2017/09/28 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」にティエナさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」からティエナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > 小さな、平民地区の噴水公園 小さな噴水と人気が無い割には綺麗に整備された石畳と芝生、あとはベンチがあるだけの、シンプルな公園。 そのベンチの一つに、小さな少年が座ってる。
ニコニコとした、幼く人懐っこい表情をした、天使の少年は、静かなここで空を見上げるのが好きだった。満天の星を見れるここは、密かなお気にに入りの場所で、ちっちゃな翼を揺らしながら空を見上げる

シャルティア > 「…んー、飽きた」

とは言え、飽きっぽいのも事実。満天の星を見るのはひとまずやめてベンチから降りる。小柄でころっとした体躯を、んー…と伸ばす。退屈、とはいえ知ってる人たちは大体がこの時間は忙しい。邪魔をするのはよくないので、と。石畳の上で、軽く深呼吸。
拳闘士のような構えを取る。重量感のあるものではなく、近代拳闘のようなステップを踏む、タン、タタン、とリズミカルなステップが石畳に響く

「や!ほいっ、よっと!」

ワン・ツーからハイキック、続けて連撃の、基礎的な型。幼い子供の型にしては、まぁそれなりに形になってると言ったところ。
天界にいた頃に教わった体術である。とはいえ、リーチの短い少年の体術は鋭さにはあまり自信がないから最低限の形の真似事程度だが、時々身体を動かしたくなったらやるのだ

シャルティア > 虫の鳴き声以外は、少年の呼気と、拳と脚が空を斬る音。それがリズミカルに続く。当たれば一撃必殺になるであろう凶器じみた拳と蹴りの型が止まると、わずかに汗をかいていた。心地よい疲労感が少年にもたれかかる。 はふー、と息をついて、また少年は休憩するようにベンチへと腰掛ける。

「おにーちゃん、元気かな?また偉い人と喧嘩してるのかな? おにーちゃんだけじゃなくて、他の天使の皆も元気かなー」

なんて、型を教えてくれた天使を思い出しつつ