2017/07/21 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にハクさんが現れました。
ハク > (今日は久しぶりに知人と出会う約束で、平民地区の商業区画に脚を伸ばしている。
懐かしい文の文字をみると、どうも自分が驚く出来事がある、らしいのだが……)

「いやはや、何が起こるか楽しみにござるなぁ」

(今日は非武装。というか、背負うような大きな刀はこういう一般市民が賑わう場所では不釣り合いなのでおいてきている。
こういう時用の、小さな小太刀なり苦無なりを手に入れる必要があるかなぁ、などと思いながら友人を待つ。

――店の名前は、『紅華亭』。大通りに面した、それなりに賑わう喫茶店だ。
名物はチーズケーキ、という事なので2人分先に注文をしてテラス席について銀尾をふりつつ道を歩く人々を楽しそうに見ている)

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にアッシェさんが現れました。
アッシェ > (街中で竜は流石に竜の姿でうろつきません。気配は隠蔽しようがないのでしませんが、
見た目は限りなく人にしました、ただ腕に抱えている子供が角と尻尾が生えており、
人化しても角はよくても尻尾は生えたままだった!これでは一目見ただけで誰の子か分かってしまう。
…どっちにしろ、尻尾が時折嬉しそうに揺れてにこにこしているご機嫌な娘を連れて
久しい友人が待つ平民地区のとある喫茶店へ足を進める。)

「驚かせてあげましょうね、セツ。きちんと挨拶するんですよ?」

(いつもの訛った喋りはない、娘まで妙な方言を今から身に付けたのでは今後の成長に問題が生じる。
娘の前ではせめて言葉遣いだけはまともにしようと―時々襤褸が出ているけど。
いつも持っている楽器はなく、腕に抱えているのは武器でもなく 娘。
そして 其の内 お店がある通りへと差し掛かり―テラス席なので友人が座っている処に姿が映るだろう。

そして 店の扉を 娘を抱いたまま 入店してしまうのだ。)

ハク > (ふと気配を感じれば、そちらに顔を向けると――やはりそこに赤髪の女性の姿が。にこりと笑みを浮かべて上げた手が、そのまま止まる。
そのまま女性が笑みを浮かべて店に入ってきて、店員に話をすればこの席にやってくるだろう。
日傘のついたこの席は、風通しもよく涼しいのだが――つぅ、とハクの頬に汗がつたい。)

「あ……ん、あの、アッシェ殿?その、幼子は……?」

(わかる。わかるのだ。
自身も女であるが故に、あの母性とその対象を感じ取れば理解できる。
できるけれど……やはりここは、確認せずにはいられない。
ちらちらと、アッシェ殿によく似た黒髪黒目に……龍の特徴を持つ幼女を見つつ、問いかける。)

アッシェ > (気配と匂いは赤の時も黒の時も変化がない。大体服装が変化がない。
見た目は赤の時と黒の時があるが どうも気分と事情によって変化している事が多く、
とある事情から柵が消滅した為に 割と赤い姿も普通に曝け出してしまっている。
娘は色までは変化できずに 黒髪黒瞳の角あり尻尾ありの幼女だった。
ぷらんぷらーんと尻尾が機嫌がいいときとかに揺れる―まさにそんな状態で、大人しく抱かれたまま
店員に案内される感じに 友人…ハクがいるテラス席の向かいに移動後 座ろう。
少し遅れてその隣に幼児席が置かれたが、娘は腕に抱いたままに。)

「ん、お久し。この子は…私の娘。 自己紹介できるよね?」
『…う。はちめまちて セツでしゅ』

(かみかみだった 僅か2歳の幼女セツの初めての自己紹介、
舌足らずな喋りのまま喋り終えると 再び黙って ハクを見つめる。
そんな娘を よくできました と 撫でるデレデレな親ばかなアッシェが其処に。)

ハク > (相変わらず、気配が薄く掴みづらい。
掴みづらいが知っているお陰で、『逆に薄い場所にある』という意識の持って行き方で気づけた程度だ。
色の違いについても、そもそも彼女が龍種であることは話を聞いている。
だからこそ、色が違う程度では『なるほどそういうファッションでござるな!』という認識だ。
とはいえ、多分今のハクの中ではアッシェの見た目以上にその腕に抱かれている子に対するインパクトが大きい。)

