2016/12/22 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にアンナ・ウィリアムさんが現れました。
■アンナ・ウィリアム > (もう冬至も過ぎた冬の夜。大通りをカンテラ片手に道を急ぐ人影。分厚いマントにしっかりとフードを被っているため顔を見ることは出来ないだろう)
「うぅぅ…寒い。早く帰らないと」
(いくらお得意様だからって、こんな遅くに宅配の依頼を受けた自分を呪いつつ…しかし、NOとは言えない接客業。同じことがあればまた笑顔で了承来ることは間違いない)
■アンナ・ウィリアム > (家は商業区の外れ。一応は平民区画に入るので安全な方だとは思う。それでも、貧民地区に比べればという前置きが必要…足元くらいしか見えないくらいにきっちりフードを被っているのも、若い女と知れれば危険が増すからである)
「そもそも、こんな遅くに出歩く方が不用心なんだけど…」
(町の治安を守る兵士などに見つかったら、間違いなく説教案件というやつ。自覚があるから、兵士にも悪い人にも見つからないように足早に歩くのが精いっぱいの自衛手段だった)
■アンナ・ウィリアム > (ふと視線を上げれば、見慣れた吊り看板と古びたドア。思わずホッと安堵のため息を漏らしながら鍵を取り出し家件店舗の入り口を潜る)
「ただいま、お母さん」
(暖かな暖炉の火と夕食のスープ。ありつけたことを感謝しながら何でもない一日が過ぎていく)
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からアンナ・ウィリアムさんが去りました。