2017/10/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にイグナスさんが現れました。
イグナス > ―――困ったことになった。
広場のベンチに座る大男は、その両側にでっかい紙袋と‥・その中のたっぷりの、そして多種のパンに視線をやって溜息をついた。

「いや、……いやいや、なんぼ何でも、多いだろ。」

行きつけのパン屋のおばちゃんが、アンタ身体でっかいんだからこれくらい喰え、って。
今日は早めの店じまいらしい、確かに夕刻近くであれば、早い時間か。
…それに確かに己は、普通よりよっぽど食う方だが。
だが、それにしても多い。明日の朝食べるにしたって、多い。
――どうするんだって、困ったようにため息をついた。
ポイと捨てるには、さすがに親切なおばちゃんに気が引ける。

イグナス > なんにせよ、処理、つまりは食べてしまう必要があろう。
覚悟を決めて、宿へと足を運ぶ。――だれかに、手伝ってもらおうとも確殺しつつ。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にレイナさんが現れました。
レイナ > きょろりきょろりと周囲を見回しては無表情ながら困ったという顔で通りを見ては脚を進めて歩く。
そして十字路にと付くと足を止めて再び通りを見ては何度も通りを見て。

「ここ……どこ?」

何度も歩いている通りなので帰り道は判っていたはず。
なのに今は不思議としている筈の道ではない事に不思議そうに周囲を見る。
今までは昼間のにぎやかで色々な店が開いている。
しかし日が暮れてしまえば閉じた店も多く場所を見失い、同じ道を行ったり来たりと繰り返して。

レイナ > 「…ここは見覚えある」

何度か行ったり来たり、目についた角を曲がったりと繰り返し歩く。
そしてようやく見知った場所を見つければよかったと安堵の息を吐く。

「ここから…確かあっちで…?」

知った場所にさえつけば後は戻れるはず。
記憶を頼りに昼間に歩いた道をたどり、工房へと戻っていく。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からレイナさんが去りました。