2017/01/23 のログ
スヴェン > そうしてしばらく酒を飲んでいれば背後から小さな咳払い
グラスに残った酒をぐい、と一息に飲み干し、片付けをしていた主人の方へと向き直り

「悪い悪い、もう帰るよ、ごちそうさん」

立ち上がり店主に歩み寄っていけば代金を支払い、がたいの良い店主の肩をぽんぽん、と軽く叩き
おやすみ、と一声かければ程々気持ちよさそうな足取りで店を後にするのだった

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からスヴェンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 ギルドの酒場」にハルクラムさんが現れました。
ハルクラム > 冒険者やギルドハンターがよく訪れるここは、横に備え付けで酒屋もある。ハルクラムも辺境の洞窟に
巣食う魔物の討伐の任務が無事終わったということで、証拠品の魔物の牙を持ってギルドへ。
身体的にはそう大した図体ではない彼女だが、魔力とそれに合わせる弓術はこの
ギルドではよく知られている腕前である。

「んー、あんまり危険な事してないと思うんだけどぉ、報酬なの?こんなに貰えるなんてうれしいですのー」

彼女にとっては朝飯前な任務だったが、魔物討伐の依頼は周辺の住民にとって重大なものが多く、その分報酬は高く
ついてくる。金貨の入った袋と特産の絹織を腹のポケットに終えて、次の依頼を聞く。

「まぁ…そんなことがぁー、うんうん…困ってるのねぇ、いいよ、退治してあげますの」

軽く依頼受諾の捺印をしては、くるりと身を翻し、部屋続きの酒屋に体面を向けて。

大の大人が酒を交わし酔いながら耳寄りな冒険の情報などを語っているところ。

「…よいしょ、あ、おじさんおひさしぶりですのぉ。うふふ、まあまあ今日もおつかれさん、飲む?」

と一ヶ月ぶりかになる熟練者のギルドハンターの中年にと乾杯する。はたからみればなんでこんな男臭い所に?と
いうほどの場所にかわいらしい少女が…ここのギルドでは彼女は常連がため、既に周りは慣れているのである。
少しからず、彼女が人外であり、または淫魔であることも気づかれていることもあり、尻や胸あたりにちょっかいを
入れられることも。そんな事は介せず彼女は大麦を醸したホップをゴクゴクと豪快に飲み、そろそろほろ酔いかという所。

ハルクラム > 「…ふにゃあぁ…ふぁぁ…あったかい…」

酔いがまわると、彼女は眠くなるタイプである。体も熱くなってぽかぽかなのか、
上着を脱いでその場のソファに横たわって寝てしまった。
これには店主も困ったもんだと思いながらも、深夜営業のここはまだ追っ払うこともしない。
あるいは周りのハンターにとってはかわいらしい光景と、その体たらくな姿を肴に酒を飲み。

徐々に体の熱が抜けて寒くはならないかと、優しいおじさんは毛布をゆっくりと被せてあげている。