2016/05/22 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にシャニスさんが現れました。
■シャニス > 日が暮れ人の姿が少なくなった繁華街。
少ない人を避ける様にして店頭を眺めて歩く。
お金こそ少しは持ってはいるがよく考えれば荷物という荷物は殆ど持っていなく少しは着替えを買い足そうと足を運んだのだが…。
「色々あってどれが良いものなのか判りませんわね…」
時折に足を止めて気に入ったドレスなどを見るのだが良い物か悪い物か区別がつかず。
どこの作品やどういう生地かと説明を受けても今の時期の物はさっぱりわからずに困った笑みを浮かべるしかできず。
そんな事を繰り返す様にして洋服店を眺めて歩く。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にアマンダさんが現れました。
■アマンダ > 温泉からの帰り道。
汗まみれでボロボロの服を転送で飛ばし、旅籠で買った浴衣と言う服を着て歩いている。
髪は店の人に十分に乾かしてもらったが全身を漂う湯気から温泉と石鹸の香りが漂う。
頭の中ものぼせたのがいつにもまして陽気に歩いていた。
目の前を歩く少女にも気付かない程に。
「あ、ごめんなさい。」
ふらふらと歩いていると、横からぶつかってしまう。
咄嗟に頭を下げる。
■シャニス > どうせ買うなら今と同じようなドレスがいいと中々に難しい事を考えながら店頭を眺めながら歩く。
何軒目かの洋服店を眺めていれば誰かにぶつかった衝撃を感じ足を止める。
「こちらこそごめんなさい。お怪我はありませんか?」
前を見ておらずにぶつかってしまい。2,3歩下がれば頭を下げる女性に頭を下げ返して
■アマンダ > 「ほんとにごめんなさい。 浮かれててちゃんと前を見てなかったから。」
眉を下げ、心配そうに顔を覗き込む。
どうやら、こけたり怪我したりはなさそうだ。
「服とか、汚れてませんか? お風呂上がりだからちょっと濡れてるかも。」
■シャニス > 「私も見ていませんでしたのでお互い様です。本当に気にしないでください」
ぶつかった女性をよく見れば初めて見る薄手な姿。
上から下と見るが怪我をしている様子も見れずに一安心をして。
「大丈夫ですわよ。こちらこそあなたの洋服を汚していないか心配ですわ」
フリルが多く使われた自らのドレスを見下ろし、次に女性の浴衣に目を向けて
■アマンダ > ぶつかった相手がたまたま優しい人で良かった。
気遣ってくれる言葉に少女は顔を弛ませる。
「あ、僕の方は大丈夫。 君こそ素敵なドレスだね。 とっても可愛らしい。」
フリルのついた女性らしいドレスに目を奪われる。
と、同時に自分にはない女性らしさを持つ相手の顔になんともなしに見とれてしまう。
■シャニス > 「それはよかったですわ。そんな事はありませんわ、古いデザインですから。貴方のその変わった洋服も涼しそうで素敵ですわね」
ドレスを褒められてそんな事はと言いながらも少し頬を赤らめて嬉しそうにほほ笑み。
女性の初めて見たこれからの季節によさそうな涼し気で模様の綺麗な浴衣に目を向ける。
「どうかなさいました?」
ふと女性の視線が顔に注がれているのが気が付き首を傾げて問いかけたりもして
■アマンダ > 「古いデザインなのかい? 可愛らしくて上品な服だと思ったんだけど。 ありがと、僕のセンスじゃなくてお店の人が選んでくれたんだけどね。」
初めて来てみた浴衣を褒められると、少女も顔を赤くする。
両手を後ろに回して見せる。
「似合うかな?」
照れながらも嬉しそうに見せびらかす。
「僕とは違って随分と可愛らしいなと思って。 そのドレスもとってもよく似合ってるよ。」
女性らしい恰好をあまりしないので、相手の顔をまじまじと眺めている。
■シャニス > 「えぇ、この街に来た時に同じものを探したのですが、お店の人に今じゃ滅多にないデザインだと言われましたのよ。そうだとしてもよくお似合いですわ」
顔を赤くする姿に可愛いと思いながら見詰め、見せびらかされれば本当にお似合いですと素直に感想を口にする。
「そんな事はありませんわよ。貴方も可愛らしいです。このドレスはお気に入りだからそう言っていただけで嬉しいです」
軽くスカートを摘まみお辞儀をしてみせて。
まじまじと眺められ恥ずかしそうにする。
■アマンダ > 「デザインの世界は僕にはよく分からないんだけど、一巡して戻ってきたりするんじゃないかな。
ふふ、そう言ってもらえるととっても嬉しい。」
段々と見せびらかしている己が恥ずかしくなってきて、両手を前に戻す。
「良かったら、その、お茶でもどうかな?」
風呂上りでテンション高めの所に可愛いと言われ頭の中が沸騰気味。
腰から上を屈めると、お辞儀をしている女性の頬に触れるだけのキスをする。
が、直ぐに顔を離すと茹で上がったかのように首から上が真っ赤になる。
■シャニス > 「何でもこれをデザインした人が故人でして一から型紙が必要と言われましたのよ。早く戻って来てほしいですわ…。私もそのような洋服を一着欲しくなりますわ」
