2016/03/18 のログ
■ジニー > 「あ…。」
しかし、少女は魔力・魔法とはとんと縁遠い人間であった。
じっと見つめてくる赤い瞳から視線を逸らせずに、
まるで吸い込まれそうな感覚に支配される。
すっかり絡まれているのだが周囲が気にする事のない様子を、どこか遠くで何でだろう?と考えはするものの…まとまらない。
それどころか、何故かその女性とのいやらしい情事の妄想が頭をかすめていく。
「はぁ…。は、い…。」
心臓が早鐘にように打ち徐々に現実感から遠ざかっていく。
吸い込む甘い空気と、蠱惑的な瞳にすっかり魅せられて、見詰め合ったまま脱力してしまい、椅子に背を預ける。
耳元に感じる吐息にぞくりとした感覚が背筋を走りぬけ、
…間近にいるなら、腰の辺りの布が持ち上がっている事に気づくかもしれない。
■イニフィ > まるでこの場所だけ、空間が違っているかのようだ。
真後ろを通られても、イスがぶつかっても誰も何も咎めはしない。
回りは屈強な男たちばかりだというのに、この場に咲くユリの花に誰も気づきはしない。
背中をイスに預け、背中を逸らしているジニーの首筋を舌がなぞった。
脱力しているその身体を両手で摩り、吸い込む甘い空気はさらにジニーの頭を侵食していく。
近くによれ場夜ほど、そのフェロモンはより強くジニーの思想を焼き焦がす。
と、腰の辺りを摩ったとき、そこには女にはない硬いものが手に当たった。
ん?と首をかしげさわさわとそれを擦りあげると―――それが男性器だと悟った。
ああ、この子はこういう体質なのかと、さらに笑みを深くする。
「あらら、こんなものを生やしちゃってるのね?…んふふ、そういうこと。」
こういう特異体質はなかなか見たことがない。
淫気を溜め込む体質に男性器、確実にこの子は以前淫魔に犯されている。
胸を服の上から膨らんでいる胸の山を優しく撫で、少し押し込むように揉みしだく。
視線を逸らすことが出来ないなら、その瞳はジニーの本能を引きずり出す。
『したい?』と口元が動いた。
■ジニー > まるで夢の中のようなふわふわとした感覚。
しかし、少女の中を熱く焦がしていく感覚だけがはっきりと感じられる。
「ぁ…ん…。」
首筋にぬめった感触が触れると、思わずといった様子で声が漏れてしまい、
男性器を撫でられるとびくりと敏感な反応を返す。
「あの…それ、は…。へん、ですか…?」
息が乱れ、自然と女性が発散する濃密なフェロモンを吸い込む結果になってしまう―――。
胸を揉まれながら、赤い瞳に見つめられるとじんと頭の奥が痺れていくようで。
女性の唇から言葉に、抗う事もできずにこくりと頷いた。
■イニフィ > 首筋から、徐々にその舌は耳元まで這いずりまわる。
思わすといったように、甘い声が上がったジニーの身体を撫で上げる手は、男性器を布の上から優しく包みこむ。
濃密なフェロモンを吸い込んでしまったその思想は、既に色事のことしか頭にないかもしれない。
「んふふ、ヘンじゃないわ。…むしろお得じゃない。
男の快楽と女の快楽、両方味わえるなんて…。」
淫魔は嗤う、男性器を優しく握り締めながら。
布をこすり付けるように先端を人差し指でこね回しながら、少し上下に扱きあげる。
衣服の下から、たくし上げて胸元を晒すと、その下着の隙間から手を差し入れ、乳首を捕まえる。
こね回し、少し抓るように挟むと、それを乳房に押し込めるように指で押しつぶす。
少しだけ、足を開かせもう少し深く座らせると、まるで後ろから拘束するかのように胸と、男性器を攻めた。
「んふふ、どういう風にしてほしい?口、それとも―――おっぱい?」
どちらでもいいわよ、と耳元で囁く。
ジニーがされたいほうを選ばせてあげよう。
