2016/10/22 のログ
リン > ……この疲労感がそんなに悪いものでもないような気がしてきてしまう。
肉体に持続的に負荷のかかる労働は、色々と嫌なことを考える余裕がなくなるから……

「……いや。ぼくには目的があるんだ。目的が……」

そう。目的さえ果たせばこんな泥臭いことはしなくたっていい。
もっと優雅な暮らしが送れるはずなんだ……

野良の黒猫が目の前を横切って、思わず身体をびくりと跳ねさせた。

リン > 「な~んだただの猫か。驚かせやがって……」

ニャーン。
……休憩も大概にして、仕事に戻らなければいけない。
今はとにかく、糊口を凌がねばならないのだ……

ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」からリンさんが去りました。