2023/02/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にクレイさんが現れました。
クレイ >  
 とある酒場……なのだが、今日は少し雰囲気が違う。
 あまり酒場らしくないというべきか、酒場らしいのが一部というべきか。

「……」

 この男も気にせずに酒を飲んでいるが、空気が死んでるのはそれはそれで気になる。
 なんでこんな事になっているかと言えば……不良衛兵が居合わせてしまったのだ。
 そいつらが横柄に占領し、更に言えばセクハラまがいの言動を繰り返し、ナンパまでしだす。男は追い出しにかかるしと滅茶苦茶である。
 当然この男の方にもよってくるが。

「あ?」

 ドスの聞いた声で聞き返せばスゴスゴと帰っていく。上の方の騎士ならばともかく、下の方でくすぶっている衛兵程度にひるむ男ではない。
 周りからどう映るかはしらない。

クレイ >  
 人によっては衛兵以上に恐ろしい存在に見えるかもしれないし、逆にこいつの傍なら衛兵に襲われないみたいな考えも出る。
 そんなある意味緩衝地帯のような、火薬庫のような微妙な立ち位置にいる男。
 店を変えないのは、単純に今更変えるのが面倒だから、なのだが放置すればそれはそれで面倒な事になりそうな気もする。
 とはいえ、ここですごすごと部屋に戻ったりすればそれはそれであいつらがある事ない事を吹聴しそうでそうも出来ない。
 これはこれで面倒だなぁなんて考える。

「さっさと帰らねぇかな」

 思わずボソッと声を出す。
 そうしてくれたらどれだけ楽か。