2017/10/16 のログ
■シャルレ > きれいに飲み終えたお皿、彼の腕に再び抱き上げられると猫の姿のお腹がぽっこり。
体も暖かく、腕も暖かい。
店のほうに向かって。ひと鳴きしてはお礼をいったつもり。
「にゃ」(うん)
外にいるときは猫のほうが暖かいし。外で人に変化するのは怖くて避けてること、
大人しく彼の腕の中から戻るべきは隊舎へ…
久しぶりに彼と一緒に寝れると嬉しくなって腕に添えるように尻尾の先だけが揺れてる。
雨の音は嫌いじゃない、気温が低いと一緒に寝れる紛れ込める理由にもなるし、
今夜は一緒に眠れると、なればご機嫌。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシャルレさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からスヴェンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」にアリエスさんが現れました。
■アリエス > 何とか冒険者ギルドを見つけて登録を済ませ、簡単な依頼だったが仕事にありつくことも出来た。
その報酬を受け取り、やっとのことでいくらかの重みを取り戻した財布代わりの革袋を手にやってきたのは酒場だった。
金がなければ当然ろくな食事もしていなかったので、久しぶりのまともな食事を取ろうという算段だ。
「…これと…これ。あとは…これも。」
極普通の、高くも安くもないところを数点注文した。
それでも今の彼女には十分すぎる贅沢なのだ。
■アリエス > 「………」
大きいというほど大きくもないが、小さくもない酒場。
店員が立ち去るとその片隅のテーブルに頬杖をつき、小さくため息を付いた。
今までは目的があって生きていたし、物心ついたときからそう刷り込まれていた。
しかし、その目的を失っただけでなくその道からすら弾かれてしまった今何のために生きていけばいいのだろうとぼんやりと考える。
自分のため、という選択肢は彼女にはない。
■アリエス > どれくらい考えていただろうか。
気がつけば目の前には料理が並べられ、湯気と美味しそうな匂いが立ち上っていた。
冷めてはいけないと、丁寧に食材への感謝を捧げてから口をつけ始める。
パンと温かいスープと簡素な肉料理だが、それでも十分満足できる味。
空腹だったこともあり、皿を空けるまでにはそんなに時間はかからなかった。
■アリエス > 食べ終わると丁寧に口元を拭い、皿を重ねて端に寄せた。
そのまま再び、この後どうするかという現実問題に直面する。
宿に泊まる金がないわけではないが、次にいつ仕事ができるかもわからない。
それを考えると出費に慎重になってしまう。
■アリエス > 「…野宿…?」
街の中なら多少はマシなはず、と考えてみる。
しかし貧民街もある以上、安眠するなら宿だろう。
財布とにらめっこしながら思案続行中。
■アリエス > 「……確か、使われてない小さい洞窟があった…」
そこなら、恐らく火を起こしたりして目立たない限りは何も来ないだろう。
そう考えるが早いか席を立ち、テーブルに会計を残すと雑踏の中へと消えていった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」からアリエスさんが去りました。