2017/03/27 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にリンさんが現れました。
リン > 平民地区の通りの端っこに敷物を敷いて座し、青く塗られたバイオリンを弾く少年がいた。
どこか真剣さの欠ける演奏に、だいたいの人間が興味なさげに通り過ぎるが、
たまに立ち止まったり銅貨を投げていくものもある。
とはいえこれで口に糊するのは難しいだろう。

「あまり“上手に”弾きすぎると困ったことになるんだよな……」

嘆息。この呪いの楽器は扱いが難しい。

リン > チャリーン。
皿で銅貨を受け取って視線だけで礼を言う。
もう少ししたら一区切りつけてどこかで食事を摂ることにしよう。

やくざものに追い立てられたりするみたいなことも今日はないし、
有り金に余裕があるときはこうやって穏やかに過ごすのはまぁアリかもしれない。