■ジニー > 「あぁ…は、ぁ…。」
耳元から感じるくちゅりという淫らな水音。
頭の中まで舐められているような感覚に更に霞がかっていく思考。
いや、もうすでに何も考える事はできず、与えられる快感を享受するだけだ。
「はぁ…うれ、しい…。」
女性の囁きかけてくる言葉にうっとりとした表情を見せる。
情欲に潤んだ瞳はとろんと蕩け、与えられる愛撫にも全く抵抗しない。
一度調教され堕落させられた肉体は、ひどく簡単に女性の手管に落ちていく。
もっとしてほしい。もっと苛めてほしい。
少女の脳裏を掠めるのはその意識のみ。
女性に比べれば控えめな胸を愛撫されると、場所をはばかる事なく甘い喘ぎをもらしてしまい、
男性器を巧みに攻められると、じんわりとスカートに染みが浮かんでくる。
そして囁きかけてくる甘い甘い誘惑に、先ほどの会話が浮かびあがり…。
「…あ、む、ねで……されたい、です…もっと…苛めて…」
うわごとのように返事をしてしまった。
■イニフィ > どうやら、以前調教された名残は残っているようだ。
確かに割りとそういう経験には富んでいる。だけど至極あっさりと陥落したジニーに、すこし笑みを浮かべた。
なるほど、この子はどうやらかなり弱らされていたようだと悟ると、人目があるにもかかわらず上半身だけ裸にしてしまおう。
確かに自分に比べたら小ぶりだけど、それでも平均異常の大きさはある。
それを両手で鷲掴みに揉みしだくと、谷間を作るように擦り合わせ、下から持ち上げて揺らす。
すっかりと脱力したジニーとイニフィを咎めるものがいない空間に、閉じ込められていく―――。
もはや完全にフェロモンに堕ちた。
そして意識もすっかりと色事になった。
ならばもう、正体を隠す必要もないだろう。胸でしてほしいと呟いたジニーの股間をあらわにするようにスカートをずり降ろす。
「んふふ、じゃあ胸でして上げるわ。…あら、意外と立派なものなのね?」
これはなかなか美味しそう。そんな呟きと共に舌なめずり。
胸だけ晒す用に、自らも衣服を脱ぐとその大きな胸が弾みながらまろびでた。
少しだけ、見せ付けるようにジニーの眼前へと持っていくと、そのやわらかさを堪能させる用に、顔をうずめさせる。
少しずつ、見せ付けるように股間へと持っていくと、その男性器をふわりと覆い隠した。
熱い、その肉棒を断続的に挟みながら、胸を揺らして扱き上げていく。
■ジニー > 「ああ…っ…ん、ぁ…!」
ゆっくりと胸を揉みしだく指先。
色事になれた指先は、自分でするのとは全く違う。
甘い声をあげながら、びく、びく、と身体を震わせる。
二人きりの空間に、ひどく淫らに笑う女性と二人きり。
普通に考えれば異常とも言える出来事に全く思考は働かない。
それどころか、目の前で胸元を肌蹴させる女性にすっかりと魅了され、まるで女神のように感じてしまう。
ふにゅ、と顔面を包む柔らかな感触にだらしなく表情を蕩けさせ、
その柔らかい乳房が真っ赤に勃起した男性器を包むと、びくんと身体を震わせて…。
「は、あぁ…ぁ…。とけ、ちゃう…。」
うっとりとした声を漏らしながら、快感に全てを委ねて脱力してしまう。
この分では我慢することもできないだろう…搾り放題、という事でもある。
■イニフィ > 「んふふ、おっぱいも弱いのね?…いいわ、その声。もっと聞かせて?」
色事に慣れているし、女の子を弄るのはもっとなれている。
乳首を押し込みながら乳房を根元から絞るように揉みしだき。
今度は乳首を側面から扱くように擽り、そして甘く弾く。
女だからこそ、女の弱点を知り尽くしているような指の動き。
甘い声を止められないジニーに、淫魔は酷く面白そうに嗤っていた。
