2016/04/19 のログ
レオン > 「さすがに味を盗まれれば店の人も黙っていませんよ。でもどんな料理があるかは大事な情報ですね」

騎士になってから同じ年な異性と話すことがすっかりと無くなり、すぐ近くで笑う少女を見、微かな香水の匂いを感じ取れば動揺して椅子にと座り直し。

「騎士には騎士の。冒険者には冒険者の役目があるという事ですね。騎士は材料の入手はできませんが冒険者は見張りが出来るのを思えば中々に行動を起こせない事に思う事もあったりもするのですよ」

まさかの尊敬の眼差しに照れくさそうにしてしまい。
つい目を泳がせるままに食事とお酒に口を付ける。

「新鮮なら当たらない訳ですか。それならまた食べてみたいですね」

すっかりと時間を忘れて楽しく話していればいつの間にか夜も更ける時間。
時計を出し難しそうな顔をする事に何かあったのかと問いかけようとするが。

「そう言う事ですか。これは引き留める訳にはいきませんね。続きはまた話しましょう。お送りしますよ」

金貨を支払う少女に合わせる様に代金を支払い。
こんな時間に一人では帰らせれないと送っていく事を申し出て送っていく事となる…

ご案内:「王都マグメール 平民地区 とある酒場」からレオンさんが去りました。