2016/10/27 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にリスさんが現れました。
リス > 大きな通りが交差し、馬車の行き交う交差点。
 そこに作られた広場は付近に住まう人たちの憩いの場となる。
 その場所に4人の護衛を連れた少女が楽しげな笑みを浮かべていた。

 時刻は夜。
 
 店は閉まり、人々はそれぞれの場所でそれぞれの生活や休息を楽しむ時間。
 故に、いまで歩いている人は少なかった。
 石畳を進み、広場を歩く少女の目は、右に、左にと移動していた。

「pub……だったかしら。
 そういう場所も、興味があるのよね。」

 近くを守る護衛に軽く視線を向けて言葉を放つも、彼らはどうぞお好きにという感じで肩をすくめる。
 どうせ、仕事中なのだから酒は飲めないしというところだろう。
 ちょっとやさぐれてるみたいなので、放置し、石畳を進む。
 いい品物が手に入ったから、お店で強調して売らないとね、と、先ほど品物を搬入した馬車を思い出し、にまにま、と楽しげに笑みを零した。