2023/02/28 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/鍛冶屋」にアレッタさんが現れました。
■アレッタ > 平民地区の大通りからやや逸れた路地にある小さな鍛冶屋。
店先や店内にはショートソードやロングソードが置かれ飾られている。
そして店内からは鉄を打つ音が響き、今まさに何かを打っているという様子。
「ん……これで大体は完成。後は焼き入れと研げば終わり」
そんな店内の鍛冶場で今打っていた武器を眺めては水の中に沈めて一息を吐き。
しばしの休息後に完成させてしまおうと決めれば使っていたハンマーを置き。
椅子に座ってはもしお客が来れば対応できるようにしながら体を休めて。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/鍛冶屋」にコルネさんが現れました。
■コルネ > 少女が腰かけて休んでいると、長身で体格の良い、褐色肌の青年が入店し。
きょろきょろと店内を見渡すと。
「おう、店番の姉ちゃん、店主は何処にいるんだ?
ここぁ、鍛冶屋で会ってるよな?」
少女を店番と見たのか、そう声を掛けてから。
持っていた長い刀を見せながら。
「此奴の研ぎと整備を頼みたいんだけどよ、ほら早く店主よんでくれねぇかな?」
何処か乱暴な口調で、少女を急かしてくる。
ただ、言葉の発音は正確なので育ちが良いのかと、そんな事を伺わせる。
■アレッタ > 「いらっしゃい、鍛冶屋であってるよ」
休憩を始めて少しすればお客がやってくる。
自分とは違い背が高く大柄の肌が褐色に焼けた青年を見上げ。
「研ぎと整備は時間があるから大丈夫だよ。店主はここにいる」
長い片刃の剣、確か刀っていう武器だったと珍しそうにそれをみて。
それの整備と研ぎは大丈夫だと返しつつ、失礼な物言いに見上げる視線を強め。
自分が店主だと言えば椅子から立ち上がって青年を見上げるが、それでも身長差はかなりあり。
一見すれば背伸びをする子供にしか見えて居なく。
■コルネ > 「んぁ…お前さんが店主だってか?
…本気でいってんだろうなぁ、んーむ」
立ち上がった少女が店主だと名乗り、研ぎなども問題ないというので。
思い切り疑問の浮かんだ顔で、首を傾げながら。
店内を見渡し、飾られているショートソードやロングソードを見つめ。
「んじゃ、質問して良いか、店主さんよ?
この長剣はいつ頃打ったもんだ?」
本当に少女が店主であればすっと答えられるであろう質問を投げかけてくる。
要するに、不躾にも少女を試しているのだと、隠す気もなく。
■アレッタ > 「そう、ここはあたしの店。
店主がそう言って何が悪い」
自分の店なので店主だと名乗るが青年の顔に浮かぶのは疑問。
この国の人間はどうして見た目で判断するのだと文句は浮かぶが口にはせず。
「いいよ、何でも。
それ、それを打ったのは先週。
鍔にソードブレイカーの機能を付けた試作品」
青年が飾っている武器に視線を向けている事に気が付き。
問いかけられた質問、剣を打った時期を尋ねられるとさらりと答え。
そのうえで奇怪な鍔の形状についても説明をして。
■コルネ > 少女の答えに、鍔を見て、その言葉嘘が無いだろう事を納得して。
少し感心したような表情を見せると。
「嘘はねぇ、みたいだな…ふーん。
ってことは、店主さんは見た目通りの年じゃねぇ、って?」
更に問いかけを告げながら。
ま、そっちはどうでも良いんだけどと呟くと。
「そんじゃ此奴を任せてみてもいいかもな。
ちと骨が硬いのとやってな、刃筋を立てきれなかったんだよなぁ」
少し離れろと、片手で合図してから、斬馬刀を引き抜いて見せる。
小さくだが、何ヵ所かの欠けが見て取れるだろう。
■アレッタ > 納得をした顔を見れば当然というように鼻を鳴らし。
表情が変われば椅子に座りなおして。
「あたしが打った剣だから覚えてる。
ドワーフを見るのは初めて?」
問いかけに年齢は答えないが種族を告げ。
どうでもいいと聞こえれば、なら聞くなというように少しだけ眉が動き。
「研ぎと整備はこれ以外?
いったい何を切ったの。随分と派手にやってる」
青年の合図に椅子事後ろに下がって離れ。
抜かれた巨大な剣、斬馬刀の刀身を見れば欠けている個所がいくつか。
数日貰えれば直せることを告げつつ、何を切ったのかを気にして。
■コルネ > 「いや、男のドワーフは何回かあるが?
