2017/11/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 公園」にシャルレさんが現れました。
■シャルレ > お使いの帰り道、大きな袋を2つ両手に持ってたけど…、
ちょっと疲れたので休憩、と公園に寄り道。
袋の中身は、洗剤とか補修するためのハギレで少し重たいのと。
もう1つは、調味料や油、欲張りすぎてアレもコレもとお使いを引受すぎた。
ベンチに座って荷物を左右において、脚を揺らしながら、背もたれに背中をつけて…ため息。
目深にかぶったフードから、思い出したポーチの中のおやつ、手を突っ込んで出したのは小魚のカリカリ。
ふんふんと、ご機嫌で小魚を口に運んでモグモグ食べてた。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 公園」にスヴェンさんが現れました。
■スヴェン > 古くなった長靴を新調して元々の物は革や鉄片を宛てがい補修するため革製品を扱う店に預けた帰り道
他にすることもなくさっさと帰ろうと道を急いでいれば王都の民の憩いの場でよく見た人影を見つける
両脇に袋を置いているから、どうやらおつかいの帰り道なのだろうと思えば、
どうせ行く先は一緒なのだから声を掛けていくことにする
「道草食うとはいい度胸だな…いや、道魚、道小魚か…?」
フードの上からわしぃ、と頭をつかむが如く手を伸ばせば、そのまま、フード越しにわしゃわしゃと撫でる
街中ではフードを下ろさない彼女であるから、激しいわしゃくしゃ撫でだけれど、耳が見えないよう気をつけて
一頻りわしゃくしゃ、と撫で回せば、ふう、と満足気に息を吐きだして手を引いた
■シャルレ > 「わ、わ…」
もしゃもしゃと、ご機嫌に食べてるとこ、足音の癖を覚えてるからフードの下で耳が動いてた。
顔をあげようとしたときに、手が頭をもしゃもしゃされて、ちょっと驚いたようにフードを左右で抑えて。
「だってー、重たいから休憩してたのっ」
お手伝いと、張り切って引き受けまくったから荷物も多く大きくなってしまった。
自分にとっては重たくなってたから、言い訳をしたあと小魚でも大きめなものを1つ差し出して、
「はい、お腹すいた?たべる?」
にこーっと笑顔で。
■スヴェン > 「言い訳するとはいい度胸だな…」
彼女の耳がフードの中でもぞもぞとしているのが判る
彼女が休憩していた、と説明すれば別に怒ったわけでは全然ないが、それを理由にもう片方の手も頭の上に伸ばし
フード越しの頭を両手でわしゃくしゃにしてやる…満足すればやりきった顔で、ふ、と短く息をついた
「しょうがない、この賄賂で許してやろう
次からは二匹、いや三匹だぞ…?」
彼女のおやつを取り上げるつもりはサラサラ無いのでこれは冗談だけど
差し出された一回り、二回りほど大きな小魚を受け取れば、もぐもぐ、と食べる
特別、腹が減っていたわけではないが、せっかくくれるというので食べておく
「…で、お使いは全部済んでるのか?」
小魚を飲み込めばちら、と彼女の両脇に置かれた袋へ視線を向ける
なるほど確かにこれは重そうに見える。隊舎にはどうせ暇そうにしている連中もいるのだから、
何人か一緒に連れ出せば良いものを…と思ったりするが、そういうことをしないのが彼女のような気がする
■シャルレ > 「だってぇ……」
たしかに、暗くなる前に帰ると約束はしたから,
冬の日暮れは早く、もう夜の時間のように暗い。
フードごしで耳は飛び出ることなく、守られたけど、片手で抑えたまま、小魚を食べてもらった。
「うん、じゃ大きいのも入れておくね」
彼の冗談も本気に受け取るのは、いつものこと。
ベンチから立ち上がり、おしりを軽く叩いて、
「うん、終わった。これ全部持って帰るとこ
料理長さんでしょ、お姉さんでしょ、洗濯室の人でしょ…」
