2017/11/26 のログ
ラウ > こちらを睨む様な眼差しは、しかし恐怖や威圧を感じるものではない。
赤く染まった頬に、どこかとろりとした碧の瞳。流れるような金髪も含めて、可愛らしさの方が上だ。
僅かに視線を動かせば、放漫な胸元も視界に入る。中々な逸材であることを確認すると、苦笑を浮かべながら。

「これは失礼。しかしお嬢さんの様に可愛らしい方がそう飲みすぎて潰れてしまえば、何をされるかわかりません故。
 ……それとも、何かをされる為に男を誘っていたのでしょうか?その様にもじもじとされては、邪推されてしまいますよ?」

あくまで親切を装いながら、彼女の腰を支えるかのように手を伸ばす。
しかし、その手はそのまま腰よりも下へと向かい、彼女の尻肉を確かに力強く揉みしだいた。
術式による警戒心の欠如が成功したかを確認しつつ、ついでに彼女の感度を測るのが目的で。

「えぇ、この様に悪戯されてしまう訳です。納得していただけたら幸いですが、いかがでしょう?。
 ――ともあれ、まずは自己紹介を致しましょう。私はラウと申します。以後、お見知りおきを。
 そして、そうですね……お嬢さん、名前と、これまでの性経験を正直に、皆に聞こえるように教えてください」

柔らかな微笑みを浮かべながらも、その物言いは彼女を辱めるものに満ちている。
それに気づいて黙秘するかどうかは、偏に彼女の理性次第。失った警戒心をどれだけ取り戻せるかにかかっているだろう。

シルヴァ > どこか蕩けた眼元での睨みは迫力がなく、頬を膨らませ拗ねた様子が恐怖や威圧以上に可愛らしさを感じさせたのだろうか。
風になびく金髪と体格のわりに豊満な乳房に向けられた視線に気が付かないまま、苦笑を浮かべて告げられた言葉にさらに頬を膨らませ、ふんと拗ねたように顔を背ける。

「別に可愛らしくなんかありましぇん。それにまだ潰れていないから大丈夫ですにょ。
 誘ってなんかありません、失礼ですにゃ。邪推されるような事などしていましぇん。」

呂律が回りきらず少々怪しい語尾で言葉を返すが、腰へと延びる手から逃れることなく、腰を抱かれて支えられる。
ぐいと引き寄せられると身体を預け気味になり、服を這って下に延びる手を止めることはなく、豊満な尻肉の感触を確かめるように鷲掴まれ、はぅんと甘い声を零して。
そのまま我が物顔で揉みしだかれると甘い声を零して肌をさらに上気させ、柔らかい中にも鍛え上げられた揉み心地の良さを感じさせるばかりではなく、逐次甘い声と反応を返し感度が良いのも教える。

「悪戯と納得してもよろしいのでしょうか?
 ラウ小父さ・・・・お兄様ですね、こちらこそお見知りおきを。
 私はシルヴァと申しまして、性経験は恥ずかしながらいまだありません。」

柔らかな微笑みで告げられた言葉、止まらぬ手の動きに体温を上昇させ、どこかもどかし気でありながら、小悪魔の様に尋ね返す。
好きにされていては失った警戒心も取り戻せるはずもなく、尋ねられたままに言葉を紡ぎ始める。
付けた敬称にしまったと途中でてへっと舌を出して告げ直し、自分の名前までは普通に告げたところで一瞬迷いを見せるが、もじもじと恥ずかしげに皆に告げる。
これで良かったのでしょうかと不安げな目を向け、どこかこの先を期待するような光を宿していて。

ラウ > 柔らかさの中にしなやかさを兼ね備えた肢体に、子供っぽさの混ざる相貌。
華やかな金髪は、男達にもウケがいい。ならば手始めに、この娘を橋頭保とするのも悪くない。
拗ねる様子に困り笑いを浮かべつつ、呂律の回らぬ彼女に応えよう。

「大分怪しいですね。せめてお酒を嗜むなら、水をお供にしなければなりませんよ。
 そうですか。では、そうして腿をもじもじと擦り合わせているのも、私を涙目で見上げているのも、違うと?」

こうして隣同士の席に腰かけ、仲睦まじくする様は酒場の中では当然のように悪目立ちする。
周囲の男達は、じゃれ合い始めた男女に容赦なく欲望の視線をぶつけてくることだろう。
それを理解した上で、男は彼女の尻肉を柔く、強く、緩急をつけて揉みしだきながら、彼女の声を周りに聞かせた。
これから彼女を責める為に、周囲の男達にも役に立ってもらわねばならない。観衆にしよ、竿役にしろ、だ。

