2017/12/26 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にタピオカさんが現れました。
■タピオカ > 冬の昼間の露天市。少し風が吹いているけれど、行き交う人の人肌で寒さは感じられない。マグメールの平民地区にいくつもある大通りのうちのひとつは、焼き菓子やパン、肉にスープ、香辛料に織物、海を渡ってきた香水といった匂いが入り混じって賑わう。
「依頼も終わったしー、お財布ぽかぽかしていい気分!
あちこち見て回ろうかなー」
簡単な採取の依頼を午前中のうちに済ませ、自由になった午後。ゴルドの入った路銀袋を下げて、雑踏の中をあっちこっちとお店を覗いて回る遊牧民の姿。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にリンさんが現れました。
■リン > 「はぁー……」
外套を着込んでフードを目深に被った幼い子供が、行き交う人に押されながら露天市を歩く。
彼のいつもの背丈はもっと高いのだが、今は故あって少しばかり縮んでしまった。
理由を簡潔に説明すると、小さい少年を好む相手というのがいるのだ。
「さっさと買い物済ませて宿に戻ろ……っうわっとぁ!」
何やら急いでいるらしい大柄な男が人混みをかき分けて彼のそばを走っていく。
それに突き飛ばされて、露天を見回っている近くの少女――タピオカに後ろから激突してしまう。
より厳密に言うとお尻に顔をめり込ませてしまう。
■タピオカ > 海を渡ってきたらしい、繊細なカットが施されたガラス瓶に入った香水の並んだ露天に気をとられて。辺境の出としては縁のなかった都会の香りに手を伸ばしかけた時。唐突にお尻に何かが埋まり。
「ふわあっ!?…あっ……、……っ」
背筋を反らして声を裏返らせ、びくんと大きく揺れる身体。
はしたない場所への唐突の刺激で、思わず頬を赤くしてかすれた息声が漏れる。彼の鼻先には引き締まったまるくてあたたかい、ホールケーキの生クリームみたいな柔らかさがぷりんっ、と顔全体を包む。
■リン > 「うわーっすみませ」
反射的な謝罪の言葉は途中で途切れる。
以前裕福な女性と一緒に入った高級宿のマットレスの柔らかさと
人肌の温かさと弾力を兼ね備えたクッションに顔を埋めているとわかったからだ。
平民街の雑多な市にこんな掘り出し物があったとは。
「ん~~~、あ、あれ、抜けない……くそっ抜けない!」
抜けないはずはない。
あまりよくないとはわかっていながらも一瞬で尻の魅力に酔ってしまった少年は、
そのまま尻にさすりさすりと顔を押し付けすんすんと鼻を鳴らしてもう少しそれを続行する。
後先を完全に考えない行為だった。
■タピオカ > 「あっ、あの、ごめんなさい……、
って……、あ、……っあ、……、だめ、……、っ、
お尻そんなにしないで……っ、……ん、……んっ……」
慌てて後ろを振り向くも、ぶつかってきた男の子の小さな背丈ゆえにはっきりと彼を認識できずに。動揺するまま、お尻にまし加わる刺激のまま、足が動かない。ひくひく膝を揺らしつつ、ワンピースの後ろに浮かぶ桃尻の形で相手の鼻先を捉えてしまい。ふたつのまろみがぐっと引き寄せ上げられたり、ぶるぶるしたり。力がこもったり緩んだりと忙しない。両手を宙に浮かせ、目元がうっすら赤くなり。
「だっ……だめだよう……っ、ああっ……、あぁっ……」
互い違いに上向き下向きになる尻たぶの締まった肉付き。そうすることで、より彼の顔を深く包みこんでしまいながら。もそもそと腰を左右に動かし、声を喘がせ。
■リン > 「うおっ、こ、これは」
引き剥がされるでもなく悩ましげな声が降り注ぎ、
顔にぐりぐりと肉饅頭の重みがのしかかる。
完全にやめどきを見失ってしまっていた。
人混みのせいか、二人が大変なことになっていることを
特に気に留めるものも今のところは現れない。
「……って、これ、ほんとに抜けな……ん、ん、んーっ!」
柔らかく締め上げられて、気がつけば小さいリンの力では引き抜くことができなくなっていた。
さすがにまずいと思って慌てて顔を動かすが、それは余計に鼻先を押し付けて刺激を与えることになる。
彼女の昂奮でじんじんと熱くなった尻肉に包み込まれ、満足に呼吸もできず、思考にもやがかかっていく。
「ぎ、ギブ、ギブギブ」
手のひらでぺちぺちと弱々しく太腿をタップする。
■タピオカ > 「押し当てちゃ、押し当てちゃっ、……あ……ぁ……っ」
力を抜きたくても、お尻の谷間に深まる小さな顔から衣服と下着ごしに伝わる艶めかしい感触。下着の内で皺穴がひくつき、柔らかい蟻の巣渡りがうねって相手の口を塞ぐ。いつのまにか小尻が上向きに、つんと腰が上がって。踵が浮いていて。震える声音と、かあっと熱がこもる桃尻。
「あっ……あう、あうう……。
はぁ……、はぁ……。
えっと……。キミが僕のお尻に……?