恥ずかしくなったのか両手を戻す姿を微笑ましく見て。
「お茶ですか?そうですわね…少しなら構いませんわよ」
少し考える仕草を見せ…知らない店を知れるかもと頷く。
頭を下げ視線を下げた折に突然頬に軽いキスをされて驚きのあまり後ろにと下がってしまい。
一言文句を言おうとしたが…真っ赤になった姿にその気もなくなり優しく頭を撫でていく
■アマンダ > 「じゃあ、大事に着ないといけないね。 そうだね、そうすればまた新しいドレスも並ぶね。 これは浴衣って服なんだって、温泉とかに行けば売ってたりするみたいだね。」
湯上りなのに興奮して熱くなってきた。 胸元を叩いて涼を取ろうとする。
「ありがとう。 初対面の人にこんなこと言うなんて思いも寄らなかったよ。」
冷静になると、我ながらとんでもないことを口走ったものだと驚いている。
同時に、目の前の相手が承諾してくれたことにほっとしている。
「ごめんね、いきなりで驚いたよね?」
頭に手が優しく触れると、恥ずかしそうに俯いてしまう。
■シャニス > 「そうなのですよ。とても大事なドレスなので代わりを探してりのですが中々にありませんのよ。だから大事に着るしかありませんわ。早く並んでほしいですわね。温泉で売っている浴衣ですわね」
どこで買えるのかと聞けば近いうちに行ってみようと考えて。
「いえ、私はまだこの街は詳しくありませんので、そういうお店を知れるだけでも助かりますのよ」
驚きほっとする女性に受けた理由の一つを口にし、残りは内緒というように口にはしない。
「本当に驚きましたわ。そういうのはいきなりはいけませんわよ」
少しだけ注意するような口調で告げればしばらくの間優しく撫で続けて
■アマンダ > 「型紙から作成ならお店に頼んでみるのは駄目なのかい? この街ならそういうこと出来る人居るんじゃない?」
代わりを探していると聞くと、興味を持つ。 余計なお世話と思いつつ口が動いてしまう。
「そうなんだ。 僕はこの辺ならよく通るから少しは良いお店知ってるよ。 あ、せっかくだしお名前聞いてもいいかな? 僕はアマンダ。」
残りの理由には考えすら及ばない。
ナンパなんてやったことがなかったが、連れて行っても問題なさそうな店を頭の中で検索中。
「ごめんね、でもこうして頭を撫でられてるととっても落ち着くよ。」
そのまま甘えるように頭を差し出している。
■シャニス > 「それも尋ねましたの。そうしたら一度ドレスをバラバラにする必要があると言われて断ったのですわ」
まだ数件しか回ってはいないが一度ドレスを裁縫前に戻さないと無理と言われたのでお願いしていないとどこか悲しそうに口にして
「本当に?それでしたら案内をお願いしますわ。そういえば名乗っていませんでしたわね。私はシャニスと申します。アマンダ様」
そういえばとつい知り合いの様に話しては板が合うのは初対面。
名前を聞けば名乗り返して微笑んで
「あら、そうですの?アマンダ様は甘えん坊ですわね」
そんな言葉に可愛いと頬を緩ませて髪を梳くように優しく撫で続ける。
■アマンダ > 「それは出来ないよね。 僕も他の街でどうにかできそうな人を見かけたら声をかけてみるよ。」
悲しそうな相手の言葉に少女も表情が沈む。 だが、ひょっとしたら旅をしているうちに良い人が見つかるかもしれないと思い至る。
「シャニスさんだね。 僕のことはアマンダで良いよ。 様付けされるとちょっと恥ずかしいよ。」
名を聴くと嬉しそうに復唱して。 が、次の瞬間困ったように力なく笑う。
「うん、そうなんだ。 僕は人の温もりが大好きでね。 こんなこと、初対面の人に言っていい内容じゃないよね。」
髪を梳かれると、上機嫌でされるがままに。
が、ゆっくりと頭を上げると手を伸ばす。
「そろそろ行こう、シャニスさん。」
手を取ってくれれば、その手を掴みながら少女の知っている範囲で一番お洒落なお店へと連れて行くことだろう。
■シャニス > 「それをしたら着るものがなくなりますし…元に戻せなければ悲しいではすみませんから…。本当ですの?よろしくお願いしますわね」
最悪は似た様なドレスで妥協するしかないと考えるが、他の街でと聞けば希望を込めてお願いしますと頭を下げる。
「えぇ、お好きにお呼びください。呼び捨ては流石に出来ませんわ。ではアマンダさんでよろしいかしら?」
困ったように告げられるが呼び捨てはどうしてもできずにそうお願いをする。
「人の温もりですの?わかる気がしますわね。一人よりも誰かといる方が楽しいですものね」
嫌いな人は別ですと小さく付け加えて口にして。
女性の手が伸びて来、手を掴まれるとキョンとしてしまい。
「そうですわね。では案内をお願いしますわね」
手を取られれば女性に微笑み、そのまま連れられて初めて入るお洒落なお店に連れて行ってもらう事になるだろう。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からアマンダさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からシャニスさんが去りました。