2016/09/27 のログ
ティネ > 別に無策でここに訪れたわけではない。
だいたいこういうところにはボロ布のひとつが落ちていたりするものである。
首尾よくそれを見つけて包まる。
ちょっと大きすぎてかなり動きにくいがまあ背に腹は変えられぬ。

「誰かこう妖精をあっためる優しい趣味を持つ人が通りがかったりしないだろうか?」

ピンポイントな要求であった。

ティネ > もちろんそんな者といつもピンポイントに出食わせるほど運に恵まれているわけでもない。
早々に諦めて、ボロ布をまといながらよたよたと路地を後にする。
どこかいい場所が見つかるであろう。たぶん。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/路地裏」からティネさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」にリンさんが現れました。
リン > 平民地区にはそれなりに数を見かけることのできる酒場の一つ。
ザワークラウトをつまみに安酒を呷る藍色の髪の少年の姿があった。
なにか儲け話はないものか、と掲示板を見たり人の会話に耳をそばだてていたりするのだが
そうそうそんな話が転がってくるものでもない。

マグメールに逗まっているのはぼんやりとその日暮らしをするためだけではないのだが、
自身の探しているものはあまり見つかる気配がないのですることがない日は
非常に適当に過ごしてしまう。