うう……、ごめんね。苦しかったね」
太腿をタップされると、やっとお尻と彼の小顔が離れて。一歩前に押し出すようにして離れると大きく息をつく赤ら顔。
振り返ってみれば愛らしい少年の姿があって。他に間違えようもなく、自分のお尻に溺れさせてしまった様子を謝り。恥ずかしさのまじった様子で眉根を下げつつ腰を折り。目線を合わせながら、彼の頭を撫で撫で。
■リン > 「ん、む、ぅ」
光差さぬ尻の中、空気を求めて唇がわななく。
もっともそれは尻たぶや会陰部に意図せずキスをする程度で終わる。
「……っぷ、ふぁ……
天国に行くかと思った……いや天国だったけど」
ともあれどうにか尻という沼から顔が引き抜かれる。
少女の下半身で蒸らされた顔に、青い髪が張り付く。
尻で窒息して逝くのならば考えられる中では遥かに良いものなのかもしれない。
天誅を下すどころか謝罪すらする尻の持ち主は、ちょっと人が良すぎる。
今のリンは華奢な子供にしか見えないというのもあるだろうけど。
「……僕にお尻押し付けて興奮してたでしょ。
このへんたい……」
自分のことを完全に棚に上げて、頭を撫でる彼女をなじる。
顔は火照っているし、もこもことしたズボンの股間部分は膨らんでいるしでさっぱりかっこはついていない。
■タピオカ > 「っ、あははっ……。僕のお尻が天国?
そんな風に言われたの、初めてかな……。
その様子なら大丈夫そうだね。
おねえちゃん、ついついぼうっとしてて。後ろに気づかなかったんだ。……汗、かいちゃったかな。……ほら」
小さな男の子の台詞にくすくすと肩を震わせた。相手を、まさか自分より年上だとは考えていなくて。見た目通りなら、自分より随分年下だから。おねえちゃんぶった物言いになる。愛らしい小顔の額に青い髪が張り付いているのを見れば、懐から白いハンカチ取り出してそれを拭い。
「うぅ……。うん、実は……。おねえちゃん、敏感なんだ。
少し、どきどきしちゃったよ。
……そんな事言いながらキミだって。……ここ、たってるよ?」
なじられると、困ったような笑顔になる。そっと赤くなる頬。お返しとばかりにややいたずらっぽい顔つきになれば、火照った頬を指先でそっと撫で。その指がつつーっ、と首筋、鎖骨、脇腹、下腹部の順で下げられれば、ズボンの股間の先にそっと触れ。触れたまま、動かさない。
「キミのここ、おねえちゃんがすっきりさせてあげよっか?」
にっこりと笑顔になって、小首を傾げて見上げてみせ。
■リン > 「おねえちゃん、って……
ひゃっ」
指が身体を伝い、股座まで至れば、ふるふると身体震わせて高いトーンの声を出す。
動かずただ添えられている指の下で、むくむくと膨らんでいくのが伝わるだろう。
間近から見上げてくる彼女の顔を直視できずに、きゅっと瞼を閉じる。
訂正できない子供扱いの羞恥も手伝って、吐き出す息が熱く湿っている。
「い、いいの……?」
どきどきと胸を高鳴らせながら、息を荒くしてそう口にする。
■タピオカ > 「えへ……。キミのほうこそ、身体が敏感みたいだね。
可愛いよ……。キミも、それから、……ここも。
あはっ!膨らんじゃったね。
キミは小さいけど、男の子だもんね。切ないよね、苦しいようね。……したい、よね」
指の腹で感じる彼の昂ぶり。むくむくと首をもたげてくる肉杭の感触と熱。正直な反応と、高いトーンの声音に悪戯っぽい笑みがいっそうふかく、瞳を細められる。彼をいたぶるみたいに、その先端に触れる人差し指と中指を、つ……ん。ほんのすこし、ゆっくりゆっくりとだけ押してあげる。柔く爪の硬さが亀頭へ寄せられ。
「いいよ。おねえちゃんが気持ちよくしたげる。
おいで……」
優しく頷いて、吐息を荒らげる少年に微笑みかけ。股間に触れる指を離せばそっと髪を撫でて。彼の片手を握り、露天市の端、人目につかない路地裏へと連れて。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からタピオカさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からリンさんが去りました。