2018/02/16 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」にリンさんが現れました。
リン > 「だいたいさあ、君はいつも僕を弄んで……
 あの時だって君がいなかったら……」

賑わう酒場。
酔っ払った青髪の少年がくだを巻いている。

「そりゃ君には助けられているところもあるけど、
 だからと言って君に感謝をするつもりなんて全然ないからね!」

文句をつけている方向には、誰もいない。
隣の席の椅子に置かれた青いバイオリンのケースがあるだけだった。
酒精が回って幻でも見ているのかもしれない。
その奇妙な振る舞いから、かかわり合いになろうとする客はいない。

リン > ぼりぼりと豆の煮たものを食べて、水を飲み下し、息をつく。
そうすると少しは冷静さも戻ってきて、《アクリス》に当たり散らすこともやめる。
酷いときは衆目のある中で物理的に暴力をふるっていたことを考えれば
多少はマシになったというものだ。

「今日はもうだめだな。
 とってある部屋に戻って休もうかなぁ……」

とりあえず腹ごしらえをしておこう、と
亭主に料理を注文する。