指を折り曲げ数えながら、全部のお使いは終わって忘れものもないことを確認。
「スヴェンも帰るの?お酒飲みに行くとこ?」
先ほどのように両手に袋を持とうとして、彼がどこかにいくのか、帰るのかわからないから。
■スヴェン > 「危ない時は荷物放って猫になって逃げていいからな」
王都の中とは言えこのご時世、危険は無いとは言い切れない
比較的治安のいい地区ではあるが、それでも比較的であって絶対はない
彼女に、もしもの時の事を一応、教えておく
律儀者の彼女の事などのでおつかいで頼まれた品物を守るために危ない目に合いそうな気がするので念入りに
「っても、シャルほど魚ばかりも食べられないけどな…」
肉が良い、肉が。とか言いつつも、しっかり魚は食べて
彼女が荷物を確認すれば、ひょい、と重そうな方を持ち上げて抱える
如何に重そうとは言え、この仕事は彼女の領分であるから、すべて持つような事はしない
食べる分、寝る場所の分はしっかりと働いてもらわなければならない
「帰るよ…昨日、飲みすぎたから今日はおやすみ」
馴染みの娼婦の所にでも顔を出そうかと思っていたが、それもなんだか気疲れしそうであったし、
それを無垢な彼女に説明するのもなんだか気が引ける。重いな…とか、持った荷物の文句を言いながら
先んじて歩きはじめて
■シャルレ > 「だめだよ、ちゃんとお仕事しないと、頼まれたものだし…。私のものじゃないし」
小魚の残りもポーチに片付けて、手をにぎにぎして、重たいものを持つ用意。
人のもの、お手伝いで喜んでくれる人が、困ると思えば、荷物をおいて逃げるとか…できそうにない。
比較的まだ軽いほうを持って、もう1つと思ってると彼にとられた。
「帰るの?じゃあ一緒だ。
ぁ…スヴェン重いよ?もつよ?」
帰ると聞いたら嬉しそうにフードの中で耳がピンとたって、
先に歩き出してしまった、追いかけるように早足で近づく、
片方持ってくれたから、片手は空いてて彼の上着の腰のとこ掴んでは一緒に戻っていく。
■スヴェン > 「良いんだよ、物なんかまた金払えば買えんだから…俺が許す」
シャルがいなくなったらもっとみんな困るだろ?とか彼女にしっかり言い聞かせておく
理由をちゃんと説明すれば誰も怒りはしないから、と
袋を持てばなるほど、休憩したくなるのも判る。何が入ってんだかよく判らないがずしり、と重い
何でもかんでも、この小さな娘に頼みすぎじゃあなかろうか、そんな事を考えて
「いや、俺が持つからさっさと帰るぞ
というか、シャルは地味に力持ちだな…」
細っこい身体のどこにこんな力があるのか
野生の力、というやつなのか…ついてきた彼女が、上着を摘めば彼女に歩調をあわせ公園を後にするのだった
ご案内:「王都マグメール 平民地区 公園」からスヴェンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 公園」からシャルレさんが去りました。
ご案内:「平民地区の小さな公園」にグラスシエルさんが現れました。
■グラスシエル > 小さな公園。石畳に芝生に、ベンチが幾つか
そんな簡素な公園のベンチに寝転がる、軍服を纏った少年がいた
何かを睨むように空を見上げてる。目つきが悪い、がデフォなので少年に文句を言われる筋合いはない。まあ、性格も大人しい方ではない、が
そんな少年の胸に、丸い物体一つ
「…どけ、重いから、ウゼェから」
くるんと丸まった、太めの野良猫である
少年の文句も無視して、目を閉じたまま動かない
イラッとした少年は首の柔らかいとこを摘んで持ち上げようとする
が
爪をしっかり立てて。無言の抵抗。ゴロゴロ言ってる辺り、少年も野良猫も本気では無いらしい
「っち、糞が」
なんて言いながら手を離す。野宿には寒すぎる季節
外套を虚空から取り出し、猫ごと丸まる。
魔法での遮熱も完璧なすぐれものだ