2017/01/26 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にミケ・ファムトさんが現れました。
ミケ・ファムト > 夜の平民畜をトコトコと歩く少年。 周囲をきょろきょろとしながら大通りを歩いていた。
「何回も来てるけどやっぱり広いなぁ…」
自分の村には石造りの建物はまだまだ少ない。
それに比べて王都、平民地区といえども石造りの建物と、建物の高さも段違いであり、見上げるだけでも肩がこる。

今日はいつも懇意にしている農機具や種籾等を取り扱う店に、親のお使いで春先に使うものの手配と予約をしてきた帰り。

遅くなる事も見越して止まってきていいというのは親の玉のご褒美か…。

周りばかりを見ていれば時折人とぶつかり、その度にすみません。とか言いながら夜の街を散歩している。
「僕もいつかはこんな処に住みたいなぁ…」
何がいいという事もなく、都会への憧れからか、珍しくないものにでも目を輝かせていた。

ミケ・ファムト > 大通りをきょろきょろしながら歩いていた時に、お腹のあたりから小さくクゥっと小さく鳴って。

「あ。そういえば、ご飯まだだったっけ。」
親からは宿屋の中で食べる様に言われていたが、
王都が珍しい少年にとってそれはあまりにも窮屈な話である。
そんな時にふと、今では成人している兄弟から王都の話を聞いたときのことを思い出す。
「路地裏の王に行けば、美味しい隠れた名店があるって言ってたっけ…。でもだったらなんでお店の名前を教えてくれないのさ」
一人その時の事を思い出しながらぶつくさ呟き。大通りから路地裏にのける脇道の前で足を止め、悩み始める。
父と、母からは路地裏には絶対に入らないようにといわれていたが…
兄達へ自分でもできるという所を言いたくなったのか、良心の注意と悪魔の誘惑の間でぐるぐる思考が回り始める。
「うーん…。」

ミケ・ファムト > ランダム指名 > ミケ・ファムト
ミケ・ファムト > 「よし。 どうせなら行ってみよう!」
拳をぎゅっと握り、決意を固めると、いざというときの装備を確認して。
爆竹よし、
閃光弾よし。
ナイフよし。
お財布よし。
と、心の中で確認してから、視線を目の前のわき道に上げた。
やはり一人で行くいうのは緊張するのかごくりと唾を鳴らし、一瞬悩むも自分で決めたことと自分を鼓舞して、足を一歩踏み出す。
一歩でも踏み出してしまえば、次の一歩を踏み出すのは容易なこと。
緊張と不安と好奇心に胸をドキドキさせながら、脇道へと入っていく少年であった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からミケ・ファムトさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にミケ・ファムトさんが現れました。
ミケ・ファムト > 慎重に歩く夜のわき道。背後から聞こえるにぎやかな音。やっぱりあっちの方が良かったかなぁと考えながらも、一歩一歩前へと進んでいく。
そして、たどり着いた路地裏。 幸いにもか、路地裏に人は少なく人知れず安堵の吐息を漏らしながら歩く少年。
表通りにはない如何わしい魔道具や、武器の一つ一つに目を輝かせ、値段を見て、小さくため息を漏らす。
「僕のお小遣いぐらいでは買えないものばっかり…。」
いつかは買って使ってみたいとか思いながら、ウインドウショッピングを続ける。

ミケ・ファムト > ウィンドウショッピングをしていれば金にならなそうな客であれば、しっしと追い払われるように店を転々としていき。
途中大人の玩具の店もあったりするが、鞭等をみても、変わった武器屋なのかな?程度の認識であったとか。
「こっちの方から…
 良い匂いする…。」
鼻先に感じた食事の匂い。しかも美味しそうな匂いであればその匂いをたどる様に路地裏を彷徨っていく。