2016/10/07 のログ
■カルム > 白魚のような指が、クロースアーマーの上を踊る。
それなのに、直に愛撫されているような錯覚を覚える。
夜の闇のなか、彼女だけが浮き上がるような気もしてくる。
ーーーーその、紅い唇に、キスができたら。
ーーーーその、煽情的な肢体を抱きしめることができたら。
ーーーーその、魅惑的な女性と、交わることができたら。
恍惚の思考がこぼれ落ち、興奮してしまう。
現実に引き戻すのは、彼女の声だった。
「あ!は、はい。」
慌てて、彼女の後ろに付いて歩き始める男。
さきほど言ったとおりに、暴漢などが来ないのか警戒するものの。
自然とその視線は、彼女の背筋や、お尻の方に向けられてしまう。
何処に向かっているのか、それを気にするほどの余裕がなくて。
彼女のランタンの灯りを頼りに彼女の後ろを歩き。
フードを取る様を、後ろから見ていた。
■ネリス > 「ここで構いませんわ。」
フードをとった女は柔らかな、しかしどこか蠱惑的な笑みを浮かべつつ、
ゆっくりと青年に近寄っていく。ここならば無粋な邪魔は入らないだろう。
青年に密着するような距離まで。髪をさらりとかきあげると、ふんわりと香る魅惑の香り。
「ふふ…。」
赤い瞳が青年の目を見つめながら揺れる。
見ているだけで吸い込まれそうな瞳。
意識を奪われてしまえば、そのままゆっくりと唇を重ねていくだろう。
■カルム > 「此処で……?」
流石に理解が追いつかなかった。
さほど歩いていないというよりも、広場の暗がりというだけの場所。
もしかして、最初から家の近くだったのかと考えた。
気が付けば、こちらを見ている女性
薄紫の髪の毛も、真紅の瞳も、とても美しい。
彼女の甘い匂いが、とても、とても気持ちいい。
戸惑いが何もかも吹き飛んでしまったたのは、彼女の方から密着してきたから。
そして、何かを言う前に、唇が重なる。
柔らかく温かな感触、ぬるりと滑り込んでくるようで、男は彼女のことを思わず抱きしめる。
自分からも、唇を重ね返し、深く、深く重なろうと。
抱きしめたその腕は、彼女の背中をなぞるように愛撫を始め、つんと大きく飛び出ている乳房を己の胸板で押しつぶすように、みっっ着していく。
■ネリス > ぎゅうっと強く抱きしめられれば、んふ、と息を漏らす。
また微笑んだようだ。
ぬるぬると動く舌先は男性の舌を翻弄するように。
唇を重ねながら男性の舌に纏わりつき、くすぐり、痺れさせるように。
『気持ちいい…?』
キスを続けているはずなのに甘い声が青年の耳朶をくすぐる。
ちゅぷ、ちゅぷ、という口元の音が、脳を犯すように耳元で鳴る。
『もっと蕩けて…?』
赤い視線が青年の目を射抜く。
はら、とローブの前を開けば、その下には露出の高い衣服。
白い肌が視線と意識を釘付けにしようと夜闇に浮かびあがる。
『可愛いわ…。』
意識をそらされてしまえば、胸板をくすぐった指先がそっと青年の股間に触れる。
ズボンの上からそっと上下に撫で摩るだろう。
■カルム > 唇を重ね、舌を絡ませ合えば、ヌルヌルした感触が口の中を翻弄する。
舌が生き物のように蠢き、唾液を塗り合い、ぴちゃぴちゃと水音を響かせる。
キスをしているだけなのに、どんどん惹き込まれていく。
もっと、もっと、もっと、もっと、性欲が強く擡げてくる。
「気持ちいい……。」
違和感など気が付くことなく、呼吸のために唇を離して答えて。
再度彼女の唇求めて絡ませていく。
彼女の体に己の体をこすりつけて、背中を愛撫している両手のうち左手は彼女の尻に。
柔らかな尻を掴んで、両手で持ち上げるようこね回す。
それと同時に、右手は股間に移動し、彼女の下着の上から股間を撫で弄る。
「ぉぉぉ……」
扇情的なその肉体がローブの中からあらわれる。
露出の多い服装、白い肌に男の目は奪われて、感動のため息がこぼれる。
今から起こることの期待に、男は、体を熱くする。
「っ、は……っ!」
びくん、と大きくはねた。
彼女の白い手が、男の股間に触れたから。男の股間はズボンの上からでもわかるぐらいに大きく勃起していた。
ビクビクと震え、硬くそそりたっていて。
「少し、待ってください。」
彼女に一度待つようにいい、一歩離れれば。
ここが外だということを忘れているかのように、男はクロースアーマーも、ズボンも脱ぎ去ってしまう。
■ネリス > 青年の性欲を引き出し、さらに自分に夢中にさせていく。
その冒険者らしい硬い指が体に触れると、はぁ、と甘い吐息を零す。
それすらも男を誘う媚態。
青年が自身の体に愛撫を始めれば、甘い喘ぎを発しながら体をくねらせる。
白い肌がうねうねと淫らに揺れて、さらに青年を深みへと誘っていく。
