2018/03/05 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にフィル=クォーレンスさんが現れました。
フィル=クォーレンス > すっかり辺りも暗くなってくれば、街行く人々が向かう先は住宅街や歓楽街。
大通りから人気がなくなっていくのと裏腹に、酒場等が並ぶ道には人気は増えていき。
所々で喧騒も聞こえるそんな中を、人の合間を縫って少し足早に進んでいく少年。

「わっ、と。ごめんなさい。」

余り賑わっている時間に大きな酒場に入り慣れておらず。
そこでお酒を嗜むことはなく、美味しいという話をきいて食事だけを食べに来ていたようである。
酒場の中に増えていく人や、ちょくちょく起こる喧騒に早めに出ようとして人にぶつかってしまい。
慌てて頭を下げれば絡まれずに済んだようであり、ほっと一つ零される息。

「…一本横道入ろうかな。」

夜もこれから深まる時間というのに、酒場の前に人は多いこの道。
歩きやすく、喧騒もあまりなく。危険すぎることもないように、といった様子で少し考えを巡らせれば小道を通る様に道を変え。