どう見ても店主は、店番程度の年齢にしかみえねぇぞ、ぶっちゃけ、此処の店の娘かと思ったしな。
ん。という事はドワーフなのか?」
ドワーフの男などは見た事はある。
しかしそれと目の前の少女の問いが繋がって、少女が自身をドワーフと言っていると気づいて。
「あぁ、それを頼む。
あ、なんかでけぇ亀だったな、甲羅は避けて首を断ちに行ったんだけどよ。
思ったいじょに骨が硬くてな、んで少し刃筋がずれた」
こう、首を伸ばした所を斬、てなと手を使い説明して。
数日と聞いて、頷くと。
「そんじゃ頼むわ、あー…店主さんよ、名前聞かせてくれっか?
俺はコルネだ、見ての通り冒険者だな」
■アレッタ > 「それはそれで珍しいよ。
見た目で判断すると大変な目に合うよ?
娘じゃなくてあたしは店主、そういった」
男でも同族にあっているのは珍しいと青年をみて。
自分はドワーフだともう一度頷いて。
「これ一本ね。
でっかい亀?そんなのがいるんだ。
首をね……もしまた遭遇して甲羅が綺麗なら買い取ってもいい」
説明を受ければ結構な大きさに思え。
次にそれを見た時にはとそんな事を口にしつつ。
「じゃ、引き受けた。
名前?あたしはアレッタ、コルネだったね」
冒険者と聞けば納得し、名前を名乗れな小さく笑みを見せて。
■コルネ > 「いや、別に店主だって事はもう疑ってねぇって。
ただなぁ…見た目が人にしたら12,3…いって14くらいに見えるんだよ、お前さん」
だから店番に見えるし。
ぱっとみでドワーフという種族に見えなかったと、笑いながら。
「今回はその甲羅に用があるって依頼だったからな。
だから、甲羅壊すハンマー系の人間は抜けてたからなぁ。
その内見たら、今度は持って来てやるよ、ただ人一人分以上あるサイズだぞ?」
大亀の類で、住んでいる場所で甲羅の硬さや成分が変わるとか依頼主が楽しそうに言ってったなと。
「アレッタか、よろしくなアレッタ。
料金はどのくらいだ、これでたりるか?」
報酬でもらったらしき金の入った小袋も置いて、釣りがあったら刀と一緒に渡してくれ。
たりなきゃ、その時払うからよ、と告げて。
■アレッタ > 「それならいい。
……見た目はもういいから」
疑っていないと聞けなそれで良いと告げ。
見えないと言われ見た目を言われればもういいと。
「依頼内容、言ってよかったの?
甲羅を持って帰るならそれでしかないよ。
それでいい、使い道は色々とあるから」
住んでいる場所で硬さや成分が変わると聞けば感心し。
そう言う物なら猶更見てみたくなり、大きさはそれはそれで使い道はあると。
「こちらこそ。
代金は……実際に研いでみないと、これだけ大きいと。
これ、手付で受け取っとく、余ったら返す」
男の言葉に多ければ一緒に返すと。
そして多分足りないことは無いと告げては、少しだけ重そうに斬馬刀を持ち上げて。
■コルネ > 少女の言葉に、そうかと軽く頷くと、
「んぁ、別に守秘義務依頼じゃなかったぞ、依頼主も雑談みてぇに言ってたし。
首出すまで、数時間気配消して近くにいるにいのが面倒だったな。
まぁ、製作系の人間がそういうなら」そうなんだろうな、その時は買い取るか、何かつくってくれよな」
亀を倒すのに、今度は最初から奇襲しようと決めて。
亀だからか、警戒心はh強くてめんどくさかったとため息をついて。
「はは、中々そのサイズの斬馬刀はないからなぁ。
アレッタよりでかいもんな、いや…俺より長いんだけどよ、これ。
そういう感じで頼むわ、今はそれ以上もってねぇし」
今請求されてもそれ以上出せないときっぱり言って。
重そうに持つ様子を笑いながら見て。
「しかし…こうあれだな、アレッタがそれ持つとサイズ差すっげぇなぁ」
何が面白いのか、からからと笑って。
■アレッタ > 「それならいいけど。
数時間も待つとか頑張れるね。
物を見て買い取るか作るか考えるでいい?」
時間がかかるとはいえ数時間はよくやると考え。
それを待って倒した青年も大概だと思いはしたが口にはせず。
「この大きさ、多分見るのは初めてだよ、あたしは。
大体……あたしの倍のサイズはあるよね、これ。
うん、それでやっとく」
支払いは労力次第、なので吹っ掛けたりはしないと告げて。
思いが持てなくはない重さなのでそのまま奥へ運ぼうとして。
「コルネより大きいなら、あたしならこうなる」
