2017/07/23 のログ
ボブ > (祭りの熱気をそのまま酒場の中へと放り込んだような賑やかな酒場。
見ず知らずの人間にジョッキを掲げ、乾杯をし上げる親父などを横目に見つつ、若い男は静かに杯を重ねていて)

「ふぅ~……色んな意味合いで心の壁が取り払われているようだな。
こういった時に悪い連中は色々悪事を働くんだよな……、それを見破って、何らかの報酬でも得られたら
こっちとしてもついうっかりと笑顔になっちまうと思うんだがな……」

(酒を飲みつつも、酔いに落ちようとはせずに酒場内を広く見渡し、酔った人の懐から財布などを拝借…という
スリなどの警戒を行なっている男)

ボブ > (ジョッキを傾け、追加のジョッキを頼む時に先払いで一杯ずつ代金を渡していた男の視界に
飲みに夢中になっていて尻のポケットに入れていた財布への意識がおろそかになっていた男の背後から
財布をスリ取るヤツを見つけて)

「おっと……あいつ、ヤリやがったな…。
って!!こっちに気づきやがった……逃げんなっ!待てっ!!」

(男としてはお待ちかねの相手が現れたとばかりに座っていた椅子から立ち上がり、スリの方へと近付いていけば
スリも男が近づいてきてる事に…そして自らの所業に気付かれている事を悟ったスリが脱兎の如く、
逃げ出していくのを男は駆け出し追い掛け始め、酒場を出て、祭りで賑わう街の路地を使った追いかけっこへと突入していった)

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からボブさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にピングさんが現れました。
ピング > 宴の効果もひと段落がついたのか、王城へと向かう人通りも段々と収まりつつあった。
そんな訳で人の通りも多かったこの通りも、今は以前の様に疎らに人が歩くばかり。
尤も、照り付ける太陽の熱が強すぎることもその要因かもしれないのだが。

じりじりと地面から伝わる熱ですら肌を焼きそうなその熱気。
桶に溜めた水を提げ、柄杓で掬っては店の前にばらまく行為をしてもうどれ程経っただろうか。
暑さ対策にとしてみたものの、この行為自体が非常に暑い。

汗でじっとりと顔や服を濡らしながら、大して周囲に注意も払わず水を撒く。
人にかかってしまうかもしれないけれども、そんなことに気を回す程、集中力はもう無かった。

ピング > そのまま疎らに水を撒き続ける。
地面がうっすらと変色し、直ぐには乾かぬくらいに濡らし終えれば少しはましになった気がする周囲の温度。
相変わらず太陽からの照りつけは酷い為、誤魔化しでしかないのだけれども。

汗だくになりながら店の中へと引き換えし、今日も店はひっそりと営業を続けるのだった―――

ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」からピングさんが去りました。