2016/08/30 のログ
ご案内:「王都マグメール 自警団詰所」に紫蘭さんが現れました。
■紫蘭 > 商店の連なる賑やかな界隈、夕暮れ時。
いつものように漫ろ歩いていた己は、一人の女と擦れ違う。
殆どぶつかるような勢いで走り去った彼女を何気無く見送っていたら、
彼女を追ってきたらしき民兵たちに、瞬く間に取り囲まれてしまった。
―――容疑は、所謂窃盗である。
勿論己は否定したけれども、連れ込まれたのは取調室、と云うよりも牢獄。
ごつごつした石造りの、殺風景な部屋に籠る不穏な空気。
両手首をひと纏めに括られ、天井からぶら下がる鎖に繋がれて、
辛うじて両足の爪先がつく程度の高さまで吊るされた格好。
着衣は前で大きく切り裂かれ、白い裸身が殆ど露わになっており。
「…も、う、分かっ、たでしょ…。
こんな、格好…で、何処に、隠した…って、―――ッああ、んっ…!」
ほぼ全裸の有り様で、何処へ盗んだ物が有る、と云うのか。
民兵たちを睨み据え、そう訴えかけた唇が痙攣し、仰け反った喉からは、
甘く掠れた悲鳴が迸る。
『女には隠す処が残っているだろう』
そんな揶揄と共に脚を割り開かれ、秘すべき女の部分へ捻じ込まれる警棒。
細く滑らかな形状ではあるけれど、硬くて、冷たくて、何より乾いている。
濡れてもいない秘花を散らして押し込まれれば、ごく浅く、ではあっても激痛が走る。
ぐにぐにと膣口付近を捏ね回すように動かされ、『もっと奥か』なぞと、
―――哂う男たちにとって、己は結局の処、容疑者、と云うより玩具。
泣き叫べば喜ばせるだけ、と分かってしまえば、唇を噛んで堪えるより無く。
■紫蘭 > ―――――そして、絶叫。
身体を文字通り切り裂かれるような激痛、
戦慄く内腿を伝い落ちる、鮮やかな紅の色。
無機物で破瓜を強いられた屈辱に涙する暇も無く、
無造作に己の裡を掻き混ぜて、抜き出される血塗られた警棒。
勿論、其れで終わり、と云う事は無かった。
滴る鮮血を潤滑油代わりに、熱い肉の凶器が捻じ込まれる。
もはや唯の凌辱に過ぎない行為が終焉を迎えるのは、深更の、夜か。
或いは白々と夜が明ける迄、民兵とは名ばかりの獣に貪られるのか―――。
ご案内:「王都マグメール 自警団詰所」から紫蘭さんが去りました。