「えぇ、悪戯です。しかも、随分と下卑た欲望を伴った、ね。
 シルヴァ、ですか。良い名前です。そして――ふむ、処女ですか。
 それならば、私はシルヴァに、二つの選択肢を提示しましょう」

もどかしげな様子と手に伝わる体温から、発情の術式も確かに成功したことが分かる。
同時に、純潔であることを唐突に告白した彼女に、男達のどよめきと喝采が聞こえてくることだろう。
こちらを不安げに見る様子には微笑みと共に、わずかに声を低くして、安心させるかのように。

「まず一つは、ここで処女を失うという選択肢です。相手は私か、或いはここの皆様の誰か、ですかね。
 どうやら虐められることを期待している様子ですから、相応に蕩けさせて差し上げましょう」

一度ここまで、周囲にも聞こえるように言葉を紡ぐ。
水を打ったような静寂は、一言すら聞き逃さない様にしようと皆が口を噤んだからだろう。
無論、男にとってもこちらは本命ではない。処女のままで調教した方が、付加価値が高くなるのだから。
故に、彼女がしっかり意味を理解するための間をおいてから。

「そしてもう一つが、純潔の代わりに、シルヴァの不浄の穴――有体に言えば、尻の穴を捧げる事です。
 こちらの場合は、処女を失うことなく、はしたない雌に躾けて差し上げます。貴女が期待する通りに。
 何ならば、食事処でする話ではないですが、日々の排泄でも蕩けてしまうような、そんな娘になれますよ?」

提示するのは、処女を失うかどうかの二択。本来であれば、理不尽極まりない選択肢だ。
しかし男は、それ以外の選択肢はないと、さも当然のように言ってのける。
自身に満ちた男の様子に、不安げな彼女は自分を取り戻せるだろうか。
もしどちらかを選んでしまえば周囲の男達が証人となり、後戻りはできなくなる。
今まで危うさと無縁で生きてきたであろう少女を堕落させる最初の一歩が、すぐそこまで迫っていた。

シルヴァ > 男が値踏みしている事に気が付かずに見せる様々な面、それは術式にかかった事で見せているのだろうか、元々無意識下に持っていた願望が見せているのだろうか。
男の中で高値を付けられ、様々な算段をたてられている殊にも気が付かず、困った笑いを向けられると頬を膨らませ、どこか甘えるような様子も浮かべて。

「お酒は水と共にとるのが良いと、ありがとうございましゅ。
 違いましゅ、違いましゅ、酔っているからでしゅ。酔ったラウお兄様の気のせいでしゅ。」

隣同士の席に腰掛けるだけではなく、より椅子を近づけて腰抱きで仲睦ましいまるでバカップルのような様子は悪目立ちして、周りの客の視線を集める。
術式に捕らわれた事に気が付かず、自分の様子を知りませんといった様子で酔って見せている幻覚だと無理やりな理屈を怪しい語尾のまま押し付けて。
そんな二人に向けられる欲望の視線、見せつけるように尻肉を緩急をつけて揉みしだかれ、感触を味われると手の動きに合わせて甘く熱っぽい声を漏らし、周りの欲望を煽って。
時折震える体がさらに煽り、下卑た欲望交じりの視線は一段と集まって、男が考えているようにその場が染まる第一歩と言っても言い状態だろうか。

「シルヴァは、ラウお兄様が悪戯をする人には見えましぇんにょよ。どんな事にゃにょですか?
 ありがとうございます。はい、恥ずかしながら処女にゃのでしゅ。
 ラウお兄しゃま、二つの選択肢とは?」

もどかし気に伝えた言葉、触れる手が感じ取る体温、二種の術式に捕らわれてすでに状態が整い始めているのを教える。
唐突な告白は、そのような事を知らぬ男達からどよめきと喝采を引き出し羞恥を煽られ真っ赤になって。
不安げな様子に微笑みを向けられ、優しく撫でられるとほっと息を吐き、耳元へのささやきに安心する様子を見せた後で尋ねて。

「恥ずかしいですが、処女は簡単に捧げては駄目ともいわれていましゅ。
 にゃにょで、その二つの選択肢でしたりゃ、期待しているわけではないでしゅが、ラウ兄しゃまの仰るように尻の穴を捧げましゅ。
 もう一度言いましゅが、期待はしていましぇん、ラウ兄しゃまがどちらかと言ったからでしゅよ。」

