2017/10/19 のログ
ご案内:「王都マグメール 酒場」にツールさんが現れました。
ツール > 扉を開ければ店内に流れ込む冷たい風とカウベルが来客の訪れを告げる。
外の冷気を纏いながら、現れた男は杖をつきながら、犬を連れ、店の中へと足を踏み入れる。
男は店主に自由な手でひらりとあいさつをすると店の奥のカウンター席に腰を掛ける。

なじみの店であれば、店主は何も言わずに瓶とグラスに氷を置き、犬用のおやつに簡単な摘みを並べた。

ツール > 「やれやれ 本当に寒くなってきたな…。」
客もまばらなのは時間帯と、外の寒さも関係あるだろう。
流石に店の中が温かいとはいえ、氷を入れていっぱい眼を飲む気にはなれずにグラスに酒を注ぎ、
それを煽り、緩やかに一息。
空になったグラスに再び酒を注いでいく。

ツール > 口の中に広がる芳醇な酒の味。
男はチビチビと酒を煽りながら、足の下にいる犬に犬用のおやつを投げる。

犬はようやく来たとばかりに尻尾をパタパタと振りながら口でキャッチし、がつがつと食べ始める。

ツール > そして男と犬のゆったりとした時間は過ぎていくのであった。
ご案内:「王都マグメール 酒場」からツールさんが去りました。