2016/06/26 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にカレリアさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にカタリアさんが現れました。
カレリア > 少し久しぶりの王都
城への引っ越しやちょっとした勉強会も終わり今日は休日
依頼も仕事も用事も無し、ただの気晴らしの為の外出

「今日は頑張ったカタリアへのご褒美なんですから何も遠慮はいりませんわ♪
何でも欲しい物を買っていきましょう♪」

隣に立つカタリアの手を握り直し進んでいく
以前までは失礼な視線を向けてくる輩も居たが…今日は違う
誰もが隣の少女に奇異の視線ではなく好意的な視線を向けている

カタリア > 「えー、とね、えっと、ね……えへへ、まだ、ねぇ。な、何、が、欲しい、とか、わ、わかんない、なぁー。
カレ、リア、とねぇ、い、一緒、だから、ねぇ、いっ、ぱい、嬉しい、なぁ。」
しっかりと手をつなぎながら、ひだまりのような笑顔を向ける。

ミレー族の証である耳と尻尾を隠し、体中を侵していた傷跡も完治したカタリアは、どこから見ても良い所のお嬢さんにしか見えないことだろう。

興味深そうに周囲に並ぶ店を見回していると、店の1つに視線を注ぐ。
「ねー、あの、お店、なぁに?」
指差すのはクレープの屋台だ、カスタードや生クリームの匂いに惹かれたのだろう。
スンスンと鼻を鳴らして匂いを嗅いでいる。

カレリア > 「私はそれでも構いませんが…いえ、やっぱり年相応並みに欲を持たないとダメですわ。
色んな所を回ってそういう物を探しましょう♪」

花が咲くような笑顔を浮かべるカタリア
身体の傷が癒え精神面でも明るく元気になってきてくれている
以前の様に周りに怯える素振りは今の所見られない

「あれは…クレープですわね。
甘くて美味しくて…後は実際に食べてのお楽しみですわ♪」

カタリアの手を引き屋台に向かう
笑顔を浮かべクレープを注文
カタリアとは被らないようにチョイスする

カタリア > 「わか、った。いっしょ、にね、い、色々、行こう、ね。えへへ。」
嬉しそうなのはなんでも買ってもらえることより、カレリアと一緒に居られることだろう。
朱月城ではカレリアが仕事中にもつきまとうのははばかれるようで、一日部屋にこもって一人で居ることもあった。

「くれー、ぷ?おい、しい、なら、た、食べたい、な。
えと、ねぇ……こ、これ、ください。」
とメニューで指差したのはイチゴやバナナにチョコ、生クリームが入った豪華なもの、一番に目に入ったものを選んだらしい。
注文を終えると、待ちきれないのか繋いだ手をぶらぶらと揺らしたり、意味もなくうろうろしたりと忙しない。

調理を終えて出てきたクレープ、片手では受け取れないと見て、少し名残惜しそうに一度だけギュッと握り直してから、手を解いて受け取った。
「あまい、に、匂い、だね。これが、く、くれーぷ、かぁ。」
食べ方は……周りの人を見るにそのままかじりつくらしい。
大きく口を開けて、上の端にかぶりついた。口の中に果物と砂糖の甘みが拡がる。
「んー!おいひい!」
咀嚼もそこそこにもう一口、もう一口とかじっていく。口の端や鼻の頭にクリームやチョコがくっつくが、気付いた様子はない。