淫魔の空間に引きずりこんでしまえば、後はもう独壇場である。
肌蹴た胸にうっとりとした表情は、正に格好の餌でもあった。
「んふっ、結構熱いわね…。こういうことされるの、初めてなのかしら?」
おそらく初めてというわけではないはずだ。
皮もめくれ、大きくはれ上がった男性器を胸の間で擦りあげる。
たぷん、たぷんと大きな胸が揺れて男性器を柔らかく包み込み、敏感な神経をきつすぎず、優しくなりすぎずに刺激する。
「んふふ、こう言うこともしてあげるわ」
胸の上から時折顔を出す亀頭。
その先に、舌を当てると尿道へと薄く差し込む。
胸で扱かれ、口で吸い上げられる男性器。久々のそれは、どこか甘い感じもする―――。
■ジニー > 「んっ、ぁあ、は、いぃ…あぁん…っ!」
若い胸は女性の指先を弾力良く押し返すだろう。
乳首を重点的に弄られながらの声に従うように高い声で啼き、喘ぐ。
男性器からは透明な雫が溢れ…その下の女性器からはじっとりと愛液が染み出しているだろう。
「は、い…はじ、めてです、ぅ……!」
しかし女性の思いとは裏腹に、問いかけの答えは何故か未経験の言葉。
犯され、調教された記憶は入念に封印、もしくは忘却させられているのがわかるかもしれない。
「んっ、あっ、それ…ぇ!」
だらしない表情、だらしない姿勢のまま白い乳房に埋もれる肉棒を見つめている。
乳房に包まれる蕩けるような快感は、まるで全身を包み込んでいくよう。
同時に舌で亀頭を愛撫されると、あっ!という高い叫びと共にぷちゅっと僅かに精液が漏れてしまった。
淫魔にとっては、酷く甘美で上質な精だろう。
■イニフィ > 喘ぐその表情も、そして声すらも。
正しく淫魔に調教された証だとでも言うように甘美で、そして心地いい音楽。
淫らに嗤う淫魔は男性器を胸で愛撫し、そしてその下にある女性器から立ち上る女の香りに、より一層淫らなフェロモンを発する。
然し―――。
「………あら、初めて?んふふ、嘘はダメよ?」
明らかに経験がある、その肉棒の香りと感じ方。
まさか記憶が封印、もしくはそれ自体「なかったこと」にされているとは思わなかった。
そんなことが出来る淫魔はそこまで数が多いわけではない。
―――封印された記憶を掘り起こすようなことはしないものの、その意外な答えに信憑性はないと踏んだ。
「あら、ちょっとだけ漏れ―――――んあっ!?」
その精が溢れ、少しだけ味わうことが出来た。
だが、その精はあまりにも甘美で、そして上質だった。それを喉に通した瞬間、今までにない幸福感が駆け上がる。
ふわりと感じるその快感に、淫魔ですら歓喜の声をあげ―――さらにフェロモンが噴出す。
目に見える語りで、紫色の靄となったフェロモンを吸い込めば―――。
「…んふふふっ、いいわ。蕩けさせてあげる。たっぷりと搾り出してあげるわ?」
胸の隙間から現れる亀頭。それを唇ではさむと強く吸い上げた。
まるで奥のほうにある、精を吸い出そうかとでも言うほどに。
■ジニー > 「あっ、あひっ…ん、あぁっ…うそ、じゃ…あぁんっ…!」
しかし少女が思い出すことはなかった。
しかし、その身体は従順に快楽を受け入れて、蕩けていく様子もすでに調教済みの女性のもの。
未経験の意識が、調教済みの肉体から沸き起こる快楽に塗りつぶされる。
それ故、快楽に抗えることはない。
「ぁ、ふ、あぁ…いい、においぃ……。」
そして、生み出される濃厚なフェロモンを吸い込み、更に深く深く快楽に落ちていく。
蕩けた瞳はすでに何も映さず、頭の中にあるのは男性器からの快感のみ。
「あっ、あ、ふあぁぁんっ!!」
そんな状態で男性器を吸い上げられれば、その甘美な快感が脳内でスパークし、
どぷり、と大量の精を口の中に放出した。
