2016/05/06 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にヘルプスト・シャーツさんが現れました。
ヘルプスト・シャーツ > 歩く度に波打つ音を響かせる小樽を両手に抱えながら、ふらふらと通りを歩く姿がひとつ。
酔っぱらっている訳ではないが、樽の重みを上手に支えられず如何しても足取りが覚束なくなってしまう。
一度、往来の端へと身を寄せては樽を地面へと置き、

「――――…重、…。」

小さな声で呟いた。
ふ、と短く息を吐き出し、薄らと掻いた汗を袖で拭いながら緩、と辺りを見回して。

ヘルプスト・シャーツ > (荷物持ち、誰か呼べば良かった…。)
小さな嘆息が零れ落ちる。
重い。とは言え、いつまでも休憩している訳にもいかぬ。
再び樽を持ち上げて歩き出せばゆったりとした足取りで住処へと戻って行き――。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からヘルプスト・シャーツさんが去りました。