2016/03/28 のログ
■カレリア > 「隠しすぎて暴発でもしたら大変ですわよ?特に貴女のは。」
少し漏れるならともかくイニフィの魔力が街中で溢れだせばどうなるか…
想像するだけで背筋が寒くなる
「襲うのは構いませんが、契約なんて困りますわね?」
流し目でイニフィを見る
ミルクティーを飲み干し唇を軽く舐める
襲われるの意味が想像した通りの物であれば特に抵抗もしない…かもしれない
■イニフィ > 「あははっ、確かに。いろいろと面倒なのよね、追っかけまわされるし。」
さすがに全員を相手にするようなことはしたくない。自分にだって体力の限界はある。
勿論直接相手をしなければいいのだが―――淫魔であるが故の性か。
相手が悶えている姿を見るのがこの上なくすきなのだ。だからできるだけ溢れないようにしている。
幸い、このマグメールだと全力を出すことも出来ないので、少しは助かっている、というのもここに滞在する理由である。
だが、その自分をまるで誘惑するかのような流し目に舌なめずり。
クス、と笑みを浮かべながら―――紅い瞳が光った。
「あら、私の場合は契約するのに有無は言わせないわよ?
…何しろ玩具にするのが大好きな淫魔だからね?…加減なんて知らないし?」
ふわり、とまるで紅茶のような甘い香りがただよう。
カレリアにはすぐにわかるだろうし、あえて説明も何もしなかった。
■カレリア > 「そうでしょうね♪」
面倒で済むあたりが流石だろう
彼女の眼の色が変わった気がする…が、わざわざ尋ねる事もない
「それは怖いですわね…玩具なんて、きっと大切に遊んでもらえるんでしょうね♪」
甘い香りが漂う…すぅ、と息を吸い込む
ミルクティーよりも良い香り
「どこか違う場所に行きません?どこか…もう少し静かな場所でも♪」
■イニフィ > 自分という特性を知っている人間は少ない。
そして―――それを理解する人間はもっと少ない。
そういう人間こそ大事にしておきたいと、ここの所思うようになった―――が。
それはあくまで「自分の所有物」としての思考である。人間の思考ではない。
自分は人間ではない、魔族だ。そこのところだけは、誇りを持っているといっても過言ではない。
「んふふ、どうかしらね?…壊しちゃうかもしれないわよ?♪」
だから、カレリアのことは気に入った。
じっくりたっぷりと―――遊んであげたい。
甘い香り、それを吸い込めば抵抗さえしなければすぐに効果は現れる。
甘い紅茶の香りは、どこかカレリアに纏わり付くかのように漂う。
「んふふ、いいわよ?……どこか隠れられる場所がいいかしら?」
まさか、自分が―――しかも人間に誘われるとは思ってもみなかった。
クス、と笑みを浮かべ―――その紅い瞳はどこかカレリアの奥底に語りかけるよう。
「苛めてあげるわ」―――と。
■カレリア > 瞳が語りかける、自分が何をされるのか…それを感じる
「簡単に壊れるようには生きてきていないので…♪」
恐怖心は特に無い
甘い香りを放つイニフィとこれから何をするのか…それが楽しみなのと好奇心も合わさる
「今なら、どこにでもついていきますわ…だから、私を連れて行ってください?」
にこりと微笑み手を差し出す、普通なら逆なのかもしれないが…ここまで来て何も無し
そんな選択肢はありえなかった
■イニフィ > 「んふふ、言ったわね?…今日はもう帰れると思わないでよ?」
むしろ、その意識に自分という存在を刷り込ませる必要がない。
そんなことまで思えてしまうようなカレリアの言葉に、むしろ愉しそうに嗤った。
好奇心と、そして自分を理解したこと。
それを後悔することもなさそうな笑みに、そっと手をとった。
「じゃ、いきましょうか。…エスコートするのは割りと得意よ?」
スッと立ち上がると―――その二人の姿はどこに行くのかは、二人のみぞ知るところ。
ご案内:「王都マグメール 大通り」からイニフィさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 大通り」からカレリアさんが去りました。