「お、おぉー……あ、それがしは、アッシェ殿の友人で、ハク、と言うでござる。セツ殿、よろしく頼むにござる」

(挨拶させようと娘を促し、娘が舌っ足らずに挨拶をすればこちらも顔が蕩けてしまう。
赤子可愛い。そんな感情で狐尾を振りながら、ぺこりとしっかり挨拶をして。)

「あ、店員殿、チーズケーキ、頼むでござ……あ、セツ殿は、乳は平気でござるか?」

(とりあえず気を立て直し、取り置きしておいてもらったチーズケーキを店員に頼む。
頼みながら、想定外の赤子の好みは流石にわからず首をかしげて)

アッシェ > (…気配 標準装備で薄い。意識をしておこう。
意識をしていないと途端に霞むのは 職業元アサシン的な暗殺者必須なスキルだったからだ。
普段過ごすうえでも薄いので 意識を殺してなんぼな生活でもないのでと苦労は絶えないが…娘は幸い気配は普通だった。
娘はまだ 中身も外身も2歳だ、そう見た目で問題は生じていない)

『ん。よろちく、です。ちち へーき』
(娘は好き嫌いは今の所ない、好き嫌いが無い様に絶賛育て中。
娘の横で 親ばか発揮中の親は放置しても問題はない。水晶持ってくるんだった、
記録したかった! 何を?娘の子育て日記的な映像を。でも撮ったら撮ったで、片っ端から割られそうだ、実の娘の手で)

(きゅんきゅんしていた親ばかアッシェ 帰還。水晶持っていないので脳内に食い入るように記録していた。が、
今回の目的は 友人と語らう為だ きゅんきゅんしている場合ではない)

「ハクは…驚いたかな? 衝撃は少なからずあったでしょ?」

(ニヤニヤしてやったりな 小悪魔な笑みを浮かべた竜がそこに)

ハク > 「お、平気でござるかー。セツ殿は偉いでござるなー」

(もしこれでアッシェが友人でないなら、今は非常に気が気でないだろう。
だが、目の前に居るのは友人だ。そして彼女がそういう仕事をしている、というのは本人から聞いている。
ならば気配がなくとも、アッシェ殿なので仕方なし、と理解をしたまま。
――セツ殿かわいいなぁ。
という意識に持って行かれている。)

「うむ、とても驚いたにござる……
んんと、夫は、えーと……どう聞けばよいでござるかな、同族にござるか?」

(アッシェの小悪魔な笑みに、耳をぷるぷる震わせて素直に頷き。
驚きはしたものの、幸せそうな母子の姿だ。そこに戸惑いは長く見せずに、むしろ自分も嬉しそうにして。
そして気になるのは、子供、ということは番がいる、という事。
果たしてアッシェを仕留めた(?)のは誰なのだろうか、と気にして。)

アッシェ > (ハクは娘の事を撫でたいかもしれない であれば、と娘の機嫌がいいうちに、
さりげなく?腕に抱いていた状態から自分とハクとの対面席の間、丁度コノ字の間付近に椅子を移動させると 
幼児席に娘であるセツを座らせた、何かあっても親として傍に居るし、対処は出来るとしてそうしたり。

娘は一瞬 見上げたが 暫くすると視線をハクへと向けて にこーっと笑みを向けよう。尻尾は 揺れてます)

『ん。すききらい ないの えらい?』

「夫。いいえ、夫となるヒトは 人族。それも同性
 ついでに言うと トゥルネソル商会 ってとこの店長しているリスっていう人が 私を仕留めた御方」

(同性で同子供を成したか。謎は尽きるまい。普通の夫婦の常識を割って粉々にしかねない事柄。
どことなーく 幸せ満載の表情で チーズケーキが来るのを待っている。
食欲ではなく あくまでも 愛し愛されているのだと。
それにしても竜の外見を色濃く受け継いでいる子である 番の特徴はどこに。)

ハク > (何やらじー、っとセツ殿を見ていたらアッシェ殿がセツ殿を隣の幼児席に座らせてくれた。
これはチャンスなのでは、と思ってそー、っと手を伸ばして頭を撫でようとする。
逃げられなければ、そのまま撫で撫でとしてみよう。)