カレリア > 「えぇ、一先ずはこの道を進みましょう」

大通りを進んでいく
最近はカタリアも運動不足にさせてしまっていたので丁度良い
城で退屈な思いをさせてしまっていたので今日は目いっぱい遊んでほしい

「もう、落ち着きなさいカタリア?
クレープは逃げたりしないから、ね♪」

待ちきれないのが見ただけで分かる
注意はするが思わず表情は緩んでしまった

「でしょう?
私もクレープは好き…ふふ、顔にべったり付いてしまってますわよ?」

ハンカチで鼻の頭に付いたクリームを拭う
口元は…多分食べ終わってからでないとまた付くのでそのまま

「さ、行儀は悪いですが食べたまま行きましょう。そういう食べ方が普通なので♪」

そう言って歩き始める
この通りは装飾品や衣服を飾った店が多い
そして珍しい食べ物や行商も商品を広げている
買い物に興味がない者でも目移りする程の品揃えである

カタリア > 「うんっ。くれーぷ、ねぇ、カタリア、もねぇ、好き、になっ、たよ。また、ねぇ、来て、買って、ね。」
ハンカチで拭われてついているのに気付いたのか、時折鼻を手の甲で拭い、手についたのを舐め取りながら食べていく。

「えへへー、こん、なに、ねぇ、甘い、の食べた、の、始めてー。」
相当美味しかったのだろう、カタリアとしては早めのペースでクレープは口の中に消えていき、食べ尽くしてしまった。
口の周りを舌で舐めて
「けぷっ。」
と小さいげっぷが出た。
「な、なくなっ、ちゃった。ねー、次、どこ、どの、お店、にする?」
手が空いたならカレリアの手を指で突付いて、また手を繋ぎたそうだ。

カレリア > 「ではまた買いに来ましょう。一緒にね♪」

クレープを食べきり満足げなカタリア
舐め取ったクリームやチョコも綺麗になり次を目指す
口には出さないがおねだりをされたのは…かなり嬉しい

「そうですねぇ…小腹は満たしましたしカタリアの興味が沸く所に行きたいですわ。
服や本、宝石…綺麗な石などには興味はありません?」

手を握り尋ねる
カタリアの胃ではあれで一食分だとしても平気そうなので食べ物は一先ず除外
興味がある単語を提示できればいいが…なにせカタリアは欲が少ない
手当たり次第に色々な店を示してみる

カタリア > 「うん、また、いっ、しょ、にね。」
そこにあると知っている者なら、スカートと帽子の下で尻尾と耳が喜びに動いているのがわかるだろう。
隠れていても感情表現を行っているようだ。

「え、とねぇ、じゃあ、ねぇ、本が、いいな。あの、ねぇ、絵本、ねぇ、もう、ぜんぶ、読んじゃった、から、あ、新しい、のが、欲しい、の。」
出された案の中で一番興味が惹かれるのは本、カタリアが持っている内最も強い欲は知識欲なのだろう。
ちょっと小走りになったり、蛇行してみたり、全身で期待と喜びを表現しながら本屋へと向かう。

店内に入れば、棚に所狭しと並べられた本を見上げて、どれにしようかと背表紙の文字に目を走らせている。
小難しい本ばかりで、絵本からのステップとしては少々飛びすぎかもしれない。
「い、いろ、いろ、ある、ねぇ。ど、どれにしよ、っかな……。」

カレリア > 「…にしても、上手に隠しましたわね?」

耳はともかく尻尾は…細いからうまくいったのだろうか?
隠さなくたっていいのにとは思うが
デートの邪魔をされたらつまらないのでそこは仕方ない

「そうなんですの…そろそろ絵本ではなくて普通の本のほうが良いかもですわね。」

カタリアの止まる事のない知識欲
それを満たすのには絵本では足りないかもしれない
本屋に入れば手を離しカタリアを自由に選ばせてみる

「興味がある本はいくつでも持ってきていいですわよ♪」

安くはないが買えないなんてものは無い
上位冒険者としての報酬はそこらの稼ぎを大きく凌駕している
何なら本屋ごと…と思案しながらカタリアを見守る

カタリア > 「わかんない?なら、ねぇ、良かった。耳はねぇ、ちょっと、きうくつ、だけど、ぼうし、ぎゅうぎゅうした、の。尻尾、はねぇ、腰に巻いてる、よ。ちょっと、ねぇ、あつい、かも。」
上手と言われて満足気だ。背を向けておしりを突き出して見せると、スカートのラインが少しだけ何かに押し上げられているのがわかるだろう。

