2023/05/16 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にランバルディアさんが現れました。
ランバルディア > とあるギルド内、酒場の一角。
知らぬ先客がいなければ、指定席のようになりかけているテーブルに腰掛けている男こそ。
そのギルドの掲示板に張り出されている“割のいい採取依頼”の依頼主である。

品物はそう珍しくはない薬草。
持ち帰ってきた時の報酬は量に応じて際限無しの即時その場で現金払い。
ギルド所属の冒険者じゃなくても構わない。ギルドへの付け届けは男持ち。
その他諸々都合良く。
ただまあ、受ける奴を選ぶのと報酬支払い後に酒に食事に付き合えというのが御定まりのようで。

ランバルディア > やがて、細い、薄い、ちいさい――そんなシーフの娘が草の束を抱えてやってきて。

質のいい仕事には色を付けようとギルドから河岸を変え――。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からランバルディアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」にエデンさんが現れました。
エデン > 冒険者ギルドに冒険者が姿を現す、その目的は大体決まっているものだろう。
今、依頼が並んだ掲示板の前に立っている彼女もそうした例に漏れない…そう思えるもの。
実際に自分に見合った依頼を探しているのだから、間違ってはいない。
だが、彼女にはそれ以上の目的が存在していた。

オトモダチを探す事、オトモダチとの仲を深める事。

彼女に見合う依頼を受ける時は、そう高くはない彼女の腕に見合う低いものだから、見習いや駆け出しの冒険者と組む事となるだろう。
その場合は、どちらの目的にも該当する事が多い。
そのレベル帯には色んな人達が居るからだ。

もう一つは彼女よりも高いレベルの依頼を受ける時。
その場合、既にオトモダチとなっている相手からの誘いとなるだろう。
その場合は、仲を深める為に一緒となる事となる訳だ。

「さて、今日はどんな依頼にしようかしら?」

右から左へとゆっくりとした足取りで歩きながら。
時々周囲の他の冒険者達へと目を配らせながら。
彼女は今のところは丁度良い依頼を探していた。