2015/11/05 のログ
ソード > (鱈のフライを二口、三口と齧り、全てを口腔内へ。
衣のサクサクとした歯ごたえから、中の白身のほくほくした触感へとつながる。やたらと熱く、うっかり口腔内を火傷しそうな程だが、しかしそれがいい。
そこに、エールを流し込んで、飲み下す。
至福である。)

―――っあー。……何か最近、喰ってばっかな気がすんな。

(幸せそうな顔で一息をついた後、ふと思い出したように首を傾げてそんな言葉を零した。
昨日一昨日はたらふく肉を喰った。
まぁ、当然のように食事は毎日するのだし、そもそも飲み食いは好きな方であるが。
ここ数日は、やたらと喰う事にばかり意識が行っている気がする。
成長期か何かなのかね、などといい加減な事を言いながら、今度は芋のフライを口の中へ放り込んだ。)

ソード > (もしゃもしゃと、揚げた芋を咀嚼してエールで飲み下す。
同じように、もしゃもしゃと挙げた鱈を咀嚼して、やはりエールで飲み下す。
なくなるまでの間は、ほぼその動きを繰り返す永久機関が如しである。
だんだんと夕暮れ時に近づいてくる広場。人通りは、少しずつ増えていく。
夕飯の買い物に出る主婦であったり、仕事帰りの男であったり。
走り抜けていく子供たちの姿も多い。これから家に帰るのだろう。
そんな長閑な光景を、見るともなしにぼさーっと眺めて、エールを傾ける。
何というか、暇を持て余した無職の午後、といった風情であるが。)

次の仕事どうすっかねぇ。

(おまけに、零れたのがこの発言では、まさにである。
実際は、次に引き受ける依頼についてなのだが。
ギルドまで足を延ばすか、どこかの冒険者の店にでも寄ってみるか。
考えてみれば、今夜の宿代を考えていなかった事に気付く。
うーん、などと少し唸りながら、芋のフライを口へと放り込んだ。)

ソード > (そうして、暫しぼうっ時を過ごす。
気付けば、西日は完全な茜色。世界を甘い赤に染め上げている。
紙袋の中身も、カップの中身も、もはや残りわずかである。
おとこは、そのまま袋に口をつけて傾け、ざらりと残りを口腔内へ滑り落とす。適当に咀嚼し、残ったエールで嚥下。)

―――ん。、んっく。……ふぅ。うっす、行くか。

(どうするか、未だ決まらないものの。
男はその場で立ち上がる。
まぁ歩いているうちに何か決まるだろう、と。恐ろしく適当な考えの元、男は歩き出した
そうしてエールのカップを返し、広場を歩き去って行く。)

ご案内:「王都マグメール 平民地区2/広場」からソードさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 酒場通り」にリーシャさんが現れました。
リーシャ > (夜の酒場通りは賑やかだ。仕事帰りの老若男女が一夜の憩いを求めて歩き、彼らを一人でも多く捕まえようと客引き達が大音声で店の魅力を捲し立てている。あるいは人の多さに集まった物乞い達が、頭を垂れて余り金を恵んでもらう様も見え、店の横手の細い筋通りにはボロを着た幼子がゴミを漁る様も分かる。悲喜交々、禍福別れた人々が一度に楽しめる、そんな通りだ。その一角、とある酒場の街路に突き出たテラス席に腰掛けて、人混みを眺める少女が1人。その視線は可愛らしい少年少女や見目麗しい女性、そして時折逞しい男性に向けられており、何かを選んでいるようだった。ナイトドレスの裾が風を孕んで靡く中、甘い甘いりんごのお酒を楽しみながら)

「ふふ、やっぱり可愛い子が良いなぁ、ぎゅっとして暖かそうな感じの。もうすぐ冬だし、そういう子を1人くらい籠絡して、抱枕にして甘々ラブラブしたい感じだよね」

(様々な経験を経て、刹那的な快楽主義者に目覚めた少女は鼻歌まじりだ。酒が美味しい、肉も美味しい。夜の風は涼しく、火照った体を程よく冷やす。以前に宿で借り受けた借金は耳を揃えて返してやった。貴族のねぐらを一つ潜れば、両手に余る金があるのだから。やがて店員が持ってくる肉の皿を受け取ると、適当にカットしてかぶりつきながら、享楽の夜にふけるのである)

ご案内:「王都マグメール 酒場通り」にクラリッサさんが現れました。
クラリッサ > 王都では全力は出せないにしろ歩くぐらいは簡単にできる
王都へ来る目的は視察と単純に面白そうな苗床になりそうな子がいないかどうか

