前のでっかい人。」

失礼にも彼に指を指しながらの言葉をぽろり。

イグナス > 珈琲の残りをぐびりと喉に押し込んで、ひといき。
さあ、改めて視線を露天に回してからの、何かいいものでもないかな、と。
――品定めを再開した最中に聞こえる声、己に向けられたというよりは、発見したというか。
はて、と振り向いたならば、こちらを指さす男…いや女か。判断つかぬままに。

「ン、おう?おれのことか、………あ、いや。」

はて、と瞬き一つ。知り合いではない、ないが、どこかで見たような。
顎に片手を置いて、んんん、と呻く間を一つ置いたのちに。

「どこかで会ったか、……会ったような?」

結局確定できずに、はてと不思議そうな表情だった。

リタ > 前は裏のお仕事の直前だった事を今思い出すと、自分の軽率な声にちょっと反省。
それだけ彼が目を引く体躯なのは間違いないのだが、つい出てしまった言葉をどう取り繕うか…。

「あ、この前は…すれ違っただけだったんで。お兄さん大きいから、人目を引くでしょう?」

だから覚えていた、と言葉を付け加えながら、その立派な体躯をしげしげと見つめ。

「私も背、低くない方だけど…やっぱり大きいですね。
お兄さんみたいな人がお客さんだったら、ウチの店も繁盛しそうかな。」

珈琲の香りを乗せた彼の言葉にはそう返答し、さりげなく職をアピール。

イグナス > おお、なるほどとうなずいた。それじゃ、己が覚えていてなくてもしょうがないというやつだ。
こくりと頷いて、一歩彼女の方へ。そうするともう完璧に見下ろすような恰好。
体格を見つめられるのは結構慣れているから気にせぬままに

「そりゃァそうだ。おれほどでかいのは、そうはいねェモンな。」

かかか、って納得したとばかりに笑い声。
ただでさえ目立つのが視線を引くけれど、やっぱりあまり気にせずに。

「ンむ。そらそうよ、――……なンだ。かこつけた店の紹介か? 
 ……おれはイグナスという、冒険者だよ。
 で、お前は。どんな店してンだ?」

ちゃんとそっちに本題を。割と興味津々。
じいっと見下ろしたままに問いかけた。

リタ > 近づいてくる彼を見れば、その巨躯は逞しく、顔に残る傷跡がその強さを物語っている。
こういう人物が敵に回ると非常に厄介だ。クォレルを数発当てても仁王立ちしていそうで…。
そんな事を考えながら、友好的に接する事に決めた店員だった。

「アハハ、ばれました?貧民地区でバーをやってるんです。マスカレードって店。
お酒はあんまりお勧めできないですケドね。」

彼の豪快な笑い声の後にしっかりと営業活動。
ちょっと首が痛いのは、視点が上へと向きすぎている為だ。

イグナス > 目の前で立ち留まり、彼女の言葉にふむと首を傾ける。
腕組み一つ。

「貧民地区のバー?……あァ、そりゃ、もしかしたらそのあたりで見かけたコトもあンのかな。
 ――なンだ。バーなのに、酒はお勧めじゃあねェのか。」

はて、と少し不思議そう。かくりと首を傾けて。
その合間に、彼女の様子に一歩引いた。見上げられるのが多いならば、それによって首が痛くなるのも知っていた。

「ああ、悪い。――……ンン、それで、お前の名前も聞いていいか。」

リタ > 話しながら彼が離れると、少しだけ店員の顔が下がる。
普通の人ではありえないであろうその気遣いにちょっと面白くなってしまい、笑顔を零しながら。

「周りの店が良いお酒売ってるから…ウチは質より量、それと食事で。
場所が場所だし、良いお酒盗まれても嫌ですし。
――あ、ごめんなさいっ…私、リタって言います。」
えっと…イグナスさんはお酒好きなんです?そんな感じがするな…」