そう言っては笑う男に当たり前と返して。
■コルネ > レンジャーやシーフじゃない方余計になと、愚痴の様に言って。
とは言え、一太刀で首を落とせそうな武器と、音を立てずにいられそうなのが自分しかいなかったからなと。
自慢の様に話しながら。
「所謂東方のだしな、その中でも名前の通り馬も切れる。
正確に言や、馬事乗ってる人間を斬る、んだがな。
まぁ、3mは行くかって所だな、その位のながさねぇと馬と人一緒に斬れねぇよ。
おう、まかせっぞ…だめだったら別にもっていくけどな」
ははと、そんな長髪めいた事を言って。
「そらそうだ、親子かってくらいの身長差あるしな。
おら、どこもっていくだ、入って良い所なら案内してくれや」
見ていてじれったくなったか、斬馬刀を取って、運び始める。
■アレッタ > 青年の話は最初は愚痴のようだったが段々と自慢の様になり。
凄いねと聞いているか聞いていないかというように相打ちを打って。
「馬ごと人を切ろうなんて変わってる。
そんなサイズを振り回せるのも十分変わってる。
研いで欠けた部分を直すなら直ぐにできるから」
挑発のような言葉には、この程度なら楽だと返し。
折れていなければどうとでもなるのだと。
「見た目もそうかも。
何処って奥の鍛冶場。入るのは自由だよ」
運ぶのは少々骨だが運べなくはない。
しかし青年が運んでくれるなら任せて鍛冶場に案内をしていく。
■コルネ > 「東方じゃ、そういうのが誉だったらしいぞ。
こっちだと、でか物相手に使うのが一番おおいけどなぁ」
本来と違い、こっちではでか物相手のに都合のいい武器だよなと、笑い。
とはいえ、振り回せる場所も見極めないと、使えもしないんだよなと。
当然広さはあっても室内で振る物では無くて。
「おれにアレッタ位のの娘がってか、この国なら絵図らしい話でもねぇわな。
鍛冶場ってのは、普通は立ち入り禁止じゃないのか?
ま、いいならいいんだが」
案内され斬馬刀を運んで。
少女では横には持てそうだが、それでは扉などを通り辛かったであろう事は確かで。
「ほー、鍛冶場ってのは暑いんだな。
だから、そんなに薄着なのか、アレッタは」
誘いかと思ったぜと、冗談めかして笑って。
■アレッタ > 「こっちでこんな大きいのを使うのは大物狙いか物好きだし。
その類かと思ってた」
これだけの大きさなら使える相手は限られそうに思えるが。
笑う青年を見てちゃんと考えて使っている様子に感心し。
少なくとも室内では振り回さないだろうと思って。
「どこでもあり得る話に思うけど。
そういう所もあるけど、あたしは気にしない。
それよりも運んで」
自分で運ぶ手間が省けたと青年に運搬を頼み。
鍛冶場につけば普段は作った武器の最終仕上げをする台に乗せてと指示して。
「炉を常に燃やしてるからこうなる。
汗だくで仕事も出来ないよ」
薄着な理由はそれだけではないがそう言うことにし。
誘いと聞こえればじっとした目で見つめて。
■コルネ > 物好きな事は否定しきれないので、その言葉には肩を竦め。
とはいえ、使えない時用の脇差であり、目立たないがそれも持ち歩いていて。
「そらそうだ、10歳さもありゃ、下手すら母娘に見えるわな。
アレッタと俺じゃ、肌と髪色がちかいしな。
とはいえ、まだ子供とかいねぇぞ…いや、知らされてはいねぇ、ぞ」
黒髪褐色肌の二人、ぱっと見受ける感じは似通った、だろう。
そして男は少なくともそういう経験があり、出来てるかもしれない事は認めつつ。
「はいはい、運べばいいんだろ。
ふーん、こんな所で長く仕事してるら、背がのびねーんじゃねーか?」
暑い炉の前で、そんな言葉を冗談ぽく言って。
ジトッとした目で見られれば、冗談だってのと、手をひらひらと振って。
身長も種族柄だろと、にやりと笑い。
■アレッタ > 「10歳差ぐらいならあり得る。
そういえば……似てるね。
もしかしたらいるかもね」
同じような髪色に肌、人前で父と呼べば面白い事になりそうと口元に笑みが浮かぶ。
そして聞こえた言葉に居そうと一言だけ。
「見学料代わりにね。
背はそのうちに延びる、場所は関係ない」
冗談だと判る言葉だが背は関係ないと告げて。
判っているならそれでいいと青年をみて。
「三日後に一度来て。それまでに研いでおく。
整備はその後でいい?」