2017/10/28 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > 平民地区の商店街
食べ物の露天からブティック、おもちゃ屋まである平民地区でも賑わってる場所だ
そこを、楽しそうにひらりひらりと道行く人をかわしつつ、歩く小さい少年
人懐っこそうな顔立ちの小さな天使は、あれこれと店を見回っては、足を止め、ガラスのアーケードを見る。

シャルティア > と、足を止めるのは小さなブティックのショーウィンドウ
女物だが、小さな子供用の洋服を売っているらしく、そこで足を止める
ふむ、と考える
大好きな人たちは、こういう格好をしたら喜ぶのだろうかと
ピンクのワンピースを見ながら、自分に似合うかな、なんて考える
男物とか女物とかあまり気にしない様子、相手が喜んでくれればよいのだ

シャルティア > むぅ、と思案したのち、ブティックに入る少年
中でどんなものを買ったのかは知る人ぞ知るのみで

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からシャルティアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にピングさんが現れました。
ピング > 相も変わらずがらんとした店の中。
カウンターに座する店主の手元には、色様々な極太ディルドにオナホという何時もの光景。
それぞれの手入れを終えたなら、よし、と満足げに頷きそれらを一しきり眺め。
一日で一番力を入れていると言っても過言ではない――過言であるべきなのだが――行為を終えると人心地。

冷めかけた、舌に温めな茶を啜るとふと思い出したようにカウンターの下に突っ込んでいた品を手に取り。
丸い、何処かの硬貨だろうか。中央に穴の開いたその硬貨を糸で吊るしている非常に簡素な品である。

「お手軽催眠術、なぁ。」

本当に簡単な催眠――例えば秘密を聞きだしたり、嫌悪感を緩めたりと言った程度の行為から、僅かばかりの常識改変。
それが時間限定で出来る、という触れ込みで売り込まれた代物。
はっきり言って、非常に胡散臭い。
胡散臭いけれども、気になってしまったのだから仕方がない。
或いは本当に、マジックアイテムの可能性もあるのだから。

片肘をつき、もう一方の手で硬貨を吊るし、ゆらり、ゆらりと何とはなしに目の前で揺らし。
単調な振り子の運動を追う様に視線が左右へと揺れて。ぼんやりとその動きを眺めながら時間が緩やかに流れていた。

ピング > 「……おっと、ぼーっとしちまったい。
 はは、案外効果があるのかもわからんのぅ」

暫し単純運動を目で追っていると、意識がそれのみに集中していた。
ハッとした様に顔を上げると頭を軽く振り、緩んだ思考をもとへと戻し。

暇な店番へとまた、戻るのだった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」からピングさんが去りました。