「うむ、好き嫌いないのは、偉いでござる!
……某も、むかしは嫌いだったものが、今では食べれるようになったでござる!」

(セツ殿の疑問には、素直にそれは偉いと伝える。
その後、「じゃあハクは?」とか聞かれると恥ずかしいので素直に自分は昔は好き嫌いがあった、と少し恥ずかしそうに胸を張り。)

「お、おおぅ?……ひぇ、人、で、同性、でござるか?
……むむ、ぐ、えぇと、失礼でござるが、龍族は、子を成すのに、男子(おのこ)は要らぬのでござるか……?」

(そしてそのまま、目の前のアッシェ殿にかけられた言葉に眼を剥く。
自分の知る常識内では、どうしても男性の精液を受けなければ不可能、だった。
……もし女性同士なら、と考えたがこれほど親しい女性はアッシェ殿以外に居ない。ぶんぶんと顔をふり……

そこで、店員がおまたせいたしました、とチーズケーキを持ってくる。
しかも、3人分。ハクは2人分しか注文していなかったのに、と驚くも……その頭に白髪の混ざった中年紳士は、指を立てて『お気になさらず』と紳士的に背を向けるのだった)

アッシェ > (只管見つめるのは 多分 親であるアッシェの癖。それが引き継がれたくさい。
観察は大事な事なのだ 浅く細かく大雑把に対象物を観察する事で 何処に弱点があるかを具に見るのです、て
妙な事を癖と化していたら 娘に妙な技と言うか 真似された。

幼児席に尻尾揺らして座っているセツは 伸びてくるハクの手を迎い入れてナデナデされよう。角はしっとり硬かろう。)

『えらい。えらい えへへへ。
 なに きらいだったの? …けーきだ!わーい』

(幼女 座ったまま 小さな手と腕を上げて 万歳。でもすぐにやめたのは、ここがお外だったから。
 親であるアッシェは黙って見ている。目で語るがそこに。)

「そう、同性でヒト。
 え、いえいえ 竜いえども 男部分は必須。番はふたなりさんですわ
 まぁ 男子いら…秘密。」

(そもそも 性別にどうこうはなかった たまたま番が同性になっただけで 子供が出来てしまったけど、
例え本当に同性でも 精液が無くてもとある方法でなら 子供は出来るが 黙っておこう あれは特殊なやり方だと!)

「あら、三つ。…紳士な店員さんですね…気遣いの度合いが違い過ぎる…」

(何という紳士な対応、指を立てる仕草も何というかおちゃめな感じに見えそうで大人な対応なのだ。
ちらっと娘を見た 問題はない この位のケーキなら 一人で食べることは出来ると)

ハク > (揺れる竜の尾。黒い髪の毛。今とは違う色のアッシェ殿を幼くして、少しばかり風が変わった……と言うと言い方が悪いか。
恐らく自分の知らない、アッシェ殿の相手の血が混ざった風貌を見つつ、こちらも見られている事を感じながら手を伸ばし。
柔らかい頭を撫でると心地よさそうな顔を見せてくれるのが、また堪らない。
すいすい、と頭のあちこちを撫でていると、やはり角の硬さは手に感じて。)

「うーむ、やはり、竜でござるなぁ……
む?んー、嫌いだったものでござるか?たとえば、肉でござるな。
それがし、小さい頃は血の匂いと味がダメでなぁ……
良く、料理を作ってくれた人に、『肉は嫌なのじゃ!どうしてもっていうなら、もっと臭くない肉がいいのじゃ!』と、怒ってたでござる。
いやはや、恥ずかしい記憶にござるよ」

(ケーキに喜び顔を見せる姿に笑みを浮かべて手を引き、問われた言葉には素直に本当の事を話す。
小さい頃の、わがまま放題だった頃を思い出すと、少しだけ視線が遠くなって。)

「む、むむ……いやなるほど、理解はしたにござる。
それがしまだ見たことはないが、そういう肉体の人も居る、という話は耳にした。
……のでござるが、この国以外ではとんと聞かぬでござるよなぁ。
魔族の国には行った事ないでござるので、あちらはどうかわからぬのだが」