提示された二択、周りに言い聞かせるように言葉を紡ぎ、汲み取って口を噤んで静寂を紡ぎあげれば聞き逃すはずがない。
間を置かれても警戒心を取り戻すはずもなく、催淫の術式にゆっくりと理性を削がれていれば、ぼそぼそと恥ずかしそうに言葉を紡ぎ始める。
強調するように繰り返した言葉は、逆にどこか期待をしていると男に見抜かれているとは気が付かないまま、男が望んでいるから仕方がないとばかりに告げて。
そしてどのような体裁をとろうとも、理不尽な二択をすでに選んだ事には変わりなく、さも当然と自信に満ちる男の前で自分を取り戻せないまま、従う様子を見せる。
とたんに周囲から拍手喝さいが浴びせられ、証人になるよといった声に真っ赤になり、ラウの胸元に恥ずかしそうに顔を埋める。

「では、ラウお兄しゃま、シルヴァはこれからどうしたらよいのでしょうきゃ?」

後戻りが出来なくなった状況とは気が付かず、男に導かれたように堕落への一歩を踏み出す。
男の胸元から蒼を挙げ、上目遣いに見上げると恥ずかしそうに尋ねた後、こうでしょうかと身につける鎧を外し始める。
これでいいのでしょうかと一つの動作を終えるたび、不安げに男を見て確認を取りながら、男の望む姿に近づいていく。 

ラウ > 【後日に続きます】
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場」からラウさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場」からシルヴァさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にピングさんが現れました。
ピング > 大通りは活気に溢れ、道行く人でごった返す時間帯だが、道を一本挟めばそれも鳴りを潜める。
別段人の通りが無いわけではないのだが、当然、大通り程どの店も入れ食い状態と言うわけではなく。

ある意味で有名ではある件の雑貨屋は、けれども日々繁盛する類の店で無いのはお察し。
雑貨屋の店内は今日も変わらず閑散としていた。

「さぁってどんな具合かねっと」

そしてその店主も相変わらず。
誰に憚る事も無く、カウンターの上に広がるのは大人の玩具。
特に目立つ巨大なディルドはある種の看板代わりだと言って憚らない己の性器を象った逸品。
本日はその他に、細々とした品を入荷し、中身を確認している模様。

ピング > ごとりと文鎮代わりの様にメモ用の紙束の上にディルドを乗せて直立させ。
その横、カウンターの上にチューブから押し出し放置しておいたピンク色の塊を指で軽く突いてその具合を確かめる。

チューブ状の容器に詰められたそれは、水分――なにがしかの体液でも可――に反応し緩い液状からゴム性状へと変化するという代物。
本来は肌に密着させて汚れ取りや、或いは汚れを避ける簡易な保護膜とするもの。
しかしてこの店主の狙いとしては。

「リアルおまんこを使ったオナホが作れる…!」

胎内とか或いは腸内も型取りできるんじゃあないだろうかと助平オヤジ極まる発想が閃いたのだ。
もしもご本人の写真でも付けて出したならば実に良い品になるだろうと一人、テンションを高めていた。
飼っているスライムちゃんでもそれは可能であるのだが、余り酷使しても可哀想だ。
時にはこういった玩具も宜しいだろう。

そんな訳でカウンターに手書きで簡素な看板を一つ。

”型取りのご協力願い。報酬2000ゴルド ※女性に限ります ”

都合良く了承してくれる人が現れるとも限らないが、そうでなくとも話のタネにはなるだろうと気軽な様子で置いてみた。
尚、何の型取りをするかの詳細は記載しないし、値段設定も正直適切かどうかは判らぬ適当さ加減よ。

ピング > こうして何時もの様に時間は過ぎる。
数少ない客が来たかどうかは、さてさて―――

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からピングさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/商店街」にアレンさんが現れました。
アレン > 平民地区の商店街、ごくありふれた品々が並ぶそんな場所に似つかわしくない男が一人ゆっくりと一つ一つ店を見ながら歩いていた。
尤も目を留めるのは魔法具を扱う店や、古書店ではあるのだが。
富裕地区よりも平民地区のほうが、冒険者ギルドから流れた冒険者たちの遺跡からの戦利品やらが流れているかもしれないと考えたのだ。

アレン > 「…ふむ…。
やはりなかなか簡単には見つからないものですね…」

欲しいのは、今までに目を通したことがない本。
見たことのない物。
しかし、そんなものはなかなか目には入らない。
やはり自ら遺跡の発掘をするしかないのかと思いながら、まだ続く店の品々へと視線を向けていく。