股間に触れられれば、ひときわ、高い声を聞く事ができるだろう。
「んふ…。貴方だけ、ずるいですわ…?」
耳元に吐息と共に囁きかけ、熱く昂ぶった肉棒を服の上から優しく摩る。
その感触だけでも男を溺れさせそうな愛撫を少し。
青年が身を引けば、大人しく手を離した。
「はい。こちらこそ……ふふ。」
服を脱ぎ始めた青年を見て、笑みながら一つ頷く。
そして自身のローブをはらりと草むらに落とし、
ゆっくりと胸元と腰部を覆う服を脱ぎ始める。
その際、ゆらりと腹部を彩る紋様が淡く輝く。
淫らな幻想を見せるそれを見つめてしまえば、甘い囁き声と卑猥な妄想がじわじわと感覚を犯していくかもしれない。
そして青年の視線の先で、樹に両手をついた状態で臀部を向け、
しとどに濡れそぼった秘所を見せ付けるように開いてみせる。
「…来て?」
■カルム > 触れるたびに甘い香りに包まれてしまう。
触れられるたびに、熱い快楽に燃やされる。
彼女の魅了に抗えず、抗うことすら考えることができず、男は溺れていく。
悪魔のような、淫蕩な肉体に、声に、仕草に。
白い肌がくねるたびに、男は彼女に傾倒して。
甘い声が聞こえるたびに、魅了されていく。
それが彼女の思惑の上であろうとも、構わないと言い切れるぐらいに、魅了されていた。
「貴女のような美しい人に、気持ちよくなって欲しいから。
っ……っ、すごく、気持ちいいよ。」
彼女の優しい愛撫だけで、身が震えるぐらいに快楽を覚える。
もう少し撫でられるだけで、はじけてしまいそうなテクニック。
もっと受けていたいと思うところを、強引にねじ伏せた。
「ぁ。ぁあ……とても、美しい。」
夜に映える白い肌に、妖しく輝く紫色の文様。
彼女は、女神様ではないのか。いや、女神様なのだろう。
今から、彼女と交わると考えるだけで、さらに肉棒が固く勃起してしまう。
既に先走りが溢れ、雄臭い匂いを放っていた。
「行きます。」
来て、という誘いに、断りの言葉など出ずに。
彼女に近づいていき、その腰を掴む。
片手で己の肉棒をつかみ彼女の濡れた秘所に、亀頭を押し付けて挿入していく。
ぐいっ、と腰を推し進めて後ろから差し込んで、肌を密着させていく。
深くまで差し込んでから、腰に回した手を彼女の乳房に移動させて両手で胸を掴んで揉み始め、大きいストロークで、木に打ち付けるかのように、腰を振り始める。
■ネリス > 完全に性に溺れた青年を見返りで見つめつつ、
男性器が露わになれば、ちろりと舌なめずりをする。
美味しそうな獲物。と内心で考えつつも、その肉体は男を誘うためにゆらりと臀部を揺らす。
早く、と急かすようにしつつも、青年が秘所に肉棒を当てると、くすくすという笑みが漏れてしまった。
「えぇ…きて……あっ、は、ぁぁん…。」
熱く、硬いモノが自らの中に入ってくる快感。
その喜びに震え、歓喜の声を上げる。
青年が腰を振り始めると、木にしっかりともたれるようにしながらそれに合わせるように自らも臀部を打ち付ける。
女性の中は熱く濡れており、ねっとりと青年の肉棒に絡みつくだろう。
名器というよりは男性器を捕食する淫らな花である。
蕩ける快感の中で精をすするためのもう一つの口。
「はぁ、激し、い…もっと、突いて…あぁっ…!」
青年が密着する白い肌もしっとりと吸い付くよう。
指先で揉みしだく胸も弾力と柔らかさをもって指先にすら快感を与えていく。
まさに魔性の肉体である。
■カルム > 彼女の振り向いた姿もまた男の心を捉える。
艶かしい姿で、隠微な体の彼女の舌舐りさえ、自分を誘っているようで。
挿入すれば、彼女の肉体を割り開き、蜜を押し出しつつ重なっていく。
「すご……なんだ、これ……っ。」
経験は少ないが、ないとは言わない。
しかし、今までに経験した中で、格別といっていいだろう。
自分の肉棒に絡みつき、引き込むようで、ぬるりとした熱も、肉襞も自分の肉棒を激しく刺激してくる。
腰を押し進めれば、抵抗するようにきつく絡みつき。
腰を引けば、逃がさんとばかりに吸い付いてくる。
腰を動かさなくとも、まるで口で愛撫されているかのように絡み付いてくる。
男の動きと、彼女の動きが合わさり、ぱんぱんと、肌を打ち付け合う音が宵闇に響く。
要求に応えるように、男は腰を打ち付け、膨らんだ亀頭は、彼女の体内をしっかりと蹂躙し、深く奥の部分にゴンゴンとぶつかっていく。
「貴女の中はすごく良い……。気を抜くと膣内に出してしまいそうだ。」
密着し、腰を振っていれば熱くなるからだ。
いつの間にか汗ばみ、それを塗りこむように彼女の背中に胸板を押し付ける。