「ふつう、の本って、文字、だけ、の、本?なら、ねぇ、い、いっぱい、ある、から、え、選ぶ、の、大変、かも。」
ずらりと並んだ本の列、その殆どは普通の本で、どうやって選んだものかと首を巡らせる。

「な、なんこ、でも、良いの?じゃ、じゃあ、ねぇ、お店、見て、まわる、からついて、きて。」
いくらでも買ってもらえるとなると、足取りも軽やかに店の中を橋から端まで回る。
少しでも読めそうなものとなれば次々と選び出していく。
様々な学問の入門書や教本、絵本も何冊か。
そして最後に
「あの……こ、これ、だいじょうぶ?他にも、い、いっぱい、えらんじゃった、けど、おかね、足り、る、かな?」
棚の一列を占める全十巻を超える百科事典を、ためらいがちに指差した。

カレリア > 「耳と尻尾に悪そうですし…辛くなったら外に出すんですよ?」

よくよく見ればスカートに不自然な膨らみが
耳も無理に詰め込んでいるのは痛い筈…それならやっぱり外に出した方がいい

「そうですわ。
挿絵が入った本もありますがあくまでイメージの補足の為の物ですし、基本は文字ばかりですわ♪」

読みにくいかもしれないが知識として読み取れる情報量は段違い
気に行ってもらえると良いのだが

「えぇ、御伴させて頂きますわ♪」

確かにいくらでもいいと言ったが…これは重い
早々に身体強化を使って事なきを得たがこれは運ぶのにバランスが居る

「お金は大丈夫ですが…ほんとにこれで良いんですのね?」

全部時点という事で思わず苦笑を浮かべる
読み物と言うより情報の塊を選ぶ辺りがカタリアらしい

「流石に量が多いので帰りに受け取りに来ましょうか。
これを持ち運ぶのは面倒ですわ。」

支払いを済まし店主に本を預ける
量が量なので店主も眼を剥いていたが気にしない

カタリア > 「わか、った。でも、ね、まだ、ね、平気、だよ。」
確かに痛いが、痛みは慣れたものだし、何より隠していればカレリアにも迷惑がかかることはない。
それならいくらでも我慢出来る。

「うん、文字、はねぇ、だ、大体、わかる、から、多分、読める。」
暇な時間があるおかげで、最初にタマモに買ってもらった文字の教本はすっかり学び終えてしまっていた。
専門書はまだ無理だが、大体の本なら読めるはず。

「ひゃっか、じてん、だよね、い、色々、ものの、名前、とか、書いてある、って、本に、書いて、あった。
い、いっぱい、ねぇ、知りたい、ん、だ、けど……お、重い、よね。ご、ごめん、ね…。」
少しでもカレリアの負担を減らそうと、分厚い百科事典を一冊引っ張りだしてみるものの、カタリアの筋力では一冊でも重すぎて、そろりそろりと歯を食いしばって歩くしか出来ない。
それでもなんとか会計するテーブルまで持っていくが、もう一往復するのは体力的に無理だった。

「か、帰り、大丈夫?カタリア、も、持てれば、良かった、ん、だけ、ど……。」
随分負担をかけてしまったと申し訳無さそうにうつむいてしまう。

カレリア > 「…無理しちゃダメ、絶対ですわよ?」

カタリアがそう言うならそうさせておくしかない
少し複雑だが、仕方ない

「ならこれでカタリアはさらに賢くなりますわね♪」

文字を覚え知識を蓄える
良い傾向である…この調子でどんどん賢くなってくれると嬉しい限り

「あぁ大丈夫ですわよ。さすがに魔法を使ってますので重くはないですわ♪」

カタリアの代わりに残りを運ぶ
高位っては悪いが大きな本を抱えてよろめくカタリアの姿にはこう…キュンとした
カタリアはこういった小動物的な可愛らしさが有り余っている

