2017/10/27 のログ
■エインセル > 「ん、そうそう。合ってる。
私はたまたま使えるだけだし、全部中途半端だけどね。
世の中の凄腕の魔法使いとかは、大抵どれかに特化しているから。
あるいは、名を遺すくらいだと、全部すごいとかもあるけれど、ね?
……ん、それもそう、だね。
私も、手先が器用なら楽器弾いてみたかったし」
だから、わかる。そんな同意を示すと、煮込みをパクリ。
案外食べるのが早くて、すぐに皿の中身は八割ほど空っぽになる。
「ん、そうなんだ……って、君が小さくなるの!?
その、あれだね、おやつ用意しておいてから小さくなったら、幸せかもだけど。
――ん、そうだね……興味あるから、遊びに行くよ。嘘つきだったら、その時はその時で」
彼を信じていない訳ではないから、少女もまた冗談交じりだ。
ともあれ、彼の誘いを受け入れて、煮込みはしっかり食べ終えて。
あとは彼に導かれるままに、部屋に連れ込まれることだろう。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 露店通り」からエインセルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 露店通り」からリンさんが去りました。