2017/02/19 のログ
アラン > 「…本ばっか読んでるからだなぁ…」

頭を抱え、そんなことを呟く。
最近は自分の召喚術のレベルが落ちているような気がしており
レベルアップのつもりで書物ばかり読んでいた。

そのツケが回ってきたのだろう。
久しぶりに思いっきり動いたら足が釘を刺されているように痛い。

アラン > 「まぁいいや…今日は帰ろう」

「いてて」と小さくボヤきながら立ち上がり、歩き出す。
この痛みのまま運動するのも不可能であるし家に帰るしかないと
不安定な足取りで帰路へ着く。

その後、家で筋肉痛と戦いながら
一日を過ごした。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からアランさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にスヴェンさんが現れました。
スヴェン > 久方ぶりに戦場から王都へ戻れば自前の鎧を職人に預ける
歪みや傷のある鎧を見て、専門の職人はいつも決まって『ずいぶん派手に暴れたな』としか言わない
だから、自分もいつも通り「おかげさまでね」と応えて銀貨の入った革袋を一緒に手渡す
鎧鍛冶の店を出れば、戦場暮らしに伸びた無精髭を撫でれば、傷に触れてしまいバツの悪そうな表情で歩き始めた

「さて、どうするか…」

懐は暖かいし、街には酒も食い物も女もいるのだ
一先ずは久方ぶりの街並みを眺めながら、宛もなくブラブラと繁華街の方へと歩き出した
酒場から流れてくる良い香りや、娼館の前にたつ娼婦の白い顔を見れば、鉄と錆と血に紛れて揉まれ、
扠さくれだった心も幾分か、落ち着いてくるような気分であった

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にシャルレさんが現れました。
シャルレ > 夜の自由時間お散歩。
屋根の上を白い猫が歩いていく、人の匂い食べ物の匂い入り混じるなかにクンと気づいた。

足をとめて眼下の軒先の下の人を眺めてる。
金色の瞳を細くして、クンと鼻先を動かし(見つけた!)

尻尾をピンと立てて、ご機嫌のサイン。
屋根から塀へ、瓦礫へと音もなく降りてきて、地面に足をつけたのは白い猫でなく人の足。

スードをかぶって手で押さえる。
彼の後ろ側から人を避けながら近づいていく、間違えない匂いだ。
両手でフードを抑えたまま目指す相手の背中に頭からぶつかりにいく。
触れることができたら、後ろから腕を伸ばして捕まえようと。

スヴェン > 戦場では口にできないような食事をするのも良し、女を抱くのも良い、風呂に浸かりに行くの良いだろう
多彩な選択肢が次から次へと思い浮かぶが、これと言った決め手がなく未だ宛もないまま、人の流れに
乗って歩き続ける

背後から近づく気配に気がつこうはずもなく、それが勢い良くどん、と背中にぶつかってくれば、
転倒しそうになるが、なんとか踏み留まった…そのまま、するり、と背後から白い腕が伸びてくれば、
されるがまま、あっさりとぶつかってきた彼女の腕に捕らえられてしまった

「……あのな、ぶつかる前に一声掛けてもらっても良いか?」

こんな事をする相手は考える限り1人しか思い浮かばない
隊舎で雑用を熟す半猫半人…と言ってもいいかは難しいが、ともかく、自分が拾って…?来た娘である
背後から捕まえられたままでは歩き難い事、この上なく。窘めるように告げ、フード越しに猫耳を
わしわし、と擽るように撫でてやれば彼女に腕のあたりに掴まるように言い、再び人の流れに沿って
歩き出そうとする

シャルレ > 「へへっ、スヴェン帰ってきた?だって歩くの早いから離されちゃう」

声をかけようとしたけど身長差から離れてしまいそうで先に捕まえようとした本能。
顔をあげて腕のほうに掴まり直して隣から声をかける。
久々に会えた彼に嬉しそうに声は弾ませながら、撫でられると目を細めて。

「昨日、お部屋に行ったけどいなかったから。」

いろんな人の匂いがするけど、隣の彼もいろいろ混ざりあう匂いを今してる。
それでもご機嫌とスカートの下の尻尾は隣の相手の体に触れるように寄せていて。

スヴェン > 「だからって頭突きをしなくても…いや、もう良いけどさ」

袖を引く、とか他に方法はあると思うが、彼女も半分は猫…というか、見目は人であっても(猫の時もあるが)中身は
かなり、猫よりな気がするので、説得は難しいであろう。自分に人間の感覚があるように、
彼女にはきっと、猫としての感覚というか、行動原理みたいなものがあるのだと思う

「…戻ったばかりだったからな…
 部下は先に戻したけど、俺には色々あったわけ…」

この辺りも説明してもまあ、致し方ない事だろうと思う
するり、とスカート越しに寄せられる尻尾に気がつけば、嬉しいのだろうなあ、と思いつつ、
ワシャワシャと撫でていた手を止めて

「まあ、いいか…シャル、折角だ食べたい物とか欲しい物とか、何かないか?
 今日は懐も暖かいし、なんでも好きなもの買ってやるぞ?」

彼女と同じくらいの年の頃の見習いや丁稚であれば、戦場でとっ捕まえた貴族子弟の剣甲冑で喜びもしようが、
彼女はそういうわけにも行くとは思えない…というか、それらを持ち帰って喜ぶ姿は想像できない
で、あれば、折角、出会えたし何か欲しいものの1つでも買ってやろう、と思ったのだ
―――よくよく今までの彼女を思えば、物や食べ物で彼女が喜ぶとも思わないのだけれど