営業活動に熱が入り過ぎた為か、うっかり名乗る事を忘れていた店員。
頭を下げながら謝辞と名前を彼に告げた。

イグナス > 「ほう、へえ、なるほど。量か――。
 んむ、飯も酒も俺はたっぷり喰うし、飲む。」

だからそういう店は好ましいのだと、にかりと笑った。
名前を名乗ってもらえたならば、リタ、と復唱。
次はこっちがちょっとだけ不思議そうに、じっと眺めつつ

「だいたい毎日、いつでも飲んでンなあ。
 ―――…そうだリタ、だな?店、今日は開く予定はあンのか。」

早速とばかりに、笑みとともに問いかけた。
どうやら早速店にいってみる心づもりのようだった。

リタ > 「うんうん、やっぱり。沢山食べて沢山飲んでくれる方は良いお客様。
一応…酔っ払って店を壊したりしませんよね?」

なんて冗談が加わるのは、彼の豪快な笑顔を見たから。大きい割にはなんか可愛い、と思ったのは秘密。

「え、今から?お酒はいいとして…食べるもの、あんまり無いですよ?店閉めた後だし…
適当でいいのなら作りますケド…」

頭の中で残っている材料を思い浮かべる。
彼がどの位食べるのか未知の領域だが、まだなんとか料理になるものは作れそうだ。

イグナス > 酔っぱらって暴れるようなら今頃町なんて歩けてねェよ、なんて冗談位は冗談を返して。
くくく、と己の冗談を楽しむように笑ったのち。
ちょっとばかし残念そうに軽く口をとがらせて。

「ん、む。なンだ、今日はもう店閉めてたのか
 ――……おれはそりゃ、ありがてンだけども。なんか悪い気もするけども、…んー、いーのか。」

折角知った新しい人間だったり店だったり。
行ってみたいという気持ちは割と強いのだけど、なんだか悪いようにも。
けれど彼女も良いと言ってくれてるならば、と好奇心の方が勝りがちに。

リタ > 酔って暴れる彼を止めるなんてかなり勇気が居るだろう。止めた方が町を歩けない程ボコボコにされそうだ。
そんな事を考えてしまって、彼の言葉に噴出して。
しかし、流石に彼の巨躯を満足させるだけの食べ物とお酒を用意できそうにない。
折角来てくれるのなら、良い印象を持って貰いたいのもある。

「ん~…やっぱり日を改めてくれた方が嬉しいかな。イグナスさん、ウチの在庫を全部消費しちゃいそうだから。
ちなみに肉と魚どっちがお好みで?」

やっぱりがっつり系が良いよね、なんて来店の際のメニューを考えてしまう店員。

イグナス > やっぱり今日は難しそう、ちょっとだけ残念だけれども。仕方もあるまい。
そうか、ともう一度頷いて。
問いかけには、もちろん、といった具合で笑ったならば。

「肉だ、にく。肉と酒――、ちぃとモノが悪くてもイイ。
 量が欲しい。」

あるいは彼女の店がしっかりマッチするではなかろうか。
問われるならばしっかりと要求を返す。
どうやら色々と段取りも考えてくれている様子に、ちょっとばかしわくわくともしているようだった。

リタ > やっぱり肉だよね、と頷きながら笑顔を見上げ、自分も笑う。
店員の頭の中では彼に振舞う料理のメニューが並んでいた。勿論値段もしっかり添えられている。
日が昇ったら早速市場に行って、沢山の食材を買い込もう。
そんな事を考えていると、期待が露になっている彼が目に入った。

「…なんかイグナスさんって…キュートですね。」

呼吸を置いて体に似合わず、と付け加えるのは気恥ずかしいから。

「と、そろそろ帰らなきゃ…それじゃ私はこの辺りで。イグナスさんのご来店、お待ちしております。」

ぺこりと丁寧に一礼すると、店員は自分の店へと帰っていく。
ちょっと離れた場所で振り返り、もう一度礼。
さて、店に戻った店員は、仕込みをしている最中買うはずだったナイフをすっかり忘れていた事に気づき、
数時間後またこの場所へと戻ってくる事は内緒である。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からリタさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にピングさんが現れました。
ピング > 過ごしやすい気候へと落ち着いてから暫しが経つ。
今日も日中は穏やかで、日向ぼっこに持ってこいの一日だった。

そんな爽やかとも呼べる時間帯、相変わらず客足の少ない店の中にて、今日もだらだらと店番をする店主が一人。

「…………うぅむ。」

外は穏やかなる陽気ではあるのだが、股間が非常に熱い。暑いでなく、熱い。
少しばかり疲れが出たと感じた折、滋養強壮、という謳い文句に釣られて飲んでみた薬がきっと悪かった。
成程、強壮効果はあるのだろう。あるのだろうが、出る場所がピンポイントに過ぎた。
じわりと汗の浮かぶ顔にて視線を落とす先は、自らの股間。
そこはもう大層、ご立派に隆起してパンパンだった。

――それはもう、物理的に熱を持つほどに、熱かった。

ピング > 何処かに移動し抜いて貰おうにも、流石にこの状態で往来を歩く気概は無い。
しかして自分で処理するのも何だか釈然としないものもあり。

暫し、悩む。

悩み、唸り、幾度か商品たるオナホに手を伸ばしかけては引っ込めて。
―――果たしてどんな選択をしたのか。
恐らく誰も気にはすまい結果は、はてさて―――。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」からピングさんが去りました。