2015/11/18 のログ
ご案内:「王立図書館禁忌魔術の書庫」にトリアさんが現れました。
トリア > 「この本、まだ読んでない…」

明らかに管理の行き届いていない書庫ではあるがごく稀に新書が置かれることもあるらしくいまだ読んだことのない未知なる魔術書に無表情ながらも期待のこもった眼差しを向けるとそのまま本棚を背もたれにするように座り込んで黙々と読み進めていき

ご案内:「王立図書館禁忌魔術の書庫」にクロイツさんが現れました。
クロイツ > 「ふーん、ここか」

適当に遊んだ相手から面白半ばに聞き出した禁忌の魔術書があると聞いた図書館。
受付を魔術で誤魔化し入り込みその場へと向かえば意外と多い魔術書
そして手に取り見ればその本は中身が読めないほどに酷いありさまで肩を落とし

「人間てこういうのは大事にしないのかな」

若干に貴重な本を駄目にしていることに苛立った空気をまとわせながら更に進んでいけばその一角に人影を見つけ、どんな魔術書を見ているのかが気になり近寄っては覗き込もうとする

トリア > 「図書館では、静かに。だけど、共感。本を大切にしない人は嫌い」

まるで人形のようにページをめくる手以外は瞬きすらせずに1000ページはあるであろう魔術所を尋常ではない速度で読み進めており、自分が読んでいる本を覗き込もうとする相手にも気づいていないかのごとく無反応であったが、突然相手の目を見つめるように振り向くと苛立ちの見える言葉に反応するようにそう口にして。

「赤髪の少年。隣、あいてる。一緒に読む?」

明らかに体格も実年齢もこちらのほうが年下であるにもかかわらず、子ども扱いするかのような言葉を感情のこもっていない平坦な言葉で口にすると機械のように自分の隣の床をトントンとたたいて首をかしげて見せて

クロイツ > 「あー、うん。ごめんごめん。こういう場所は自分で作った所以外は来なかったからさ。静かにするんだよね。そうだよね、書物は大事な記録なんだからさ」

無反応だから気が付いていないのかと思えば、突然に振り向き板だった言葉使いの少女。
だが言っていることは間違いではなく軽い様子で謝り。

「あ、いいの?それなら遠慮なくお邪魔するよ」

追い払われるかと思えば一緒に見るかというお誘い。
断る筈もなる叩かれた床に腰を下ろせば若干に身を預けるように魔術書を覗き込む

トリア > 「図書館を作るの?本、好きなんだ。本が好きな人は、好き。」

規則に関して特に強いこだわりはなかったらしく軽い様子の相手を気にすることもなく再び本に目を向けて。ただ相手の言葉に一部関心がわいたらしく、表情に変化はないものの心なしか興味深そうな声色で、少し食いつくように尋ねてみて

「構わない。知識はみんなで共有するもの。」

身体を寄せられても一切気にすることはなくむしろこちらから密着するように身体をくっつけると相手に見えやすいように本を傾けながら今までと変わらない速度でページをめくり始めて。

クロイツ > 「作るっていうか作ったかな。これでも長生きしてるんだよ。
折角だし作った場所を探してみるのもいいかもしれないかな」

こちらの様子を気にsていない少女が持つ本に目を向け。
喰いつく様に質問する少女にどこかおかしな答えを返して笑う

「そういう考え好きだな。折角の知識なんだから皆で共有して覚えればいいのにね」

身を寄せて覗き込めば嫌がるどころか逆により密着するようにくっついてくる少女に少し驚いてみてしまう
だが見やすくなれば本へと視線を向け、めくられるページの内容を覚えていく

トリア > 「作った。なんだ。うらやましい、な。長生き…赤髪の少年は人間ではないんだ?…もしかして魔族?私は種族は人間でトリアっていう名前。」

相手の素性を知るわけもないため図書館を新たに建設中の貴族だろうと思い込んだまま話を続けていたが長生きという言葉を聞いて瞬きを数回したのちに推測ではあるがほとんど確信に近い自信を持って素性を尋ねてみて。しかし対して恐れるでも敵対心をあらわにするわけでもなく本から目を離すことすらなくページを読み進めて行って。

「知識はみんなで共有するもの。知識を隠す人は嫌い。」

その後にぼそっとヤルダバオート教とかなどと小さな声で呟いてみせて。何か嫌なことを思い返したように無表情な顔が少しだけへそを曲げた子供のようにむすっとしてしまうもののすぐに元の無表情に戻って。

