2017/08/25 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にイグナスさんが現れました。
イグナス > 何も変哲のない、生活雑貨の店。文房具からキッチン用品から、それなりのものがそれなりに揃うお店だ。
夕方ごろも少し過ぎれば、夕食のために客足は少ない。
――そんな中、店内にのそりと立つ、大男の姿。

「ん。む。……やっぱ小さいよなァ、これ。」

こまった、と首を傾げるその巨躯、明らかにカタギとは離れた風貌は、なんとも異様だった。
店員も、いい迷惑とばかりに視線を向けようとしない。
男としては生活用品としての雑貨を、揃えに来ただけなのだけど。
…尤も、何から何までサイズが微妙に小さくて、どうしたものかと困っている様子でもあったが。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にノアさんが現れました。
ノア > 最近、 似合わない事に料理なんて始めてみた。すると今までは全く必要としなかった食器類が、 アレコレと欲しくなり.. ふらりと寄った雑貨店、 色んなサイズの皿を手に取って買い物を楽しんでいると

「 .....っ、 と... ごめんな さ ── でかっ.. 」

他の客と軽く肩がぶつかってしまい、 謝罪の言葉を口にする.. つもりだったのだけれど。思わず語尾が途切れ、 心の声がだだ漏れた。

イグナス > 「…あン?」

どん、と軽くぶつかった感触に瞬きを一つ。視線をそっちに向ければそこには、ひとり、女性の姿。
実に素直に向けられる感想に、ク、と喉を鳴らして。

「ああ、そう、デカいだろ。」

なんて、にんまり笑って答えた。後にかくりと首を傾ければ。

「そういうお前は、ちいさいなあ。」

この男に比べれば大抵の人間はそう、なってしまうのだけど。
くつ、くつ、ってまた楽しそうに喉を鳴らした。