(同性と、しかしそこには男性的要素があった事に理解と納得を示す。
ついでにふ、っと浮かんだ疑問に首をかしげたものの、その答えは出るはずもない。
そしてそんな疑問が浮かんだせいで、最後の言いかけた秘密は聴き逃してしまった様子で。)

「……いやはや、デートによい、と風呂場であった男性に教えてもらったにござるが、気遣いのできる御仁でござる」

(店内に戻り、他の客の接客を行う紳士の姿に感心しながら目の前のチーズケーキに視線を戻し。
食べよう……と思うが、とりあえずここはまず、セツ殿に食事の挨拶でもしてもらおうか、と視線をそちらに向けて。)

アッシェ > (気分がいいと揺れて 気分が悪いと揺れない ついでに寝ると時々小刻みに揺れる。
尻尾の仕草で大体 何を思っているか分かってしまう それが 角と尻尾の生えた娘のトリセツだった。
その娘は 撫でられて益々ご機嫌宜しい状態に。角は触っても何ともない、まだしっとりなのは子供だからだった)

『りゅうだよ。にく。おいしいのに。
ふいてもよち! きざんでもよち ひやすとよち!』

(ふくは 噴く。そうファイアーブレスを。刻むのは竜の爪で切り裂くのと。冷やすのは…今は出来そうにない。
冷やすのはコールドブレスという氷属性のブレスを噴くしかないのだが、セツではまだ無理。そこはアッシェがやる事。)

「魔族の国にいかん…いや 普通にいるわね。ふたなりはあらぬこと言われるから隠れているのではなくて?
魔族の国は … 実力があれば 大丈夫よ 行っても。あ、転移魔法とか出来たら最高。
何かあっても 飛んで帰ればいいのだから。」

(秘密にしているやり方は 一寸手順がある。
 それが何ともいやらしい系なのだ 守秘義務的に秘密にしておこうと思った。そうこうしているうちに、
けーきはやくたべたい的な視線が突き刺さる 娘であるセツが訴えてる)

「デートて ハクさん 恋人いるんです!?  あ、まぁ いただき…セツ 食べる前に いただきますを言いましょうね?」

『うん いただきまちゅ!!』

(元気に盛大に 食べる挨拶を言ってのけた娘 礼儀作法とか一切なく 元気いっぱいに食べ始めた― 夜は更けていきます。)

ハク > (みるだけで機嫌がいいことが分かる様子の、セツ殿の尾。自分の尾も似たようなものなので、非常にわかりやすい。)

「うむ、セツ殿も、立派な竜にござるっ。
……ふいても、きざんでも、ひやしても……?
む、むっ、ま、まぁ、いいでござる。なっ?」

(今一、主体となる言葉がないため『拭く?』『噴く?』と頭に疑問符を浮かべながら、とりあえず頷いてみせる。
ただちょっと、耳が小刻みに揺れてしまうのでそういう気遣い?はすぐにバレるかもしれない。)

「アッシェ殿にはそれがしの呪いについて、話をしたにござったかなぁ?
それで呪いに詳しい薬師殿に聞けば、更に呪いをかけられて重篤化するか、はたまた許容量を超えて弾くかわからない、と言われてにござるな。
であれば妖しいので行かぬが華、とあちらにそれがしは行くつもりがないにござる。
……というかでござるな?アッシェ殿?転移魔法とか、飛んで帰るとか、それがしにそもそも無理にござるよ!?」

(話を聞けば、隠しておくという事に確かにと納得しつつ。
他にもなにか隠している様子だけには気づくが、それが何か気づかないまま……
しかし、最後の言葉には思わずつっこみを入れてしまって。)

「ひぇ!?あ、いや、それがしは、まだフリーにござるよ?うむ、いただきます、するでござる。
では、いただきますっ!」

(男性と、風呂で。それだけ言えば勘違いされたかもしれない。
事実は金を稼ぎきらずに最近は花を売る事が多いため、であるのだが……
流石にそれは口にできずに少しうろたえた後、セツ殿のいただきますに合わせて元気に挨拶をし、話をさらっと流してしまう。

そのあとはケーキを食べ、注文した紅茶を飲み、夜が少しずつ更けていき――)

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からアッシェさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からハクさんが去りました。