クロイツ > 「羨ましい?完成した時の達成感はすごいけど大変だよ。そそ、大正解。俺はクロイツ、魔族だよ。警戒しないんだね、よろしくトリア」

少女の言葉に特に隠す訳でもなく。魔族と知ったうえで名前を名乗る姿に応えるように自らも隠さずに名前を名乗り返す。最後に魔王をやってたんだと冗談ぽく付け加え。
魔族と聞いても普通なら見せられる反応がない事に顔を見ようとするがそれをすればページを読めないと本に視線は向けたままで。

「耳が少し痛いかな。俺の作った図書館も今じゃほとんど遺跡の奥になってるみたいだしね。そんな顔したら可愛い顔が台無しだよ」

隠すつもりはなかったんだ、などと言いながら聞こえた宗教名にきょんとし、顔が歪むのを一瞬でも見てしまえば笑みを浮かべ、脇腹を軽く擽る様に突く

トリア > 「大変なんだ。図書館。クロイツ。よろしく。魔王というのはよく耳にする単語。…実は私も図書館作ってるの。ここに。」

冗談っぽい口調で魔王という単語を口にされ、初めてはっとしたように本をめくる手を止めて相手の顔を見つめて数度瞬きして。しかしそれは恐怖によるものではなく冗談には冗談を返さなければならないという以前読んだ本の一文を思い出したためで目をつむって数分程度考え込むと頭に指をトントンとあてて自身の中では傑作のつもりの冗談を言ってみせ

「問題ない。遺跡の奥に行けば読めるから。入り口に看板があったらなおいいと思う。可愛い顔?クロイツは面白い。」

普段無表情なので親や知り合いからは可愛げがないといわれ続けていたため正反対の言葉を口にした相手に興味がわいてきたらしく笑みを浮かべる相手の顔を観察するように見つめて。わき腹をくすぐられるときょとんとした表情になるもくすぐったかったらしく身体がピクッと小さく反応していて

クロイツ > 「大変だよ。一冊一冊に防腐とかの魔法をかけないと腐っちゃうしね。そこが一番苦労したかな。それはそうだよ、魔王も沢山いるしさ。そうなんだ、今どれだけ集まってるか興味あるよ」

こちらを見つめれば見れるのはにこにこて身を浮かべた顔。
頭を指でトントンとする仕草にそんな冗談を返して。
少年の名はもしか知れば古い書物にあるかもしれないのだが……

「そっか。それなら俺の図書館を作った場所を思い出したら教えてあげるよ。立て札もつけておくからさ。うん、可愛いよ。食べちゃいたい位にね」

無表情だった顔に笑みが浮かべばその顔を嬉しそうに眺め、笑ったらもっと可愛いよと告げる。
わき腹を擽ればくすぐったくないのかと場所を変えようとしたが身体が反応する様子にもう少し動きを大きくして擽り続ける

トリア > 「本は維持が大変。確かに個人で作るのは難しそう。」

こちらの渾身の冗談に反応する相手に心なしか少しほっとしたような表情になって。脳内では魔王クロイツの名を辿ってみたのだが該当はなくまだまだ自分の知識は少ないのだなぁなどと考えていたりして。

「楽しみにしてる。…食べちゃうの?それじゃあちゃんとおいしくなるように生活を見直さないと。笑う…今まさにクロイツがしている表情だから…こう?」

冗談っぽい相手の言葉をいちいち真に受けて受け答えして見せて。笑ったらかわいいといわれて笑顔の浮かぶ相手の表情を見つめると真似するように笑顔を見せて擽りが大きくなってきて身をよじるようにしながらも、特に嫌そうな様子はなく時折甘い声を交えながら反応して

クロイツ > 「個人だと本当に大変かな。だからさ、作るなら仲間を集めた方がいいよ」

実感のあるような言葉で告げればほっとしたような表情の少女をついついと抱き寄せようと手を回していき

「ここにあるよりも珍しいのがあるからきっと満足できると思うよ。んー…食べるのってうのは食欲的じゃなくてね。そうそう、そんな風に笑うといいよ」

言葉を真に受ける少女に食べるの意味が違う事を告げて。自分の笑みを真似するように笑顔を見せる姿に頷く。
擽り続けても嫌がるそぶりを見せず、時折に甘い声が混じりだせば擽る手を動かしわき腹からお尻へと伸ばして触れていこうとする