2017/02/25 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にリトさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にハルクラム=メイプルさんが現れました。
■ハルクラム=メイプル > 先日に、ギルドの稼ぎ金で充分に資金を蓄えたメイプル家の一人娘ハルクラムは、新しい従者でも
雇おうと、平民地区の奴隷市場に赴いていた。
本日はミレー族や下等魔族が仕入れられているようで、キズモノやまだ新品といえるもの様々である。
男女構わず質素な服で並べられているが、基本ハルクラムが従者として買いたいのは女子である。
それも、従順で素直な子、ちょっとの洗脳処理でいいなりになる子が彼女にとって望ましい。
「んー、あたいの場合だとー、性欲処理とか食事の調達とかも任せたいんだけどぉー」
よく慣らせそうな人を選別していき、これはと思った魔族の女子に問いかける
「きみはぁ?」
『は、はい…ふあ』
突然の飛びかかりキス、奴隷の方はとても驚いて体が硬直し、そのままハルクラムのディープキスを
受け止める。十数秒程の絡みを終えた後、その唾液を味わって、
「とりあえず候補1…とぉ。いい舌使いだよキミはー」
と、それとなく評価するか
■リト > 奴隷市場などついぞ訪れたことは無かった。
城にはメイドや執事が大勢いるのだし、そもそも増やしたり減らしたりは姉達に任せている。
では何故此処に来たのかといえば、溜まりつつある欲求を発散させる相手を見て回る為だった。
とは言っても本当に買うわけでは無い。見て満足…が関の山だろうか。
「………うん?」
ふと目に付いたのはお客側。
自分とそう背丈の変わらない少女が、じっくり品定めをしているのが見える。
其方へと緩やかに近寄って行って声をかけよう。
「……あ、やっぱり。久しぶり、かな?」
■ハルクラム=メイプル > ふと声をかけられて振り向くと、自分と同年代にみえるオッドアイの少女、
濃密な情事を交わした経験がある吸血鬼だ。
「あ、こんなところでまた出逢うなんてぇ、こんばんわですのー」
リト、だろうか、聞けば魔族の国にあるという朱月城の主の妹なのだから高貴なお方であろう。
だが一回性の交わりを楽しんだ仲なのだから、特に畏れる事もなし、ハルクラムは親しみをもって
話しかける。
「メイド探しかなぁ?だけどリトさんにはもうたくさん従者はいるわけだし?んー、奴隷で遊びたい?
それともー、あたいは暇だけどぉー」
と、思えば自分も少しお腹がすいてるので、誰かつまみたい所だった。
この明るい吸血鬼がまた誘ってくれるなら弄りたいと思っている所か
■リト > 少女と交わした濃密な情事を思い返すと、少しばかり身体が疼く。
笑みを湛えながらも、そのオッドアイを細めて。
「ちょっと見に来てただけー。買うとか売るとか、そういうんじゃないよ?」
高貴といえば高貴なのだが、あまり畏まった扱いをされても困るお年頃だった。
普通に接してくれるのが一番良いとばかりに笑う。
「んー……じゃ、前みたいに私と遊ぼ? 一緒に…ね」
そう囁いて相手の手を取ろうとする。
避けられなければそのまま、近くの宿へと向かっていくだろうか。
■ハルクラム=メイプル > 体の火照りは、ハルクラムも最近手に入れた感覚能力で随分伝わってきて、
加えて自身もリトの身体の味を思い出してか心が躍る。
「へへ…やってもいいの?じゃあ…遊びに行っちゃいましょうかー…」
と、艶のある声色で囁き返すと、予約しておいた奴隷に札を記して、その場を後にするか
此後の夜の話は、月とこの二人の少女のみが知るものとして―
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からリトさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からハルクラム=メイプルさんが去りました。