「あらあら、さすがに最近はレベルが高いですねえ」

文化の発展のおかげか、衛生面、化粧技術の発展は目覚ましくそれに従って美人が多くなった、喜ばしいことだ

通りを歩いているとテラスから外を眺める少女と目が合う
「なかなか可愛らしい子じゃないですか」

にこりと微笑んで手を振った

リーシャ > (夜闇の中、肉の味に舌鼓を打ちながら、酒の酔いに任せて頬を赤らめる。目の前の喧騒は少しずつ引き始める頃合い。その最中、見えるシスター服に惹かれて視線が動く。――まず直感で、人間じゃなさそうだなぁ、なんてぼんやりと。昔の自分だったら、どうにかしようとしていたかもしれない。だが、今はもう魔族の皆に協力するという誓約を結んでしまっているのだから、あれがどのような存在であろうとも、剣を振るう気はなかった。しいて言えば結婚相手に手を出された時くらいか。ともあれ、手を振られるなら素直に振り返し、微笑みかける)

「こんばんは、シスターのお姉さん。お肉とお酒がご所望なのかな?」

(くすり、と戯けたように言いながら、器を開ける。甘く濃密で芳醇な酒精。その味わいを嚥下すると、微かにりんごの匂い漂う吐息を漏らした。彼女がどう出るのか。その様子をのんびりと観察する。少女の目の前の皿は、すでに何も乗っていなかった)

クラリッサ > 声をかけられれば微笑みを返して

「いえいえ、そのような物より…あなた、私の苗床になってみませんか?」

ストレートに要求する
拒否されてもどうせ強引に犯すがどうせなら同意の上でした方がこちらとしても変な抵抗されずに産んでくれた方がいい

「お金がほしいならちゃんとお渡ししますし、いかがでしょうか?いいのでしたらここでは目立つのでどこか人目に付かない所で」

さすがに王都の歓楽街で苗床部屋を作ったら速攻で兵士が飛んでくる
人が来ない所でたっぷり産みたいと思い提案する

リーシャ > 「随分ストレートだね。ま、逃がす気なさそうだし、相手が断ったら引きずり込めばって感じかな?」

(首を傾げながらも、その表情に嫌悪や忌避の色はない。すでに苗床の経験はしているし、今も腹の中には元気な触手が巣食っている。――正直言えば抵抗する気はないし、そもそも彼女は魔族らしいから、誓約故に協力するのが必須となる。故に)

「んー、構わないよ。お金はいらないから、そうだなぁ……お姉さんの力、ちょっぴり分けてくれないかな?それなりに結界が濃いのに普通にしていられるってことは、お姉さん魔王クラスって感じだろうし……キミ達魔族に協力するっていう契約になってるから逆らうつもりもさらさら無いしね」

(お勘定ー、と店員を呼び立ち上がると、サラッと金貨を2枚押し付け、お釣りはいらないなどと言ってのける。もう借金苦の中にはいないのだ――こういう荒っぽい使い方もありだろう。店を出るときにはまた来るよ、などと気取って見せて店を出てから)

「っと、其れじゃどこいくの?あぁ、もう一個、ちょっと今日人寂しい気分だから、できればお姉さんに甘えたいんだけどダメ?勿論、抱きしめてくれるなら、ボクのお腹は好きに使ってくれていいからさ――今夜一晩ってことでいいんだよね?」

(そっと彼女の手をとって、恋人がするように掻き抱きながら、共に道を歩く。行き先は彼女任せにして、ぬくもりを楽しむ算段だった)

クラリッサ > こういわれて困惑も拒絶もしないのは逆に珍しい
これは大当たりだと思いにこりと微笑んで

「まあ、話が早くって助かりますわ」

もうかなりこちら側の人間だったらしくこれなら安心だなと思い

「力を分ける…ですか、まあ構いませんよ、じゃあ私の専用部屋までお連れします、ちゃんと甘えさせてあげますからね、私はクラリッサと申します」

名乗って彼女を抱き頭を撫でながら人の少ない路地に行くと転移魔法で自分の領土まで移動して

ご案内:「王都マグメール 酒場通り」からクラリッサさんが去りました。
リーシャ > 「ま、苗床は経験済みだしね――あ、お腹に別の子いるから喧嘩はなし、だよー」

(真名を用いた誓約は、一生保護に出来ないもの。それに一度体を作り変えられてしまっているものだから、抵抗など感じるはずもない。ミレーの魔力に魔族の力をも混じらせた少女は、今夜の遊び相手が見つかった、と鼻歌交じり。そうしてそのまま)

「へぇ、転移かぁ――ん、其れじゃよろしく」

(一緒になって、路地裏に消えていく。一瞬、瞬くような光。そして2人はどこかへ――)

ご案内:「王都マグメール 酒場通り」からリーシャさんが去りました。