2023/05/20 のログ
ビーン > しばしそんな妄想に浸ってから、小さくなるお腹の主張に気づいて、少年はギルドの食道へと足を向けていくのであった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区「冒険者ギルド」」からビーンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にタマモさんが現れました。
タマモ > 王都マグメール、平民地区。
その中央付近にあるだろう、程々の大きさと言える公園。
混み合う…なんて程ではないが、そんな場所だからこそ、それなりの人の行き交いはある場所だ。

そんな公園の入り口辺りに設置された、少々目立たなさそうな位置にあるベンチ。
そこに、のんびりと寛ぐ少女の姿があった。
ただ、そうはしていても、その視線はちょくちょくと入り口へと向けられているのだが。

少女の行動は、いつも気紛れ。
あの入り口を通る、これだ、と思えるような相手が見えたら、そこに施した術を発動させるのだ。
まず、己に対してのみの認識力を失わせる。
そして、周囲からの相手の認識力を、微妙なものにする。
…まぁ、言ってしまえば、そこに居るが、何をしていても意識されない、そんな感じだ。
そうしたところで、好きに悪戯したり、弄んだりしよう、と言うもの。
いつも通りの、禄でもない気紛れであった。

もっとも、どうしても、これ、と言った相手が見られなければ。
適当に散歩なり、露店巡り等をして、暇潰しをしよう、と考えているのもいつも通りだ。

タマモ > 空を見上げる、今日は見事な晴天だ。
良く日が差している、だから…

「………うむ、暑い」

ぽつりと呟き、ぽんっ、と手元に唐傘を出せば。
ばさり、唐傘を広げて日を遮る。
本当は日陰を選びたかったのだが、都合の良い場所にベンチは無かった。
いっそ、どこかのベンチを引っこ抜き、移動させてやろうか、なんて事も考えたのだが。
さすがに、それは止めておいた。
こっそりやっているのに、目立ってどうするんだ、と言うのが理由である。

元々、その姿が目立っている?きっと気のせいだ。

ともあれ、変わらずに、その目立ち難いベンチに腰掛けたまま。
その時が来るのを、のんびりと待っているのだ。
冷たい食べ物や飲み物も、ついでに募集中。

タマモ > まぁ、頼んでもいないのに、冷たいものが与えられる訳もなく。
日傘代わりの唐傘で、日の光を遮るのみ。

こうして、のんびりとする日々も多いのだから。
目的が達せられようと、達せられずとも、とりあえず、良しとしておこう。
適当に、ここまで、との時間を決めて、それまでに達せられないならば。
後者の選択で、本日は過ごすまで。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からタマモさんが去りました。