「もちろん大丈夫ですわ♪
カタリアはまだ魔法に慣れていないんですから仕方ないんですの。
その点私は色んな事に慣れているんですから、こういう時は頼ってください♪」

落ち込んだカタリアの頬を撫でる
頭を撫でたいが帽子の上身体と耳も痛いかもしれないので今回はこっち
プニプニとした頬の感触を楽しみながら

カタリア > 「うんっ。」
まだ大丈夫。我慢はしていても、無理はしていない。

「えへへ。いっぱい、ねぇ、かしこく、なって、ねぇ、カレリアを、ねぇ、手伝うん、だぁ。
そしたら、ねぇ、お仕事、してて、もねぇ、い、一緒、だから、ね。」
会計台に積み上がった本を見て、ニィっと笑う。今はまだ何も出来ないが、きっと賢くなれば何でも出来るようになるのだ。

「まほう、は、べ、べんり、だねぇ。カタリア、も、もっと、ま、まほう、使えるように、なり、たい、なぁ。
そしたら、ふたり、で、荷物、持てる、もん、ね。そしたら、ねぇ、カレリアは、もっと、楽、になる、よね。
えへへ……カレリア、の手、はねぇ、や、やさし、くて、あった、かい、から、大好き…。」
頬を撫でる手を自分の手を重ねる。頬に負けず劣らず、猫の肉球のように柔らかい指がカレリアの手を握った。
「次、ねぇ。ひ、ひとり、で、遊ぶ、のって、な、なにが、あれば、いい、かな?」
このあいだ教えてもらえそうで、結局そのままになってしまった、一人遊びの方法が気になった。
「あ、え、えっち、じゃ、ない、やつ、だよ?。」
小声で付け足す。

カレリア > 「そうなんですの?
それはとても楽しみですわ♪」

カタリアと一緒に仕事をする
とても楽しみな光景で…その為ならこんな出費は痛くも痒くもない

「…そうですわ、だからカタリアも沢山魔法を覚えてく私を手伝ってくださいね?頼りにしてますわ♪」

期待の意味も込めてそう答える
にしても何でこんなにカタリアの指はプニプニなのか…
同じ手の筈なのに自分とは全然違う感触が不思議である

「一人…え、あぁ分かってますわよ?
そうですわねぇ……一人でという事ならキューブと言う玩具が有るようですわよ?
箱形のパズルで最近流行っている様ですの。」

木製で絵柄をそろえる面妖な物
初めて見た時はよく分からなかったがやってみると中々奥が深い
後はチェスなんかもいいかもしれないが…自分が一人の時は錬金術を試してばかりだったので不甲斐ない

カタリア > 「うん、まほう、とか、言葉、とか、い、っぱい、おぼえて、カレリア、の、お仕事を、すぐに、終わらせ、ちゃう、の。
そし、たら、部屋で、い、いっぱい、一緒に、いられる、よね。」
一緒に居たい、というのが動機らしい、その時間を伸ばすために仕事を手伝いたいのだ。
こちらも楽しみな光景を想像して、ニマニマと口の端を釣り上げて笑う。
ぷにぷにの指がぎゅっと手を握る。

「きゅー、ぶ?し、しらない、なぁ。どこ、で、う、売ってる、の?」
自分の尻尾を追いかけるしか遊びを知らないカタリアがそれを知っているはずもなく、売っている店の検討するつかないで、首を傾げる。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にカレリアさんが現れました。
カレリア > 「そう…ですわね?
確かに仕事が早く終われば部屋で一緒に居られますわね♪」

なんだかとても単純な動機だった
そんな事言われると街中なのに頬が緩んでしまう…

「多分…あそこなら売ってますわね。行きましょう♪」

様々なものが有る雑貨屋
本当に色々あり過ぎて選ぶのに困るが…あそこならほぼ確実にある
手を引きその店まで連れていく、しっかりと手を握っているので逸れる事は有りえない