2016/06/27 のログ
カタリア > 「えへへ、そしたら、ねぇ、一緒に、寝たり、あそん、だり、するん、だー。
お風呂、もねぇ、一緒に、入って、ねぇ、あと、ねぇ、ずっと、抱っこして、もらう、の。」
一日中ひっついているというのがカタリアの望みだ。
ささやかすぎるほどの欲求を嬉しそうに語る。これでもカタリアとしては望む限りの幸福なのだ。

手を引かれるままに雑貨屋へと足を踏み入れると、名前の通り種々様々な物品が陳列されている。
「なん、だか、た、たくさん、ある、ねぇ。」
キューブとやらを探して店内を見ましていてたが、狩猟本能が刺激されるのか水飲み鳥や振り子といった動く小物に視線を奪われている。
手を伸ばして、触りたそうだ。

カレリア > 「それぐらいならいくらでも喜んで♪
今度の休日は一日中そうしてましょうか。」

一緒に寝て食事、入浴に至るまで全て一緒に
甘えん坊と言うとむくれてしまうので思うだけに留める
休みの日だったらいつでもかなえられる希望にはできるだけ応えたい

「えぇ…キューブは探しておくので何か気に入ったものを持ってきてもいいですわよ?」

ウズウズと今にも商品を手に取りそうなカタリアを見て一言
やっと分かってきた…欲がないのではなく欲の対象をそもそも知らないでいたんだと
自分で探して持ってくる、こういう経験をさせていけばカタリアのおねだりも増えてくるかもしれない

カタリア > 「うんっ!そうして!」
カタリアの顔が輝いた。ぴったりとくっついて、嬉しそうに頬を擦り付ける。
隠しているのも忘れて、尻尾がスカートの裾から出てきて揺れている。

「わか、ったー。ちゃん、と、ま、ってて、ね?」
と念を押してから一旦離れて、小走りに棚の奥へと消えた。
しばらくして
「ね、これ、これ!」
と持ってきたのは、いくつかの鉄球がふれあうように吊るされた置物。
端の鉄球をぶつけると、反対側の鉄球だけが反動で動くという、物理学の法則を利用した単純なものだ。
「これ、不思議…!」
興奮した様子で動かしてみせる。両端の鉄球だけが動くのが何故か理解できないようだ。

カレリア > 「っ、良いですわよ♪
だからほら…落ち着いて、ね?」

スカートの裾から覗く尻尾を視線で示す
まさかそんなに喜ばれるとは…言ってくれればいつでもそうしたのに

「もちろん、待ってますわー。」

キューブを見つけ手に取り待機
元気よく戻ってきた笑顔は満点
ただしその手には…なぜそれを?な物が

「並んだ鉄球?
ふむ……ではそれも買って行きましょうか。城でどうしてそう動くか調べるのも面白そうですし♪」

持ってきた振り子とキューブを購入する
正直振り子は何であんな動きをするのか分からないので一緒に勉強になるだろう
にしても…どこにあんなものが有ったんだろう?

カタリア > 「あっ、えへへ…。」
視線の意味に気付いて、慌てて尻尾を戻した。
幸い他の客や店主には気付かれなかったようだ。

「きゅーぶ、見つかった?か、え…か、帰った、ら、遊ぶ、ね。えへへ、た、楽しみ……。」
振り子は、カタリアでなければ興味も示さなかったであろう、棚の奥で埃をかぶっていたのを見つけ出してきたのだ。
店主もその存在を忘れていたかもしれない。
キューブと振り子を入れてもらった袋を持って、るんるんで店を出た。

「次、ねぇ、ど、どこか、行く、ところ、ある?えへへ、カタリア、ねぇ、今日は、い、いっぱい、買った、から、帰る、の、た、楽しみ……。」

カレリア > 「そんなに喜んでもらえると私もうれしいですわ♪」

尻尾に気付いた様で一安心
バレていればそれはそれでもう自由にしてもよかった気もするが

「はまればかなり楽しめるらしいですし、楽しみですわね♪」

店主ですら忘れられていた珍品
そんなに喜ばれるなんてこの振り子も思っていなかっただろうに

「そうですわねぇ…次はあそこですわ♪」

手を繋ぎまた歩き出す
その後は空が暗くなるまで遊び続けるだろう
大量の荷物を抱えて帰る事になるのはまだ考えていなかった

カタリア > 「い、一日、ずっと、い、一緒、だよ。トイレ、まで、は、いいけど、それ以外、は、ずっと、一緒、ね。」
今から待ちきれないのだろう、手をぎゅっと繋いで、歩きながら体をすり寄せる。

「うん、な、なに、買お、っか。」
また次に立ち寄った店でも、カタリアは自身すら知らなかった欲求を発揮して、カレリアにねだることだろう。
どれほどの荷物になるかは、全く気にかけずに。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からカタリアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からカレリアさんが去りました。