■イニフィ > 身体はすっかりと調教されたものなのに、頭の中だけは経験がないという。
そこから導き出される答えは、あまりの記憶で防衛本能として記憶が消されたか。
もしくは、調教した淫魔に記憶を封印されたか。
どちらにせよ、彼女は嘘を言っている様子はない。だとしたら、余計に面白い。
頭の中は真っ白なのに、身体だけ淫乱とは。正しく淫魔の格好の餌である。
「…んふふ、そう?……たっぷり吸い込んでいいのよ?」
それこそ、虜になってしまうくらいに。
すっかり光の消えうせた瞳を覗き込むことはなく、舌を絡めるように亀頭を嘗め回しながら強く吸い上げる。
それに耐え切れなくなった肉棒は、甘美な精を口いっぱいにご馳走してくれる。
んぐ、んぐと飲み込むと、体の中でその精が己の糧になっていく。
噴出されるフェロモンは徐々に周りに霧となって2人を包み込み、完全に夢の世界を作り出す。
だが―――それだけではない。
飲み込むうちに、イニフィ自体にも変化が現れた。
精を糧にしてきた淫魔は、その上質な精を受けて―――さらに力を増したのだ。
「はぁぁ……おい、しい……。こんなの初めてだわ。…んふふ」
白い液体を口の端からあふれ出させ、より一層妖艶に、淫らに笑う。
スくっと立ち上がると、今度は肉棒の根元を持ち上げて―――。
■ジニー > 「あ、ぁ……たっぷ、り……ふぁ、い……。」
囁きかけられる言葉に操られ射精の余韻と共に、はぁ、と深く息をしてしまう。
しかしその言葉だけでなく、その甘い香りのあまりの心地よさが魅惑的だったのもあるだろう。
蕩けたため息を漏らしながら、淫魔の餌となってしまった少女は快楽の夢に溺れていく。
「…?…ふぁ…?」
精を飲み込み、力を増した淫魔の姿に少女はさらに魅了されていく。
立ち上がった目の前の女性をうつろな瞳で見上げる。
その表情はとろんとだらしなく蕩けてはいるが、反面、股間の肉棒はまだまだ熱く隆起している…。
■イニフィ > 力を増せば、その分フェロモンはより心地よく、甘く香る。
それはもはや吸い込むだけでなく、皮膚組織からも吸収されてジニーの頭を焼き焦がしていく。
この淫魔には、なにをされても―――。そんな思いすら浮かんでくるかもしれない。
さながら、以前調教されたときのように。
「……んふふ。おっぱいだけじゃ物足りないって顔をしてるわね?
いいわ、今度は……」
そっと立ち上がれば、下腹部を覆い隠しているスカートをたくし上げる。
そこには、フェロモンよりも香りの強い液体でじっとりと股間を濡らしている、イニフィの花園がある。
だらしなく解けたその表情を持ち上げて、覗き込む赤―――もとい、赤紫に変色し始めた瞳。
まだまだ、夢の牢獄に閉じ込められたジニーを逃がすつもりはない。
この精をたっぷりと取り込んで―――。そんな邪な思いを、淫魔は抱き始めていた。
■ジニー > 「は、ぁ…。」
深く吸い込んだ淫らな霧はじっくりと少女の内面を焼き尽くし、
神々しいものを見るように、淫らな魔族の女性の様子を見つめている。
その色の変わり始めた瞳を直視してしまえば、脳の奥まで射抜かれたような感覚に捕らわれ、
「はぁ…はい…してください…おねぇ、さまぁ…。」
虜となった事を証明するような言葉を口にしてしまっていた。
蜜を垂らす花園はまるで涎を垂らす捕食者の顎のよう。
ひく、ひく、と期待に肉棒を蠢かせ、捕食される瞬間をうっとりと見つめてしまっていた。
ご案内:「王都マグメール 平民地区の酒場兼宿屋」からイニフィさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区の酒場兼宿屋」からジニーさんが去りました。