2016/05/19 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場通り」にヴェルトさんが現れました。
■ヴェルト > 夜ともなればにぎわう通りも、今は閑散としたものであった。
何せ空には太陽が明るく輝いており、人はみな労働や勉学にいそしんでいる時間である。
こんな時間から厨房に火を入れていては赤字が加速するばかり、と開いている酒場はほとんどない。
飲みに出るのならば、もっと治安の悪いところに行くべきだ。
そんな通りを、ふーらふらと歩く黒ローブ。
「あー……いい感じに昼寝しやすそうなとこないかね」
発言からして駄目男である。
実際行動日和の晴天の下、特に意味なくふらふらしているだけなのだ、見紛うことなきダメ男なのだろう。
■ヴェルト > 「あるいはこう、抱きしめ心地のある女の子うっへっへ」
駄目だこの男、駄目街道をまっすぐわき目もふらずに歩いている。
そんなことがひしひしと伝わってくる駄目独り言をつぶやきながらも、相変わらず閑散とした道をふらり、ふらりと進んでいく。
別段どこか目的があるわけではない。
ぶっちゃけじっとしているのも暇で飽きたため、こうして出歩いているに過ぎないのだ。
つい先日、錬金術でちょっと懐具合を豊かにしておいたのだ。
しばらくの間は働かなくてもいい。やりたいことをしていられるって素敵ではあるのだが、いささか時間が手持無沙汰になっているとか。
■ヴェルト > と、そんな様々な欲望にまみれた黒魔法使いは駄目街道をまっすぐ歩いていくのだった――。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場通り」からヴェルトさんが去りました。