2017/07/31 のログ
ホウセン > 粗相未満の失態は、妖仙の慣れた仕草で未発に終わる。
杯におよそ八割程度の分量を残す酒は、飾り窓から漏れる暖色の灯火を映して揺れる。
居住まいを正しながら、道を挟む建物達に切り取られた狭い空を見上げ――

ご案内:「王都平民地区 娼館通り」からホウセンさんが去りました。