乳房をいじる指が吸い付くようで、彼女の乳房に埋まる指を動かし、乳首の先端を転がしていく。
魔性の肉体に溺れつつ、その唇を求め、唇を重ねて吸い上げる。
■ネリス > 「ふふふふ…さぁ…もっと奥まで…はぁぁ…っ…。」
ゆら、と臀部が揺れる。
腰を振っているはずなのに、貪欲に絡みつきどこまでも吸い込むような膣内。
それは何度も往復すればするほど感覚は強まり、
男性器をぬるぬると締め付け、精を搾り取ろうとする肉の海。
我慢なんてさせない、とばかりに男性器を刺激し続ける。
「ふふ…いいわ…いつでも出して?…何度でも…何度でも…。」
青年の愛撫に喘ぎながら、求められればそれに応じるように口付ける。
ねっとりと熱いキスを交わしていると、また青年の耳元に吐息がかかる。
『もっと溺れて……』
『夢中になりましょう…?』
『精を捧げるの…』
甘い声が耳元を愛撫し、淫らな幻が青年の体を愛撫していく。
胸板を撫でる指先、乳首をつまむ指先が青年の背後から伸びる。
同時に、膣内に入れているはずの肉棒を優しく手で摩る快感。
肉体の快感と、幻の快感。二つを織り交ぜて、青年の現実を曖昧にしながら絶頂へと導くように。
■カルム > 「あぁ……判ったよ……。」
普段であれば、気にするべきことにすら気が回らない。
妖しく踊る臀部に誘われて腰を振り、杭を打つように肉棒を叩きつける。
卑猥な水音が溢れ、彼女の蜜で肉棒が濡れて腰の動きを加速する。
彼女の中に溺れて、奥に奥に進み込んでいく。
捕食されている獲物がここにいた。
「う……行く、行くぞ……っ。」
精を求められて男は頷く。
普段であれば、妊娠とか、そういったことを気にしている男だが。
キスをして、耳元に掛かる声にうなづくしかできなかった。
ーーーーーどくん、と肉棒が震えた。
此処に来るまで、そういう事に、縁がなかったのだろう。
溜まりに溜まった欲望は彼女の肉体と、精神の誘惑に耐え切れなかった。
精神を侵され。肉体を酔わされる。
そんな経験のない男は、亀頭彼女の一番奥に叩きつけて、吐き出していく。
濃厚な、チーズのように粘ついた白い液体を容赦なく彼女の体内に。
びくん、びくんと腰を震わせながら勢いよく吹き出し、びちゃびちゃと膣に張り付くような粘度と熱さで、満たしていこう。
そして、その一度では、萎えずに、固く力を持ったままの肉棒は、まだまだ、食べることができよう。
■ネリス > 「はっ、あぁぁ……!」
どくん、と膣内で肉棒が震える感触。
そしてマグマのように熱く粘り気のある液体が注がれる感覚。
それは淫魔の女の中でゆっくりと溶解し、精気へと変換されていく。
『出して…? まだまだ出して…?』
『もっと感じて…深く深くイくの…。』
放精を行っている間も甘い囁き声はやまず、
幻は精を搾り取るように肉棒を擦り続ける。
長く深い絶頂へと青年を導けば、あとは簡単だ。
「ふふ…。さぁ、もっと精をささげて…?
ワタシノナカにハキダスノ…。」
つながったまま、青年の方へと振り向くと、
万に一つも逃げられないようにその柔らかい肉体を絡みつかせる。
ゆっくりと腰を揺らしながら、唇を重ねていく。
そのまま、深い深い快楽の夢に青年を沈めるために。
翌日目が覚めれば、大きな虚脱感を感じるだろう。
そして、曖昧模糊とした快楽の記憶。
まるで夢であったかのように女の姿は思い出せなくなっている事だろう…。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からネリスさんが去りました。
■カルム > 「は……ぁっ……ぁぁ……っ。」
肉棒はまだ熱く、濃厚な性を吐き出し続ける。
体は震え、彼女を更に求める。
どろり、どろり、心が、体が溶けていくような感覚と虚脱感。
それでも、甘い声に導かれるように、淫らな肉体に誘われるがままに。
男は腰を振って精を吐き出し、搾り取られ続ける。
何度も、何度も何度も、何度も。
逃げる気など起きない。
彼女と抱きしめ合い、その温もりに安らぎを感じながらも、腰を振る。
唇が重なり、舌を絡め合い、膣の中をかき混ぜる。
自分の吐き出したはずの精液が、彼女の中に残っていないと言う状況に気がつかないままに。
甘い夢に侵されながら、男は何度も果てた。
翌日、朝目が覚めれば、裸だった。
なぜそんな恰好なのだろうか、ああ、酒を飲みすぎたんだっけ。
曖昧な記憶。
自分の都合のいいように記憶を捏造した男は、苦笑をこぼして服を着て、宿に戻るのだろう。
夜の開講と快楽は、抜け落ちていた。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からカルムさんが去りました。